【目次】
・ファンデをきれいに塗るにはメイクスポンジがいいの?
・化粧のノリやモチも◎メイクスポンジの使い方
・使いやすい卵型やプチプラも!おすすめのメイクスポンジ
・定期的なお手入れを!メイクスポンジの洗い方
ファンデをきれいに塗るにはメイクスポンジがいいの?
ファンデーションの効果を最大限引き出して肌をきれいに見せるには、どのような点に注意すればよいのでしょうか。ファンデーションを塗るときのポイントや化粧品小物の使い方を紹介します。
肌を美しく見せるファンデーションの使い方
厚塗りやムラ感に気を付けて
リキッドやパウダーは、どちらの場合でも塗りすぎには要注意です。ファンデーションはスポンジやブラシに少量ずつ取り、様子を見ながら塗っていきましょう。厚塗りになるのを防げる上、肌に立体感を出しやすくなります。
また、リキッドやクリームは塗り終わったら手のひらで顔全体をプッシュします。体温を肌に伝えるように優しく圧力をかけることで、ファンデーションのフィット感が高まるのです。一方、パウダータイプは仕上げにフェイスブラシを使うのもおすすめです。内側から外側にブラシを動かし余分な粉を落とすことで塗りムラの防止になり、肌にツヤ感が出ます。
スポンジやブラシの効果的な使い方
パウダーファンデーションの場合、ブラシを使うとふんわりと軽めの仕上がりに、スポンジを使うとセミマットな仕上がりになります。ナチュラル感がほしいならブラシ、カバー力がほしいならスポンジと使い分けましょう。また、リキッドファンデーションを使うなら、スポンジはラウンドタイプを選びます。小鼻や目元などの細かい部位がぐっと塗りやすくなるはずです。
一方、ブラシを使う場合は、頬の高いところやカバーしたいところをブラシでトントンと叩きましょう。ファンデーションがよくなじみ、肌が一層きれいに見えます。さらに小鼻や毛穴が気になる部位はブラシをくるくると回すと毛穴が隠れ、毛穴レスな肌に近付けます。
化粧のノリやモチも◎メイクスポンジの使い方
スポンジを使ったきれいなツヤ肌の作り方
How to
1.パフにファンデーションを2度付ける。
2.色ムラが気になる部分、頬の高い位置からのせていく。
3.鼻、おでこ、口周りへ満遍なくのばしていく。
4.鼻は下から上へとすべらせていく。
5.まぶた、目の下のシワは、顔の外側から内側に向けてトントンとなじませていく。
6.目の周りはファンデーションを足さずに、パフについた残りをなじませる。
7.さらに首にもパフについた残りをのばし、気になるシワを丁寧に仕上げる。
リキッドやクリームでも手が汚れないスポンジの使い方
手に出さなければいいんです。容器に出してブラシやスポンジなどでつける発想の転換でメークのストレスは軽減できます。
\リキッドやクリームは、容器に出す/
いらない中ブタの1枚や2枚はあるはず。そこに1回量を出して。
\スポンジかブラシでつける/
スポンジにしっかり吸い取らせてから、肌の上に呼び戻す感覚で。
厚塗りを防ぎ、赤みも隠すファンデーションの塗り方
How to
1.フタの裏に1回量のファンデーションを出す。
2.スポンジにファンデーションを吸わせる。
薄づきにしたいときはスポンジを濡らして絞ってから!
3.肌にポンポンと押し込むイメージでスタンプ塗りをしていく。
4.頬骨周りは骨の丸みに沿わせて柔らかく、他の部分はしっかりと圧をかけてなじませる。
5.目の周りや口周りは、ファンデーションを足さずに残ったもので薄く。
素肌に近いナチュラルな仕上がりに!
クリームチークやアイシャドウを塗るときもメイクスポンジが活躍!
How to
クリームチークは頬を中心に丸くのせたら、パフの広い部分で周囲に広げていって。
まぶたになじませたカラーは、パフの角を使ってぼかしていく。
指塗りをやめると、手早くきれいに仕上がる!
使いやすい卵型やプチプラも!おすすめのメイクスポンジ
汚れが落ちやすいシリーズ(リキッド・パウダー用)
汚れが落ちやすいパフ (リキッド用) ひし形 ¥380 (税抜)
小鼻や目尻などの細かいキワまでしっかりカバーできるひし形がポイントの、リキッドファンデ用パフ。適度な弾力によって力が分散されるため、ファンデーションを均一に塗布することができます。
汚れが落ちやすいパフ (パウダー用) 長角形 ¥380 (税抜)
同じく「汚れが落ちやすいパフ」シリーズのパウダーファンデ用。清潔に保ちやすいだけでなく、使い心地のよさにもこだわられているのがうれしい。2個入り。
ロージーローザ|バリュースポンジ ダイヤ型タイプ M 6P
豊かな厚みでムラのない仕上がりのダイヤ型スポンジ。リキッド・クリームファンデーション、パウダーファンデーション(水あり、水なし)、コンシーラーなどマルチに使えるリッチな厚みのダイヤ型ふわふわ感触スポンジ。
▲B:ロージーローザ バリュースポンジ ダイヤ型タイプ M 6P
貝印 KOBAKO|ベースメイクスポンジD 4個
ソフトな肌あたりで、あらゆるベースメイクに対応するスポンジ。角やカーブが使いやすく、お肌にフィットします。適度な厚みとサイズ。形もシンプルで使いやすい。
▲左:貝印 KOBAKO ベースメイクスポンジD 4個 ¥1,000
メイクアップ フォーエバー|メイクアップブレンダー
湿らせたスポンジでリキッドファンデーションをたたき込むように、顔の中央から外側へパッティングすると、厚くならず肌と一体化するようにピタッとなじむ。おすすめのスポンジはこちら!
