応用|パーツ別抜け感メイクのやり方&おすすめコスメ
ベース|抜け感あるカジュアル肌のつくり方
ファンデーション不使用! 肌悩みをしっかりカバーしつつ、抜け感ある肌をつくる方法って?
1.日焼け止めを【濡れスポンジ】で密着させる
まずは日焼け止めを塗布します。ファンデを使わない「コンシーラーだけメイク」のときは、ブルーやラベンダーの色つきUVがおすすめ。日焼け止めを塗った後は水で濡らしてしっかり絞ったスポンジで顔全体を軽くトントンすると、日焼け止めが肌に密着。汗や皮脂でくずれにくくなるうえ、塗りムラを整える効果も。
「透明感」と「くずれない」の両方叶う【色つきUV】のおすすめアイテム
▲(左)プリマヴィスタ スキンプロテクトベース〈皮脂くずれ防止〉SPF50 フレンチブルー SPF50・PA+++ 25mL ¥3,080〈編集部調べ〉
くずれず紫外線をしっかりプロテクト。肌を明るく涼やかにトーンアップしますが、青白くならず自然になじみます。
▲(右)hince セカンドスキントーンアップベース ペールラベンダー SPF50+・PA++++ 35mL ¥3,300
第二の肌のようにフィットする、軽くてやさしいつけ心地でワントーン明るい透明感肌へ。白浮きやきしみ感のないしっとりした感触ながらも、油分を適度に抑えているのでセミマット質感に仕上がります。
2.肌悩みがある部分にコンシーラーを叩き込む
シミやクマ、毛穴など、肌悩みが気になる箇所にコンシーラーをオン。リキッドタイプのコンシーラーを薄くつけたら、中指と薬指を使って軽く叩き込むようになじませましょう。
3.チークを仕込んで肌悩みをさらに目くらまし
チークの血色感は、薄いシミや色ムラ、毛穴をカバーしてくれるので、ぜひ活用したいところ。マルチカラークリームを使って先に唇にうっすら塗り、その後バランスを見ながら頬にも薄めに塗布します。頬骨の高い部分にサッとつけたら、もみあげに向け楕円形になるよう濡れスポンジでトントンとなじませて。
4.くずれやすい部分にパウダーをのせてしっかり定着させる
最後は生え際やTゾーン、フェイスラインなど、汗や皮脂でくずれやすい部分に色のつかないタイプのフェイスパウダーをのせます。大きめのブラシにパウダーをとったら、手の甲で2〜3回トントンなじませ払うように肌にのせていきましょう。頬や目元はツヤを残すためつけないのがベター。
ベース|透明感のある軽ツヤ肌の作り方
大人のベースメイクのトレンドは、やっぱり透明肌。クリアでツヤのある肌はなんといっても若々しく見えるし、抜け感カラーのアイメイクやセミマットなリップなど今どきのポイントが映える顔に! とは言え、大人だからある程度カバー力も欲しい。そのあたりのさじ加減が絶妙なベースメイクをご紹介します。
1.下地をなじませる
下地は、フェイスラインを避けて中央部分にのみ薄く広げる。「白くなりすぎ?」と思っても大丈夫!
\使ったのはこちら/
▲クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールルミヌ [医薬部外品 SPF38・PA+++] 30ml ¥7,150
紫外線や乾燥などのダメージから肌を守り、明るく澄んだ肌に仕上げる、大人にこそ使ってほしい美白化粧下地。美容液のようなみずみずしい感触で、肌をやわらかくなめらかに整える。
2.クッションファンデーションを押し込む
スポンジで押し込むようにクッションファンデーションを重ねる。下地で明るくなった肌も、これで自然なトーンに。
\使ったのはこちら/
▲クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ ナチュレル [SPF25・PA+++] 全6色 セットで¥11,000
ダイヤモンドの輝きに着目して開発された、新機構メッシュネット採用のクッションファンデーション。内側から輝くようなツヤをもたらすことで、透明感もアップ。肌に潤いを与えるのにベタつかない使い心地。
アイブロウ|色を変えるだけでやわらか抜け顔に!
眉の色が違うだけで、こんなに顔は垢抜ける!
