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BEAUTY メイク

2024.01.28

【最新】30~40代の抜け感メイクテク6つ!基本~応用までを徹底解説

 

今っぽいメイクを叶えるなら、やりすぎない抜け感を与えることが大切。メイクの足し算と引き算のコツを押さえることで、より一層大人の魅力を引き出してくれます。今回は、大人女性におすすめの抜け感メイクテクニックを6つご紹介。パーツ別の応用メイクテクやおすすめコスメも紹介するので、大人の抜け感メイクに挑戦したい方は必見です!

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抜け感メイクとは?

素材を生かしたナチュラルなメイク

「抜け感メイク」とは一般的に、フルメイクからパーツメイクを引き算していくメイク方法のこと。すべてのパーツに気合いを入れるのではなく、どこかに〝抜け〟をつくること、これが大切だと言われています。そんなバランスのいい大人の抜け感メイクの方法をご紹介!

大人の抜け感メイクのポイント

ベースメイクは薄膜で重ねる

ヘア&メイクの佐伯エミーさんに「美しくくずれにくい肌に仕上げるコツ」を聞きました!

佐伯エミーさんのプロフィール写真
「下地はファンデとの密着性を高めて保湿する効果もありますが、たくさん使えばいいわけでなく、むしろ下地をつけ過ぎるとくずれやすくなります。ベースメイクは、下地、ファンデーション、コンシーラー、パウダーを薄膜で重ねるのが〝美しくくずれにくい肌〟に仕上げる近道です。ファンデーションだけで肌悩みを塗り隠そうとすることもくずれの原因になりますし、厚塗り感が出るので避けましょう。シミやクマはコンシーラー、毛穴の開きやくすみは下地、と適材適所でアイテムを駆使することが大切です。仕上げのルースパウダーはファンデーションを密着させるために必要ですが、こすれやすい部分やくずれやすい部分のみでOKです。

そして大切なことが、もうひとつ。なにかを塗ったらその都度、しっかり密着させることです。ちょっとしたことでくずれにくさが格段にアップして美肌をキープできるのでぜひ試してみてください」

1.下地を指のはらで薄く塗り広げる

下地を頬に塗り広げている写真
「下地は多すぎても少なすぎてもくずれの原因に。5mm程度のパール粒を指にとり、指のはら(第2関節くらいまで)に広げてから塗布します。こうすると薄膜でムラなく塗れます。頰の内側から外側へと塗りのばし、そのあとに額、鼻、あご、目元にも塗ります。最後に乾いたスポンジで顔全体をトントンするとなじみがよくなり、余分な油分がオフできます」

2. コンシーラーでクマをカバーする

頬にスポンジを当てている写真
「クマのカバーには、オレンジ系コンシーラーを使います。コンシーラーで整えたあとにファンデーションを重ねるとオレンジがなじんで自然に見えます。カバーするときは、クマよりも少し広めにコンシーラーをブラシでのせ、コンシーラーと肌の境目を乾いたスポンジでトントンとなじませます。境目以外の部分までスポンジを使うとコンシーラーがとれてクマが見えてしまうのでNGです。シミ部分はファンデーションのあとに目立つところだけ塗ります」

3.ファンデーションを水ありスポンジで塗る

こめかみにスポンジを当てている写真
「冬は保湿力のあるクリームファンデーションに切り替えるのがおすすめですが、手持ちのファンデーションで保湿力を高めたいときはスクワランオイルなどを1滴混ぜると潤いとツヤがアップします。塗布するときは、水に濡らして軽く絞ったスポンジを使います。密着力が上がり、薄膜で均一に塗ることができます。

ファンデーションを手の甲にとったら(クリームファンデーションの場合、全顔で小豆ひと粒大が目安)、スポンジに半分くらいとり、頰の内側から外側へ向けてトントンしながら塗り広げます。頰全体を塗ったら残りのファンデーションをスポンジにとり、額や鼻、あご、目元なども塗ります。マスクを着用すると目まわりに視線が集まりやすくなるので、こめかみまでキレイに整えましょう。顔全体を塗り終えたら、スポンジでもう一度全体を軽くトントンとなじませます」

4. ブラシを使い、ルースパウダーを部分的につける

おでこにブラシを当てている写真
「ルースパウダーをつけるときは、大きめのブラシを使うとつき過ぎを防げます。ルースパウダーの蓋などに粉を出し、ブラシをクルクルと動かして粉をブラシの中まで含ませたら手の甲で軽くトントンとなじませてから使います。つける部分は額やフェイスライン、鼻などのくずれやすい部分、マスクで擦れやすい部分のみです。ふわっと粉をまとうようにつけます」

