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大人っぽく仕上げるメイク、何を意識すべき?
適度な抜け感
大人っぽさのあるメイクを目指すなら、適度な抜け感の意識は必須。
例えば品やきちんと感を意識した、濃淡ブラウンの王道グラデーションメイクやパールをたっぷり使ったメイク。これらを思い切ってやめることで今っぽく垢抜けます。
他にも、黒アイラインや黒マスカラで目力を無理に出そうとするのも古臭さが出てしまう原因に。大人は黒以外の締め色を使ったり、部分的に締め色をのせたりするのがおすすめです。
品格と親しみやすさ
大人メイクのカギは品格と親しみやすさ。抜け感も大事ですが、きちんと感も程よくなければ、大人っぽさは演出できません。
きちんと感がある色の定番はブラウンやベージュですが、親しみやすさも叶えるなら程よい血色感も必要です。
程よい血色感にはコーラルカラーがおすすめ。色を上手に使いこなすことで、品を保ちながら親しみやすさも演出できるのです。
ナチュラルさ
ナチュラルさは大人メイクに欠かせないポイントです。でも大人が無理にナチュラルさを出そうとすると、具合が悪そう… ノーメイク? なんて言われがち。
そう言われないために大人に大切なのは、ナチュラルさにプラスして「ツヤ」と「血色感」。ツヤがあるだけで顔がパッと明るく見え、ほんのりとした血色感で元気なイメージも演出できます。
濃すぎるメイクも薄すぎるメイクも老けて見えがちな大人は、ツヤと血色感で顔にメリハリを出すのがポイントなのです。
適度な色気
適度な抜け感があり、品格と親しみやすさを両立し、ナチュラルさもある。欲を言うならもうひとつ、「適度な色気」も意識してみて。
メイクで色っぽさを手っ取り早く出すなら「リップ」を工夫するのがおすすめ。
赤みのあるブラウンリップや品格あるクリアレッドなど、洒落色リップを駆使して印象を変えてみましょう。
その際、アイメイクやチークとのバランスも重要になってくるので、大人はどんなバランスでメイクすればよいのか、具体的なメイク法は後述します。
これは避けて! 大人メイクが老けて見えるNGメイク
ファンデーションの厚塗り
大人はファンデーションをたっぷり塗って肌のアラを隠したくなるかもしれませんが、厚塗りは老け見えの原因に。
とは言え悩みも多い大人の肌。厚塗りを防ぐために、コンシーラーを上手に使いましょう。最近では色補正下地や、厚塗り感なくカバー力のあるファンデーションなど高機能アイテムも多々販売されています。
これらを上手に使いながらコンシーラーも活用し、素肌感を生かしたベースメイクを目指しましょう。コンシーラーは指で適当に広げるのではなく、写真のようにスポンジでトントンと丁寧になじませるのがコツです。
盛りすぎアイシャドウ
例えばカラーメイクをするとき、濃いめに色を上まぶたにのせたり、囲みメイクで個性を主張したり。30代40代がすると悪目立ちして“頑張りすぎ感”が出てしまったり、ただでさえぼんやりしてくる目元が、さらに腫れぼったく見えてしまう可能性があります。
ちょっと冒険するとしても、大人はやり過ぎないさじ加減で、すっきり上品に仕上げるのが正解です。
くっきりアイライナー
アイシャドウ同様、アイライナーも引き過ぎ厳禁。濃く太いラインは、キツく見えるだけでなくしぼみがちな大人の目元を、余計に老けて見せてしまう可能性が。
アイラインは目のフレームをほんのり強化する程度にまつ毛の隙間を埋めるのが、大人にぴったりです。
大人メイク術1:上品見え確実なメリハリメイク
きちんと感と柔らかさ、立体感とメリハリが叶う大人メイク!
STEP1:ベージュ系アイシャドウを塗る
まずはベージュカラーを太チップに取り、目のキワから二重幅を少しオーバーするところまで入れ、矢印の方向に縦に細かくぼかします。
次に、パール系のアイボリーカラーを薬指に取り、眉下からアイシャドウを塗ったところまでトントンと軽くのせましょう。
細めのチップにベージュカラーを取り、一度手の甲で軽くなじませたら目の下にも入れます。下まぶたの目尻から黒目まで色を入れたら、さらに目頭から黒目まで入れて。