〈暗めの茶眉〉
〈血色カラー眉〉
1.いつもの眉メイクに血色カラーをブラシでのせる
眉をいつも通り描いたら、その上から赤みのあるパウダーをのせます。平たく薄いブラシを使い、毛を描き足すイメージでつけると赤みが強く出過ぎないためおすすめです。眉毛が密集している中間から描きはじめ、毛流れに沿って眉尻まで描いていきましょう。最後は眉頭にもプラス。
血色カラー眉におすすめの赤みパウダー
▲(左・モデル使用色)RMK インフィニット シングル アイズ 14 ¥2,750
ブラウンみのあるレッドは、血色感を醸しながらも落ち着きのあるかっこいい印象をキープ。しっとり質感のパウダーでなじみやすいのも魅力です。
▲(右)エトヴォス ミネラルマルチパウダー トープピンク ¥2,530
やさしい雰囲気を際立たせたいときはまろやかなピンクベージュを。少しくすみ感のある発色としっとり質感のパウダーで甘くなりすぎず、品のあるやわらか眉に仕上がります。
2.眉マスカラでキリッと感を演出
次にダークブラウンカラーの眉マスカラをのせます。地肌にのせた赤みを程よくトーンダウンしてくれ、さらには眉の立体感をアップさせる効果も。つき過ぎないよう必ず先にティッシュオフして、まずは眉頭へ塗布。ブラシを真上に向けて動かし、毛をしっかり立たせましょう。そのほかは毛流れに沿って軽く整える程度でOK。
アイブロウ|こなれ感のある太め眉のつくり方
パウダーだけでもペンシルだけでもダメ。自然な眉を目指すなら、必ず両方を使って仕上げることが鉄則です!さらに大事なのは道具。専用のブラシがあれば、今どきの太め眉も驚くほど簡単に。
持つべきはこれ!
▲3ストロークで眉が決まる小ぶりアイシャドウブラシ。ロージーローザ 熊野筆 アイシャドウ用S ¥792
眉のブラシの毛の長さと幅の目安は約9mm。通常のアイブロウ専用ブラシよりも太めのアイシャドウブラシをあえて使うのがポイント。
▲つきすぎない芯の硬さが丁度いい プチプラアイブロウペンシル。常磐薬品工業 エクセル パウダー&ペンシル アイブロウ EX PD01 ¥1,595
グレイッシュな濃茶。プチプラ特有のやや硬め芯で、描いた線がのっぺりしないのがいい!
▲ジャストな色が作れる多色アイブロウパウダー。カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 ¥4,620
色調を細かく刻んだ 5 色セットでどんな眉色にも対応。
1.濃いめのパウダーで眉のベースを作る
自眉より少し濃いめのパウダーをブラシにとり、眉頭を約5mmはずして、毛が濃くなっている部分から眉山の下あたりまでのせる。
2.一段明るめのパウダーを重ねる
一段明るめのパウダーを重ねる。今度は毛がまばらな眉頭ギリギリからスタート。濃淡のパウダーを重ねることで難しい眉頭も自然に。
3.眉山の下までのせて眉の6割を仕上げる
そのまま眉山の下までパウダーをのせる。細筆でチマチマ描くとブレややりすぎの原因になるので、アイシャドウブラシを使うのが◎。
4.眉下のラインをペンシルで描く
細眉の名残でえぐれている人が多い眉の下部をペンシルで描き足す。一気に線を引くように描くのではなく、少しずつ。
5.眉山をなぞりながら眉尻を長めに描く
眉尻はやや長めを意識して描くのがポイント。顔立ちを立体的に、目元をはっきり見せるためには、眉尻は短すぎないようにするのが正解。
6.仕上げに濃いめのパウダーを全体に
ペンシルの後に再びパウダーを。パウダー→ペンシル→パウダーとサンドイッチのように重ねることで、より自然な仕上がりに。
アイメイク|抜けをキープしながらおしゃれ映え
目のキワのちょこっとオレンジなら、濃いメイクにならないのにおしゃれ映えが叶う!
1.アイシャドウはマットベージュで単色塗り
オレンジのアイライナーで盛る分、アイシャドウはマットタイプのベージュで控えめに。パウダーアイシャドウを指に取ったら二重幅からアイホール全体へ、指をワイパーのように左右に動かしながら広げていきます。目尻側をややオーバーめに広げることで、目の大きさをカバー。
マットベージュを下まぶたにも塗りましょう。まぶたの影をつけるイメージで、目頭から目尻まで平たいブラシを使って細めに塗ります。これでよりいっそう目元が大きくはっきりします。
2.オレンジアイライナーを引く
ペンシルタイプのオレンジアイライナーを目頭5mm空け、まつげが生えはじめるあたりから目のキワに沿って引いていきます。目尻は2mmほど延長して。マスカラはナチュラルブラウン、リップとチークはコーラルカラーで目元とリンクさせるとバランスよくなります。
アイメイク|写真映えも叶う上品な目元の作り方
「メイク感がないのに、キレイなママ」と思わせるメイクでありながら、写真映りもばっちりなアイメイクをご紹介。
使用コスメはこちら!