5. メイクの上からハンドプレス

手のひらで頬を押さえている写真
「ルースパウダーまでつけたあと、肌全体を軽くハンドプレスすると肌、下地、ファンデーション、ルースパウダーがしっかり密着してくずれにくくなりますし、粉っぽさのない美しい仕上がりになります。ハンドプレスするときは肌と垂直になるように手のひらを軽くあてるだけでOK。グッと押したり、横に動かすとヨレてしまうので気をつけて」

アイブロウは下処理でもっさり感解消

眉メイクは「色で地肌を埋めるもの」と考えがちですが、それだけだと〝海苔のようにのっぺりした眉〟になりやすいんです。「眉は立体感を意識したほうが自然な美眉になる」とヘア&メイクの佐伯エミーさんはいいます。

1.スクリューブラシでベースメイクをオフ

スクリューブラシで眉を整えている写真
「眉毛のなかに入り込んでいる下地やファンデーションをスクリューブラシで取ります。眉頭から眉尻まで、ブラシを左右に動かして払い取るようにしっかりオフしたら、眉頭から眉尻へ毛流れを整えます」

2.フェイスパウダーをつける

眉にブラシを当てている写真
「フェイスパウダーをつけると眉毛の中がサラサラになり、アイブロウの色がキレイにつきます。ブラシにフェイスパウダーを含ませ、手の甲でトントンとなじませてから眉毛に塗布。眉頭から眉尻までブラシをクルクル動かしてフェイスパウダーをつけたら、最後に毛流れを整えます」

3.アイブロウパウダーを薄平ブラシでつける

ブラシを眉尻に当てている写真
「眉の形と色味を整えるためにアイブロウパウダーを使います。アイブロウペンシルを使う人も多いですが、ペンシルで描くときの筆圧が強いと眉毛が抜けてしまうことがあるのでパウダーがおすすめ。アイブロウブラシは薄く平たいブラシを使うと、細かい部分までキレイに描けます。眉頭は抜かし、眉の上と下を描き足して形を整えます。ブラシで一気に線を描くのではなく、5mm程度の線をちょこちょこと描くようにしましょう。

眉全体にパウダーをつけるときもブラシでちょこちょことつけます。今っぽい眉にするなら〝ストレートで、眉山はなだらかなアーチ形〟ですが、自分の眉に自然に沿う形でもOKです。ただし、長すぎる眉尻は古臭く見えるので要注意。眉尻は、口角→目尻の延長線上よりも内側で収めましょう」

4.アイブロウリキッドで毛を描き足す

リキッドタイプのアイブロウで眉を描いている写真
「毛が少なくて地肌が見える部分はアイブロウリキッドで描き足します。ここもペンシルではなくリキッドがおすすめです。眉頭を描くときは上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下向きと毛の向きに合わせます。2〜3mm幅でちょこちょこ描くと、自然に増毛したように見えます。眉頭を描きすぎると『海苔眉』になるので気をつけましょう」

5.アイブロウマスカラで毛にハリコシをつける

眉にアイブロウマスカラをつけている写真
「立体感のためにも自眉のハリコシをアップさせます。マスカラを塗るときの向きも大切です。眉頭から眉山へ横向きにつけるのは毛が寝てしまうのでNG! 眉頭は上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下にと、ブラシを細かく動かすことを心がけて。とくに大人は眉頭がポイントで、40代になるとまぶたが重く見えがちですが、眉頭を上向きにしっかり立てることで解消できます」

アイシャドウは横の2色グラデが今っぽい

ヘア&メイク佐伯エミーさんに、抜け感が出るアイシャドウの塗り方を教えてもらいました。

ひと昔前の「縦の3色グラデ」は古臭く見えがち

縦3色のグラデーションになったアイシャドウのメイクをした写真

縦3色のグラデーションになったアイシャドウのメイクをした写真 目を閉じている
「縦の3色グラデや囲み目は今の時代だと濃く、顔がキツく見える原因にも。パールが大きいキラキラ系シャドウも頑張っている感が出てしまうので40代は避けるのがベター」

