ティントリップとは?
唇を染めるように色づかせるリップのこと
ティントという言葉には「染める」という意味があります。つまりティントリップとは、唇を染めて色づかせるコスメのこと。
ティントリップと一口に言っても、スティックタイプ、サラリとしたテクスチャーのウォータータイプ、ほんのりと色づきツヤを演出できるオイルタイプ、しっとりと粘度ある質感のグロスタイプと、種類はさまざま。
どの種類も一般的なリップより、色持ちが長続きすると言われています。
グロスや口紅との違い
ティントリップが唇を染め上げて色づかせるアイテムなのに対し、グロスは唇に「ツヤ」や「光沢」を与えるもの、口紅は血色感を出すために唇に色をのせるものだと言われています。
グロスは色付きのものもありますが、あくまでツヤ出しとして、口紅は色をのせるものとして、ティントリップは唇を染め上げるものとして使い分けられているようです。
ティントリップを使うメリット・デメリット
【メリット】色が長持ちするからメイク直しの頻度が減る
一般的な口紅は時間がたったり、飲食・会話などで色が徐々に落ちていくものですが、ティントリップは「ティント」の意味である「染める」が由来のように唇自体を染めるように色をつけていので、唇にのせた色素が抜けるまでは色が落ちにくいとされています。
つまり、色をただのせている口紅よりも長持ちしやすい傾向が。そのため、メイク直しの頻度を減らせるというメリットがあります。
【デメリット】色素沈着や乾燥を引き起こす可能性がある
ティントリップは落ちにくい反面、簡単にオフしづらく、丁寧に落とさなければ色素沈着してしまう可能性も。
他にも、一般的な口紅よりも油分が少なめのアイテムが多いため、唇が乾燥しやすいという声も。乾燥が唇の荒れにつながることもあるため、唇が敏感な人やあまり負担をかけたくない人は、毎日ではなくここぞというときに使用するなどして、頻度をコントロールしてあげるといいかもしれません。
ティントリップをきれいに落とす方法
色素沈着を防ぐために専用リムーバーで落とすのがおすすめ
ティントリップを落とすときは、ポイントメイク用リムーバーを使うことがおすすめされています。
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