▲右/水を含ませて使えば、 ファンデーションが肌に密 着して毛穴レスに。ビュー ティブレンダー プロ ¥2,7 60(代官山アトリエレザン) 左/丸みのある面と斜めカ ットの平面を使い分けて、 完璧カバー。メイクアップ フォーエバー メイクアップブレンダー ¥1,500
定期的なお手入れを!メイクスポンジの洗い方
メイクスポンジ(パフ)を洗うのにおすすめの身近なアイテム
メイク用品の中でも直接肌に触れるパフは清潔に保ちたいもの。パフが汚れたら、その都度買い換える人もいるかもしれません。しかし、こまめに洗って使えば「経済的」かつ「衛生的」です。少なくとも週に1回くらいのペースを目安に、定期的なお手入れがおすすめです。
身近なアイテムでも洗浄できます。必要なアイテムは次の通り。
・洗浄液
・ボールか洗面器
・タオル
・洗濯ばさみハンガーや平干し用ネット
パフの洗浄専用のクリーナーが販売されていますが、どの家庭にもある身近な洗剤などで代用できます。それぞれの特徴や洗い方のコツを見ていきましょう。
さっぱりとした洗い心地の石けん・洗顔料
ハンドソープ・固形石けん・洗顔料などは、パフの洗浄におすすめです。さっぱりした使用感の石けんや洗顔料は、パフに付いた余分な化粧品や皮脂を落とすのに役立ちます。固形の石けんは一般的に、液体の石けんより洗浄力が高いといわれていますので、油分を洗い落とすのには効果的です。肌が弱い人は天然由来の石けんなどを選びましょう。
汚れのひどいパフは、なかなか泡立たないこともあるようです。泡タイプの石けんや洗顔料をうまく使い、一度に洗おうとしないで、洗浄とすすぎを繰り返すようにしましょう。
油汚れに強い食器用洗剤
頑固な汚れなら、油汚れに強い食器用洗剤もおすすめです。特に、パフの上に汚れの塊が見える場合や、パフ全体が黒ずんでいる場合は食器用の中性洗剤の洗浄力が強い味方になります。
食器用の中性洗剤は、肌に残るとダメージを引き起こしかねません。パフを洗う場合は、十分水で洗い流します。それでも気になる人は、肌や環境に優しいタイプの洗剤を選ぶといいでしょう。
顔に使うクレンジングオイルを使う人もいますが、パフだとなかなか汚れが落ちないうえ、オイルだからすすぎにも時間がかかるため使い勝手はあまり良くありません。すすぎ残しも気になります。
メイクスポンジ(パフ)の正しい洗い方
洗浄液をパフへのせる
まず、パフの上に洗浄液をのせ軽くもんでなじませます。「泡タイプの石けんや洗顔料」や「食器用洗剤」はクリームや液体状のためパフになじませやすいです。
一方、固形石けんはパフに直接こすり付けると、パフの表面が傷付いたりへたったりする可能性があります。固形石けんは水にぬらし、泡だててからパフになじませるのがおすすめです。
汚れの度合いにもよりますが、普段のお手入れ程度であれば洗浄液は少量で済みます。普段のスキンケアや食器洗いに使う量よりかなり少なめの半プッシュ程度でOKです。
ぬるま湯を含ませてもみ洗い
パフはデリケートなので熱湯は厳禁です。お風呂よりも少しぬるいくらいのぬるま湯でもみ洗いします。パフをもみ洗いするときは、流水よりもボールや洗面器にためた、ぬるま湯を使う方が簡単です。パフの表面や毛先をつぶさないように優しくもむと、パフの奥から汚れが浮かびあがります。
パフの汚れがひどい場合やよりきれいに仕上げたい人は、つけ置いたり、長時間もみ洗いしたりしたくなるかもしれません。しかし、つけ置きはパフが劣化する原因になります。もみ洗いも30秒ほどにとどめましょう。
パフは空気や水分を吸収しやすく、かつ排出しやすい素材でできています。洗浄は短時間、軽い力で済ませるように意識しましょう。
流水ですすぐ
パフを洗うときは、洗浄剤を付けてもみこむことより「すすぎ」に重点を置きましょう。すすぎは流水で行います。
パフから濁った水が出なくなれば、すすぎは終わりです。パフをすすぐ手元の下に、ボールや洗面器を置くと、すすいだ水がたまります。たまった水が透明に近付いたら、汚れや泡が落ちたサインです。
また、食器用洗剤を使う場合、パフに残るとメイク後に肌トラブルになりかねません。特にしっかりすすぐようにしましょう。
\メイクスポンジ(パフ)をしっかりと乾かす方法/
タオルで挟み水気を取る
洗い終わったパフは、軽く絞った後タオルで挟んで水気を吸い取ります。ギュッと絞ったりタオルの上からたたいたりするのは、パフが傷むので禁物です。水がしみ出てこない程度になるまで優しくトントンと抑えるくらいがよいです。
風通しのよいところで乾かして
パフの湿り気が軽くなったら、風通しのよいところで陰干しします。持ち手が付いているパフは、洗濯ばさみなどで止めて干すのもOKです。持ち手が付いていないパフは、平干し用や洗濯用のネットを使うとパフが傷まず、しっかり乾かせます。
平干しするときは肌に触れる面を上にしましょう。ネットやタオルなどの上でパフを立てて干すときは、数枚のパフで支え合うようにして干すと乾きが早く、おすすめです。