【これが正解!】目尻をほんのり締める横の2色グラデで今っぽい顔に

横2色のグラデーションになったアイシャドウのメイクをした写真

横2色のグラデーションになったアイシャドウのメイクをした写真 目を閉じている

「目尻1/3程度に濃いブラウンをのせ、それ以外は明るいブラウンのみに。肌感が漂うくらいにするのが今っぽくなるポイントです。チップだと色がつき過ぎる場合があるのでブラシでつけるのがおすすめです。パールはキラキラ系ではなく、上品なツヤ感のものを選びましょう」

1.明るいブラウンをアイホールにのせる

上まぶたにブラシを当てている写真
明るいブラウンをブラシにとり、アイホール全体にのせます。まぶたの中央にブラシを置き、トントンしながら目頭や目尻へスライドさせて全体的にふわっとのせる。

2.濃いブラウンを目尻にのせる

上まぶたにブラシを当てている写真

アイシャドウを塗った目元の写真
濃いブラウンをブラシにとり、目尻1/3にトントンとのせます。横向きの楕円形になるようにし、目尻よりややオーバーめにのせて。

3.下まぶたも2色グラデーションにする

下まぶたにブラシを当てている写真
目頭から目尻まで明るいブラウンをブラシでサッとつけます。そのあと、目尻2mm程度のみ濃いブラウンをのせます。つけ過ぎを防ぐため、アイライン用ブラシなどを平たく小さいブラシを使いましょう。

アイラインは目の輪郭を際立たせる程度に

40歳前後からは目元のハリが失われやすくなり、以前よりアイラインが描きにくくなります。抜け感メイクのブームに乗ってアイラインを引かない「ノーアイライン」にする人もいますが、ハリが失われた目元はアイラインを引かないと小さく、目尻が下がった印象に見られやすいのです。では、40代はどう描くべきか? ヘア&メイクの佐伯エミーさんに伺いました。

「40代になったらアイラインは〝引く〟というより〝まつげの隙間を埋めるもの〟と考え、目の輪郭を際立たせるようにしましょう。もうちょっと目力が欲しいというときも、まつげのほんの少し上に点描きをしてミニマムに留めます。目頭のくぼみまでラインを描くと、かえって悪目立ちするので避けましょう」

1.まぶたを軽く引き上げまつげの間を埋める

まぶたを引き上げながらアイラインを描いている写真
「アイラインを描くときは、反対の指でまぶたを軽く引き上げてから描くとガタガタになりません。指を使わず、眉を上げる動きでまぶたを引き上げるだけでは不十分です。まつげの間を埋めるようにちょこちょこと描き足します。年齢を重ねると粘膜が見えやすくなるので、粘膜が目立つ部分はインラインも描きます」

2.目力が欲しいときはまつげの上を点描き

まつげの上にアイラインを描いている写真
「まつげの間を埋めたあと、まつげのほんの少し上に描き足します。一気に線を引くのではなく、2mm程度の幅で少しずつ点描きをすると目がはっきりしながらも自然に見えます。描くときは、まぶたの下からペンシルをあてましょう。繊細な線が描きやすくなります。目頭から黒目の端まではラインを描かず、抜け感をつくるのも自然に見せるポイントです」

アイメイクをした目元の写真
まつげの隙間を埋め、まつげの少し上に線を描き足した仕上がりがコチラ。目尻もオーバーに出さない自然なフォルムが大人にぴったりで、今どきっぽい抜け感も漂います。

マスカラは黒目の上だけ2度塗りして、しっかりカールアップ

マスカラを塗っている写真
まずは上のまつげ全体を扇形に広げて塗ります。そのあと、黒目の上だけ重ね塗りし、根元から上に向けてしっかり立ちあげます。こうすると、まつげの存在感はナチュラルなまま目元がシャキッとします。下まつ毛はノーマスカラでOK。また、ダマっぽくならないためにマスカラを塗る前にブラシをティッシュオフして余分な液を落とすこと、上向きカールをつくるためにマスカラを塗る前にはビューラーを使うことも、お忘れなく!

チークはベージュオレンジ系でヘルシーに

チークは入れるのではなくは〝まとう〟が正解!「いかにも塗ってます」では、張り切りすぎた印象になり抜けを感じられません。ベージュオレンジ系のチークをまとうように入れて、ヘルシー感を出しましょう。

頬にブラシを当てている写真
粉をブラシに取り、黒目の外側の延長線上にある頬骨を始点に、もみあげ、耳たぶ、エラの3方向へサッとのせて。頬の高い位置に丸く入れたり、濃く色づくまで重ね塗りしたりするのはNG。

メイクをしたモデル写真

自然な血色感をまとった、ヘルシー顔の完成!

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