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大人メイクに仕上げるコツ
大人が目指すべきは「美人」よりも「可愛い人」
60歳をすぎ「可愛い」と言われることが増えたという美容ジャーナリストの天野佳代子さん。それは、美容の方向性を180度変えたからなのだとか。
「子供の頃から丸顔で童顔がコンプレックスだった私。50代までは顔を細くすっきり見せるメイクに注力していました。しかし老化は確実に進行しています。目は細く小さくなり、肌はたるんで頬がこけ、顔はゴツゴツとベース型に。その変化を無視して『美人』メイクを続けていては、老化が強調されるだけだと気づいたのです。大人に必要なのは、20代の頃のような『可愛い』顔。メイクは『丸』を意識して、若々しくほがらかに見えるよう補正していきましょう」(天野さん 以下「」同)
大人の顔は「ふっくら丸く」が正解
「大人がやってはいけないのは、ぼやけてきたパーツを補おうと、くっきり描く、シャープに描くこと。正解は、淡く明るい色を使って影を消し、パーツをぼんやり丸く描くことです」
やりすぎ感のない大人肌に仕上げる【ベースメイク】
「きちんと感」のある美肌ベースメイク
きちんと感のある肌を作る時、ついやりがちなのが「ファンデーションやパウダーを多めに塗る」ではないでしょうか? これだと隠蔽感のある仕上がりになってしまいますし、化粧崩れを起こす原因にも。大切なのは下地、ファンデーション、パウダーの各ステップで「薄く・均一に・密着」させて塗ることです。ファンデーションだけに頼らず、薄く何層も重ねることできめ細かくて毛穴や色ムラの目立たない美肌が叶います。
STEP_1 下地で肌の凹凸をフラットに整える
端正肌を作る時の下地は、毛穴やキメの凹凸をぼかしてカバーし、肌をフラットに整えるタイプがおすすめ。色補正効果が控えめのほうが、肌と一体化しやすく、この後にファンデーションなどを重ねても隠蔽感が出るのを防げます。
4点にサッとのばしたら、スピーディになじませて
指のはらに下地をパール粒大(直径8mm程度)をとったら、ひとさし指・中指・薬指の指先から第2関節くらいまでのばし広げます。両頰・額・あごの4カ所にサッと置いたら、すぐに指のはらで顔全体にのばしてなじませます。
スポンジで下地を密着させる
下地をのばし終えたら、乾いた厚手のスポンジを軽くトントンとあてます。こうするとより下地が均一になり、密着感も高まります。このワンステップで厚塗り感を解消でき、化粧持ちがよくなるので忘れずに行って。
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インウイ
フィックスプライマー SPF50+・PA+++ 30g ¥5,500
毛穴や凹凸をカバーして、なめらかな肌に整える下地。肌に潤いを与えるケア成分を70%配合しながらも、さらっとした使用感で後に使うファンデーションの邪魔になりません。
ロージーローザ
シフォンタッチスポンジN ダイヤ型 3P MG ¥990(数量限定発売中)
シフォンのようなふんわり感と約22.5mmの厚みで、ムラなく手早く使うことができます。ミントグリーンは今だけの限定色ですが、通年販売の薄ピンクカラーを使ってもOK。
STEP_2 毛穴が目立ちやすい部分にコンシーラーを薄く重ねる
眉上や眉間、小鼻の脇など、毛穴が大きくて目立ちやすい部分はコンシーラーでカバー力をアップさせます。部分的にカバー力を盛ることで後に使うファンデーションの量が減り、厚塗りを防げます。使うコンシーラーは油分が少なく、カバー力の高いスティックタイプがおすすめ。
肌に塗る前に、コンシーラーを手の甲でトントンし、余計な油分をオフする
コンシーラーを薬指の先でクルクルしながら取ります。指の体温で油分が溶けてゆるくなったコンシーラーを手の甲でトントンとなじませます。こうすると余計な油分が取れ、肌になじみやすくなるのでコンシーラーを塗った部分だけが目立つことがありません。
指先でトントンと軽く叩き込みながら塗布する
眉上と眉間の小さいTゾーンにトントンします。この部分が毛穴レス&なめらかになるだけできちんと感が高まるのでここは必ずカバーして。小鼻の脇の毛穴が目立つ場合は、そこもトントンします。いずれも一度でベタッとたくさん塗布せず、少量ずつ足しながらカバーするのがおすすめ。
