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BEAUTY メイク

2024.06.12

40代のためのメイクレッスン! 毛穴・シワ・頬延び・クマ… 知らなかったお悩み解消術

20代と40代では肌悩みやメイクの仕方が大きく変わります。ずっとメイクを更新していない方、これが私に合っているんだと思い込みメイクを続けている方、メイク方法をブラッシュアップして“40代のベスト”を更新しませんか? 現在のあなたを一番魅力的に見せるメイク方法を、全力で提案します。

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40代が見直すべき老け見えする【NGメイク】

ファンデーションの厚塗り

シミやくすみなど肌悩みが増えてくる40代。ついやりがちなのが「ファンデーションやパウダーを多めに塗る」こと。でもこれでは隠蔽感ある仕上がりになるだけでなく、化粧崩れを起こしたり、化粧崩れ後の肌が汚く見えてしまったりする原因に…。

40代は下地やファンデ、パウダーの各工程でとにかく薄く・均一に・密着させて塗ることを意識しましょう。ファンデーションだけに頼ろうとせず、他のベースメイクの力も借りながら薄く何層にも重ねて塗ることで、キメ細かく毛穴や色ムラの目立たない美肌が叶いますよ。

盛りすぎアイメイク

ついついやりがちな盛りすぎアイメイク。でも40代は、20代の頃と同じように濃いアイメイクでは過剰に見えてしまいます。しっかりとしたグラデーションやたっぷり塗ったマスカラ、太すぎるアイライナーなどをやめることで、自然と垢抜けた雰囲気になるはずです。

盛りすぎアイメイク

盛りすぎアイメイク

血色感のないメイク

濃く見えないようにとカラーレスなアイテムだけを使っていては、ノーメイクのように見え老け見えの原因に。チークやリップで色が濃く出るのが苦手という方も多いかもしれませんが、大人に血色感は必須です。

血色感のないメイク

どうしても血色カラーが苦手、彫りが深い顔立ちでメイクが濃く見える、という人は、ベージュかベージュみのある血色カラーを使って顔に深みを出しましょう。

悩みの増えてきた肌をヘルシーに仕上げる【ベースメイク】

小ジワ・毛穴・くすみ… 40代の肌悩みをカバーするベースメイク方法
肌悩みが増える40代。でも厚塗りで一生懸命隠そうとすると、古臭い肌に見えてしまいます。ここでは、肌悩みをしっかりカバーしながらも軽やかで自然な印象に仕上げる4STEPを紹介。

STEP1:サラッと軽めの下地を使う

STEP1:サラッと軽めの下地を使う
ファンデーションはクリームタイプを使用するため、下地はみずみずしく軽やかなアイテムを選ぶのがポイント。直径8mm程度の量を中指と薬指の腹にとったら、頬の内側から外側へ向け伸ばしましょう。続いてあご、額、鼻筋へ。両手を使ってスピーディに顔になじませていきます。

STEP2:クリームファンデーションで肌を補正

STEP2:クリームファンデーションで肌を補正
次にクリームファンデーションを塗っていきます。顔の内側にはシミや赤み、毛穴が多く目立ちやすいため、ここをしっかりとカバーすることできちんと感のある肌に。スポンジを水で濡らししっかり絞ったら、直径5mm程度のファンデーションをとって、トントンとスタンプするように顔の内側全体になじませましょう。顔の外側はスポンジをサッとすべらす程度にして。

STEP3:オレンジコンシーラーでクマを消す

STEP3:オレンジコンシーラーでクマを消す
オレンジのコンシーラーでクマを隠しつつ、血色感を出して素肌っぽさを演出します。目元はよく動くパーツなので、リキッドタイプのコンシーラーがおすすめ。クマがある部分よりも少しオーバー気味に直接塗り、その上からファンデーションを塗布する際使ったスポンジで軽くトントンとなじませます。

STEP4:ノンパールタイプのフェイスパウダーで整える

STEP4:ノンパールタイプのフェイスパウダーで整える
最後はフェイスパウダーで肌を整えます。粒子が細かくすべすべ質感のノンパールタイプがおすすめ。ブラシにフェイスパウダーをとったら、手のひらでくるくる回転させ、余分な粉を落とします。頬、鼻筋、額、フェイスラインへとブラシをすべらせ、サッと塗布しましょう。目尻の下、頬骨の一番高い部分はつけないのがベター。