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インウイ
コンシーラー 01 SPF25・PA+++ ¥4,950
光を巧みにコントロールすることで薄膜でもしっかりカバー。色ムラやくすみを飛ばす効果もあり、“素肌がもとからキレイ”な肌印象を演出します。高密着で潤いも長持ち。
STEP_3 リキッドファンデーションをフラットブラシで塗布する
ファンデーションを薄く・均一に塗布する時に役立つのがブラシ。断面がフラットで厚みのあるタイプを使うと手早く塗布でき、しかも筋っぽい跡がつきにくいので忙しい人こそおすすめ。
手の甲にファンデーションを出し、フラット面全体につける
ブラシでつける場合、ファンデーションを手の甲に出し、ブラシの断面にまんべんなくつけてから肌に塗布します。肌にファンデーションをのせてからブラシで広げる方法では、ムラになりやすいのでご注意を。
眼窩を避けて頰の内側から外側へサッとのばす
眼窩(目のまわりの骨がない部分)にファンデーションをしっかりのせると厚塗り印象のもとに。眼窩の下からブラシを垂直に肌にあて、そのまま横にすべらせます。カバー力がもう少し欲しい部分は、ファンデーションをブラシに少しつけ足し、垂直でトントンと軽く叩きます。
ブラシに残ったファンデーションで額や口もとなども塗布
頬に塗布し、ブラシに残ったファンデーションを額や口もとに塗ります。さらにそのまま鼻やTゾーン、フェイスラインへ。額や口もと、フェイスラインはブラシを横にすべらせるようにし、Tゾーンや小鼻はブラシを垂直にトントンと。毛穴をカバーします。
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HERA
グロウ ラスティング ファンデーション SPF22・PA++ 30g 全5色 各¥7,700
とろりと柔らかなリキッドで、ピグメントを均一に分散させる技術で毛穴や凹凸をカバーし、透明感のある明るいセミグロウ肌に仕上げます。光の反射を利用したコントゥアリング効果ですっきりした印象も手に入ります。
ロージーローザ
マルチファンデブラシ ¥748
毛先が柔らかく、極細加工を施したブラシ。目もとや小鼻まわり、頰などに塗りやすいオーバル型の穂先で毛穴や色ムラをキレイに隠し、ファンデーションを均一にのばせます。
STEP_4 パウダーをブラシでなでるようにのせる
仕上げのフェイスパウダーを薄く均一にのせるため、ブラシを使います。ブラシは立てず、側面でなでるようにすべらせるのがコツ。端正肌の時は“みずみずしいツヤ肌”よりも、少しヴェールがかったような“しっとり感のあるツヤ肌”のほうがおすすめで、さらりと仕上がるプレストタイプを使います。
ブラシを寝かせ、なでるように塗布
パウダーをブラシにとったら、手の甲でトントンとなじませてから肌へ。両頰→Tゾーン→フェイスラインの順に、肌をやさしくなでるようにブラシをすべらせて。
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アディクション
スキンリフレクト セッティングパウダー 002 ¥5,720※レフィル販売もあり
肌に溶け込むようになじむ繊細なパウダーで、ファンデーションの色や質感を活かす透明薄膜。さらりとしながらも自然なツヤを残し、粉感ゼロの仕上がり。
白浮きせずに「透明感」を出すベースメイク
美肌印象を底上げしてくれると人気の透明感メイク。韓国アイドルや儚げな白肌を目指した透明感メイクもありますが、働く40代におすすめなのは素肌そのものが明るく澄んだようなナチュラルな仕上がりです。
トーンアップはするけれど素肌本来の温もり感を残し、水っぽいツヤよりもやわらかさのある発光感をポイントに利かせた肌のことで、これなら仕事シーンや子どもの学校行事でのメイクに取り入れやすく、品格と清潔感がそこはかとなく漂うことで好印象も手に入ります。
POINT_1 ブルーの下地で「抜けるような透明感」を仕込む