ぼんやりした目元に程よく意志を宿す【アイメイク】

茶色メイクが沈んで見えないアイメイク術

40代のぼんやり目元を引き締めるアイメイク方法
無難なブラウンもいいけれど、目元がくすみやすくなる40代には少し疲れて見えることも。ブラウンの知的さを生かしながら目元を明るくするには、黄みカラーを加えることをおすすめします。

STEP1:イエローをまぶた全体につける

STEP1:イエローをまぶた全体につける
まずはイエローのアイシャドウをブラシにとり、手の甲でトントンなじませたら上まぶたへ塗布します。二重ライン上でブラシを左右に動かした後、ワイパーのように左右に動かしながらアイホール全体へと横幅広めになじませて。黄みが少し強く感じる人は、ベージュをサッと重ねてもOK。その後、ブラウンのアイシャドウをブラシで二重幅に入れ目元を引き締めましょう。

STEP2:パールブラウンを目の下に塗布する

STEP2:パールブラウンを目の下に塗布する
次にパール感あるブラウンを、ニュアンス程度に下まぶたへ塗布します。ピンクみのあるブラウンやベージュ、グレージュもおすすめ。ブラシにアイシャドウをとったら手の甲でトントンし、目尻から目頭へとなじまじませます。そのまま再び目尻へリターンしましょう。さらにブラウンをブラシにとり、目尻5mm程度に重ね奥行きを作ります。

STEP3:ネイビーアイライナーで目を引き締める

STEP3:ネイビーアイライナーで目を引き締める
最後はネイビーのアイライナーで、抜け感をキープしつつ引き締めます。目頭から目尻1/4まではキワに沿って細めに引き、目尻1/4からはやや太めに引いていきます。目尻まできたら1〜2mm程延長し、奥行き感を出しましょう。

きちんと感をキープした濃くならないアイライン術

きちんと感をキープした濃くならないアイライン術

目元のぼんやりは解消したいけれど、アイラインは微調整が難しく濃くなりすぎて上手に描けないという人も多いでしょう。40代は柔らかさがのあるブラウングレーカラーで、まつ毛の間をペンシルで、目のキワと目尻をリキッドで描くと程よく強調された目元が完成します。

STEP1:ペンシルアイライナーでまつ毛の間を埋める

きちんと感をキープした濃くならないアイライン術

反対の指で上まぶたを軽く持ち上げ、目元が見えやすいようにスタンバイ。ペンシルアイライナーを下から当て、まつ毛とまつ毛の隙間をちょんちょんと埋めるように描いていきます。目頭のまつ毛生えはじめから目尻まで埋めましょう。

STEP2:はみ出たラインを平筆でならす

きちんと感をキープした濃くならないアイライン術

少し手間ですが、これをすることで仕上がりの美しさは大きく変わります。平筆をまつ毛の上から当てたら左右に小刻みに動かし、はみ出たラインをぼかしていきましょう。

STEP3:リキッドアイライナーでラインを細く入れる

きちんと感をキープした濃くならないアイライン術

最後はブラウンがほんのり溶け込んだグレーカラーのリキッドアイライナーで、黒目の上から目尻までラインを引きます。太さは0.5mm程度。目尻まで描いたら目を開け、目尻から2mmほど目のフォルムに沿って延長させましょう。

柔らかさと清潔感ある目元の作り方

STEP1:アイホールに色をのせる

左のピンクシャドウを指に取り、アイホール全体にのせます。淡色は肌になじみやすいので、指でラフにのせるくらいの気軽さがGOOD。

STEP2:締め色を塗る

締め色をチップで目の際にのせます。右のブラウンをチップで目の際に。チップは目尻へ一定方向に数回動かすのみ。ピンクとの境目はなじませず、NOTグラデがポイントです。 

STEP3:下まぶたにも色をのせる

下まぶたは目頭から目尻まで全体的にピンクシャドウを入れて明るく。くすみやすい下まぶたには、締め色は潔く入れないのが正解です。

STEP4:マスカラで仕上げる

ビューラーでまつ毛を上げたら、ブラウンマスカラを根元に塗ります。目元をしっかり、毛先はサラッと。にじみやすい下まつ毛にはあえて塗りません。

やりすぎ・やらなすぎでおばさん顔を防ぐ【チークメイク】

加齢とともに気になる頬の間延びは、チークで解消しましょう。40代のチークは入れ方にコツがあります。チークには血色感を与えたり可愛らしく見せたりするだけでなく、メリハリを与えて引き締める効果もあるんです!