肌にピュアな明るさを出すために欠かせないのがブルーの下地です。トーンアップ下地は何色かありますが、40代の肌は黄ぐすみが出やすく、それが透明感作りを邪魔しやすいのです。この黄ぐすみを打ち消し、抜けるような明るさを引き出すのがブルーの下地です。
手持ちの下地(色があまりつかないタイプがベター)を顔全体に塗った後、ブルー下地をのせます。透明感がもっとも欲しい頰に加え、くすみがちな口角の下や眉上にも、ちょんちょんと置き、すぐにのばし広げます。時間を置くとブルー下地が乾いてムラづきしやすいので早くのばすことを意識して。
塗る範囲は顔の中心で、生え際やシェーディングゾーン(グレー斜線のエリア)を避けます。顔全体に塗ると立体感がなくなり、顔が膨張して見えることがあるのでNG。ブルー下地をのばし終えたら、ファンデーションなどでベースメイクを仕上げます。
モデルが使ったアイテムはこちら
ジバンシイ
プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター ブルー ¥5,060
90%がスキンケア成分のみずみずしくフレッシュな使用感。肌に透明感を与えながらも青白くならず、光のオーラをまとったような肌に仕上げます。
POINT_2 ラベンダーのパウダーでやわらかな発光感を利かせる
ハイライトの代わりに使いたいのが、黄ぐすみを押さえてふわっとやわらかな発光感をプラスできるラベンダーカラーのフェイスパウダーです。40代は目の下のクマや目尻下の色ムラなどが気になり始めますが、カバーのためにコンシーラーをたくさん使うと透明感が失われることにもなるので、色で塗り隠すよりも発光感のあるラベンダーパウダーで肌悩みを目立たなくするのがおすすめです。また、パウダーはきめ細かい肌を演出するという効果もあり、清潔感にもひと役。
小さめのブラシにラベンダーパウダーをとり、目の下、目尻の下、鼻筋、鼻の下、あご先にサッと重ねます。パール入りのハイライトと違い、際立ったツヤ感は出ませんが、くすみを払って透明感を呼び込むと同時にやわらかな発光感もプラスでき、品格のある透明感肌を叶えます。
モデルが使ったラベンダーパウダーはこちら
hince
セカンドスキンエアリーパウダー AP001 ¥2,860
空気のように軽く、微細なパウダーで乾燥感なくさらりとした上質肌に整えます。明るく輝く肌トーンを演出するラベンダー。エアリーパフも付属。
お疲れ肌を回避する「ツヤ肌」ベースメイク
メイク前にしっかりスキンケアをしていても日中に潤いがどんどん逃げてしまうのが40代の肌。帰宅するまでツヤ肌を死守!と願う働く40代にぴったりなのが、「ほぼスキンケア!?」と呼べるほど美容成分豊富なベースメイクアイテム。スキンケアだけでなく、メイクでもしっかり保湿することで“生まれたてのツヤ肌”に仕上がるうえ、日中の乾燥を寄せつけないから、長時間ツヤ肌をキープできるというわけです。そしてツヤ肌のためにはコスメ選びだけでなく、つけ方も肝心。どんなアイテムを使って、どうつけるべきかを詳しく解説します。
STEP_1 スキンケア下地は「時間をおいて重ね塗り」がベター
下地を指のはら全体に広げたら、まずは頰の内側→外側へ塗り広げます。続いて、額→鼻→口まわりやあご、と顔全体に塗り広げたら手のひらでやさしくハンドプレスを。しばらく時間を置いたら下地をもう一度指のはら全体にとって頰などのツヤがほしいパーツに重ね塗りをします(重ね塗りをするタイミングは、ティッシュを肌に軽く押し当てた時にティッシュがいつまでも肌にくっつかずにスッと落ちればOK)。
下地をつけた後すぐにファンデーションをつけるとモロモロと取れる場合があるので、しばらく時間をおいて先ほどと同様、ティッシュが自然と落ちるくらいの肌状態になってからにしましょう。
おすすめの下地はこちら
SHISEIDO エッセンス スキングロウ プライマー
SPF25・PA++ 30g ¥5,280
スキンケアの開発チームがつくった下地で、美容液と同レベルのスキンケア成分が! 注目の美容成分「ナイアシンアミド」に加え、人気の化粧液「オイデルミン」にも配合されている独自成分「ケフィア発酵エキスGL」も入っています。
STEP_2 ファンデーションは濡れスポンジでつけてツヤを増す
ファンデをスポンジにつけてから塗るのもポイント!
ファンデーションを指とってすぐ肌につけるのではなく、手のひらに一度出します。水を含ませてしっかり絞ったスポンジで吸いとってから肌へ塗布します。水で濡らしたスポンジを使うと、ファンデーションを薄くなめらかにつけることができるのでツヤがさらに出やすくなります。
スポンジで軽くたたみ込みながら小刻みに動かす
まずは頰骨の高い部分にスポンジを置き、頰の内側へ向かってトントンしたら、次に顔の外側へ向けてトントンと小刻みに叩き込みます。フェイスラインや額、鼻、口まわりやあごはそれほどツヤを強調する必要はないので、スーッとすべらせてから軽くトントンする程度でOK。
モデルが使ったファンデーションとスポンジはこちら
メイクアップフォーエバー HDスキン ハイドラ グロウ ファンデーション
全14色 30mL 各¥6,490
スキンケア成分86%で、スキンケアマスクをしたかのようなツヤとうるおいが満ちあふれる仕上がりに。重さを感じなく極薄のつけ心地でありながら毛穴や小じわなどをぼかして自然にカバー。
ロージーローザ ジェリータッチスポンジ ハウス型
6P ¥528
きめ細かいスポンジで、水に濡らすとぷるぷる感触に変化。程よい厚みでファンデーションを薄く均一に塗布できるうえ、三角部分を使うと小鼻などの細かい凹凸部分もキレイに仕上がる。
STEP_3 パウダーは顔全体に極薄でまとう
ティッシュで何度もトントンして余計な粉を落としてつけすぎず防ぐ
ツヤ肌の時はフェイスパウダーは大きなブラシでつけるのがおすすめ。ブラシに粉をとったらそのまま顔に塗布するのではなく、広げたティッシュの上でトントンとオフ。余計な粉が落ちなくなるまで何度も行います。
パウダーはフェイスラインからつける
ツヤを残したい頰や目まわりは最後にし、サラッと仕上げたいフェイスラインや額の生え際からつけます。肌にブラシが軽く触れる程度にサッとのせるのもポイント。フェイスラインと生え際に塗布したら、鼻や口まわり、あご、最後に頰と目まわりを。
モデルが使ったパウダーはこちら
コスメデコルテ ルース パウダー 03 ¥6,050
水ツヤ・光ヴェール・透明感を演出する独自パウダーをブレンド。さらりとした肌に仕上がるのに隠蔽感や粉っぽさのない新感覚のパウダー。03はしっとりしたツヤを叶えるシアーラベンダー。
STEP_4 発光感高めのリキッド ハイライターでツヤをレイヤード
若々しいツヤ肌を印象づけるポイントとなるのは、目尻下の頬骨部分・鼻根・あご先の4カ所。リキッド ハイライターを指にとり、手の甲でトントンとなじませてから4カ所に重ねます。リキッド ハイライターをポーチに入れて日中も常備しておくと、いつでもツヤ復活ができます。
モデルが使ったリキッド ハイライターはこちら
ディオール
ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー パーリー ¥5,940
まばゆい輝きで濡れたようなツヤとうるおい感を長時間キープ。92%が自然由来成分で乾燥しがちな大人の肌にもなじみやすく、薄づきでありながら高密着のロングラスティング処方。
抜け感のある大人の【眉メイク】
若見えが叶う「透け眉」
少し前まで「眉はしっかく描くもの」というメイクが主流でしたが、最近は透け感のある眉がじわじわと市民権を得つつあり、この波は働く40代にも浸透する予感。
透け感のある眉とは…
眉をしっかり縁取ったり、地肌を色で埋め尽くすのではなく、地肌がなんとなく透けて見える眉のこと。透け感のある眉がなぜ人気なのかというと、眉に抜け感が出ることでアイメイクが軽やかに仕上がるから。
さらに大人は年齢とともにまぶたが重たく見えがち。そこにしっかり描いた眉を合わせると「老け見え」や「恐そう」という印象になってしまいます。透け眉で軽やかにするとそれが緩和されるというわけです。大人の場合は、透け感を出しながらも暗めの色を使ったり、眉毛の毛流れにメリハリを出すことできちんと感をキープできます。
STEP_1 スクリューブラシで余分なファンデなどを落とす
眉毛の中にファンデーションやパウダーが溜まっていると色ムラができて野暮ったい仕上がりに。メイクの前にスクリューブラシを使って軽くオフします。まず、眉尻から眉頭へ向けて毛流れに逆らってとかしたらリターン。眉頭から眉尻へ向け、毛流れに沿ってとかします。メイク崩れが気になる場合は、この後にフェイスパウダーをブラシでサッとのせてOK。
STEP_2 リキッドアイブロウで地肌に「影」をつくる