STEP1:にっこり笑って一番高い部分をチェック

まずはにっこり笑ってみましょう。このときに一番高くふくらむ部分をチェックしておきます。

STEP2:小さな円を描いてチークをのせる

STEP1でチェックしたもっとも高い部分に、小さな円を描くようにチークをのせます。ブラシを置き、上側に弧を描くイメージで半円を加え、元の位置に戻し下側に弧を描くように半円をオン。

STEP3:円の中心から頬骨に入れる

STEP2でのせたチーク、円の中心から頬骨に沿って耳のほうに向かいスッと入れます。このように2段階に分けることで自然な濃淡ができ、よりナチュラルな仕上がりに。

トレンドを意識しつつ痛く見せない【リップメイク】

スティックタイプは直塗り後、指でトントン

リップにはトレンドがありますが、昨今はシックな色味が◎ とくに、大人のかっこよさを楽しみたい40代におすすめなのが「カカオのようなブラウンみを帯びたレッド」。落ち着いた雰囲気と知的さを演出しつつ、肌を明るく見せる血色感も抜群です。初対面でも好印象をもたれやすい色として人気があります。

STEP1:唇に直塗りする

まずは唇全体にリップを直塗りします。

STEP2:指でなじませる

直塗りの後は、柔らかな雰囲気を出すために指でトントンと軽くなじませましょう。なじませる部分は中央のみで、口角はなじませなくてOK。ここは締めておいたほうがきちんと感をキープできます。

チップタイプのリップはオーバー気味に

リップをリップラインから少しオーバー気味に塗っている様子
チップタイプのリップは上唇の輪郭をややオーバー気味に塗り、ふっくら優しい印象の唇にします。唇の山の角がシャープな場合は、少し丸みをつけて。下唇は輪郭に沿って塗ってOK。

こんなときどうすれば? 40代のお悩みカバーメイク術

透明感を出そうとすると白浮きする→寒色カラーをベースメイクに仕込んで

40代は黄ぐすみが出やすい年代。それが透明感作りを邪魔してしまうので、この黄ぐすみを打ち消して抜けるような明るさを引き出すために、下地を「ブルー系」に変更しましょう。

透明感を出そうとすると白浮きする→寒色カラーをベースメイクに仕込んで

先に色がつかない手持ちの下地を顔全体に塗ります。その後、ブルーの下地を透明感がもっともほしい頬、くすみがちな口角の下や眉上に置き、すぐに広げます。グレー斜線エリアのシェーディングゾーンや生え際を避けることで、白浮きや顔の膨張を防げます。下地を塗り終えたらファンデーションでベースメイクを仕上げて。

透明感を出そうとすると白浮きする→寒色カラーをベースメイクに仕込んで

さらにラベンダーカラーのパウダーをハイライト代わりに使えば、柔らかな発光感がプラスでき目の下のクマや目尻下の色ムラを自然にカバーできます。コンシーラーを使うよりも透明感があり、きめ細かい肌を演出する効果もあるので、清潔感にひと役。小さめのブラシで目の下、目尻の下、鼻筋、鼻の下、あご先にサッと重ねましょう。

透明感を出そうとすると白浮きする→寒色カラーをベースメイクに仕込んで

肌をトーンアップさせた際、チークをしないと青白く見えてしまいます。ただし赤系は透明感を損ねる原因になるので、透け感ある発色かつ、色がつきすぎないパウダータイプ、さらには肌なじみのいいコーラルベージュカラーをセレクトし、素肌っぽい温もり感を出しましょう。

透明感を出そうとすると白浮きする→寒色カラーをベースメイクに仕込んで

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