地肌が見える部分に、薄グレーのリキッドアイブロウを使います。毛流れに沿って2〜3mm程度の線をちょこちょこ足して「毛の影を作る」イメージ。地肌が見えなくなるほど濃く入れる必要はありません。眉全体のトーンがなんとなく揃ったらスクリューブラシを毛流れに沿って軽くとかします。とかしすぎると影が消えるので要注意。
モデルが使ったリキッドアイブロウはこちら
インウイ
アイブロウリキッド 01 ¥3,300
植毛感覚で眉尻までキレイに自然な影をつくる筆ペンタイプ。汗・水に強いウォータープルーフで化粧もちもいい。
グレーより明るい眉にしたいならこちら
セルヴォーク
インディケイト アイブロウリキッド 02 ¥2,420
ダークブラウンの色ですが、ふんわりと透け感のある発色で地肌を隠蔽しません。ナチュラル処方でも高いラスティング効果を発揮。
STEP_3 透け黒の眉マスカラで目頭以外の眉毛をはっきりさせる
地肌にぼんやりと影色だけがついた状態なので、眉マスカラで眉毛1本1本をしっかり立ち上げます。使うマスカラは液が軽めでベタッとつかないタイプで、眉毛の色と同じ黒をセレクト。必ず軽くティッシュオフして余分なマスカラ液を落としてから眉に塗布します。眉頭を外し、眉の中間(毛が横方向に生えている部分)から眉尻に向かって、毛流れに沿いながら眉の下から上へ軽く持ち上げるイメージで塗布。眉毛が気持ち太くなり、ハリが出ることできちんとした印象に。
モデルが使った眉マスカラはこちら
カネボウ
スタイリング アイブロウフィクサー EF1 ¥3,300
もとの眉毛の色を引き立たせる透け感のある黒。パリパリに固まらず、立体感のある毛流れと澄んだ影色によってシャープな印象に。ウォータープルーフタイプ。
STEP_4 透明カラーの眉マスカラで眉頭の毛をしっかり立たせる
眉頭の毛をしっかり真上に立たせることもきちんと見えのポイント。ここはあえて色や濃さを足さず、自眉を生かすことで透け感のある仕上がりになります。透明カラーの眉マスカラを軽くティッシュオフしたら眉頭の下から真上に向けてサッと塗布します。
モデルが使った透明カラーの眉マスカラはこちら
アディクション
アイブロウマスカラ マイクロ シェイプ フィクサー 001 ¥3,080
うぶ毛やくせ毛などもしっかりホールドする超極細ブラシ。汗と皮脂の両方に強い処方。速乾タイプでありながら、束づきや毛を固めることなく自然な仕上がりに。
完成!
地肌の透け感がありながらも眉の毛流れと立体感がクリアに引き立ち、ぼんやりした印象になりません。
きちんと感と抜け感のバランスがとれた「グレージュ眉」
しっかり黒眉はキリッと見えるのが魅力でもあるけれど…目元が重たく見えがち。最近は“抜け感のあるアイメイク”が増えていて、カラーメイクもブラウンメイクも透け感のある発色になっています。また、透明感のある明るいベースメイクを好む40代も急増。そこに黒眉を合わせると眉の黒さが悪目立ちしてしまい、目元が重く見えるのです。
グレージュは、ソフトな引き締め効果と抜け感を併せ持ったカラー。シアーなアイシャドウや明るいベースメイクにもなじみながらきちんとした印象を与えてくれます。
STEP_1 コンシーラーで眉毛の色を消す
スティックコンシーラーを眉毛に直塗りします。眉尻から眉頭に向かって、毛流れに逆らうようにつけると眉毛の色をキレイに消せます。
モデルに使ったアイテムはこちら
カバーマーク
ブライトアップファンデーション B1 ¥3,850
色だけでなく光でぼかすソフトフォーカス効果で明るくカバー。時間が経ってもカサつかず、ヨレや崩れにも強い設計。
STEP_2 スクリューブラシで余分なコンシーラーを落とす
コンシーラーを塗布し終えた眉は、コンシーラーがムラづきしている状態。スクリューブラシで毛流れを整えながら、余分なコンシーラーをオフします。このひと手間があるとダマっぽくならず、眉マスカラの色もキレイに出やすいので必ず行いましょう。
STEP_3 グレージュの眉マスカラを毛流れに沿って塗布する
眉マスカラは必ずティッシュオフし、余計なマスカラ液を落としてから眉に塗布します。密度の多い中央部分から毛流れに沿って塗り、そこから眉尻へ。最後に眉頭を色づけします。眉尻などの毛が足りない部分がある場合は、グレージュ系のアイブロウペンシルやアイブロウリキッドで毛を書き足して。
モデルに使ったアイテムはこちら
セザンヌ
極細アイブロウマスカラ C4 ¥528
高発色ながらもふんわり質感のある絶妙なニュアンスカラーで目元が柔らかな印象に。垢抜けた眉色をかなえつつ落ち着いた大人のムードも漂う、ソフトなグレージュです。