▲ナチュラグラッセ カラーアイズ 03 ¥4,290
肌になじみながら自然な立体感がつき、肌トーンを問わずに使える色設計。石けんオフOK。
1.アイシャドウは2ステップ塗りで深みをつける
パレット左下・ベージュを太チップに取り、目のキワから二重幅オーバーめまで入れたら矢印のように縦に細かくチップでぼかして。肌との境目をなじませながらもぼかしすぎず、目元が引き締まります。
2.パールカラーで立体感と華やかさをプラス
パレット左上・パーリーなアイボリーを薬指で取り、眉下からベージュアイシャドウまでの場所にトントンしながら軽くのせます。ハイライト効果がプラスされて、明るくはっきりした目元になります。
3.下まぶたにもベージュを入れて引き締める
パレット上側の2色を細いチップで取り、手の甲で軽くなじませます。下まぶたの目尻から黒目まで色を入れたら、次に目頭から黒目までを入れて。自然な濃淡が出てやわらかく引き締まります。
4.アイラインはこげ茶で目のフレームを強調
アイラインはまつげの間のみに入れます。まつげの上にまでラインを入れるとメイク感が強くなるのでご注意を。こげ茶ペンシルを左右にちょこちょこと細かく動かしてまつげの隙間を埋めていきます。目尻は目の形に沿って2mm程度長くします。
5.黒のマスカラを軽くつける
目元をキリッと引き締めるため黒マスカラを使いますが、ポイントは毛先を軽めにすること。まつげの根元にブラシを当てたら、上に向けてサッとすべらせる程度に。下まつげも同様に軽くすべらせます。
アイメイク|イエローのワンカラーでフレッシュな目元に
リップを主役にしたいときにおすすめなのが、ワンカラーのアイシャドウ。なじみがよくて明るさが出るイエローがおすすめ。
使用コスメはこちら!
▲セルヴォーク ヴァティック アイズ 04 ¥2,200
華やかなきらめきで一見すると派手に思えますが、透け感のある発色で40代もデイリー使いできるカラー。目元にほんのりイエローみと輝きをまとい、いきいきとした明るさに仕上がります。
1.アイホール全体に薄く伸ばす
アイシャドウを指にとったらアイホール全体に薄く広く伸ばします。まぶたの中央に指を置き、左右に伸ばしながら上のほうへ広げるとキレイになじみます。もう一度アイシャドウを指にとったら、二重幅に重ねて。二重幅の濃度を上げることではれぼったさを回避します。
2.下まぶたにも指でつける
アイシャドウを小指の先にとったら、黒目の下あたりに置き、目頭の方へ伸ばします。この時、目頭5mm程度(まつげが生えてない部分)はアイシャドウをつけないように気をつけて。目頭までしっかり入れると派手さが出てしまいます。目頭の手前まで伸ばしたらリターンして目尻まで伸ばします。最後にアイシャドウをほんの少し小指にとり足し、黒目よりやや目頭寄りのところでトントンします。目頭のほうを濃くすることでもはれぼったさを防げます。
リップ|温もりベージュがこなれ感ある抜け顔を演出
簡単に抜け感を出したいときは、リップの色を変えてみるだけでもまったく違った印象に!
温もりベージュカラーのリップなら、ワントーンメイクのようなこなれ感がありながらも、ほんのりと血色感が宿るためやわらかく明るい印象になります。カジュアルめの仕事服にもマッチするので、ひとつ持っておくと便利!
リップ|シアーマットでほのかな透け感をプラス
清らかな血色感のあるシアーマットリップは、周囲の空気まで明るくやわらかに色づかせるような「透明感のある華やかさ」を演出してくれます。
上唇の横側に丸みをプラス
上唇の横側に少し丸みをつけるだけで唇全体がふっくら見え、やわらかな印象になります。リップを塗るときは、上唇の横側は輪郭よりややオーバーめで丸みを意識して塗ります。そして、上唇の山部分はきっちりシャープな角をつけることもポイントで、この部分でキリッと引き締めるときちんと感をキープできます。下唇はオーバーにはせず、輪郭に沿って塗ります。
▲SUQQU シアー マット リップスティック 11 ¥5,500
ほのかに透け感がある薄膜のマットリップで、色がべっとりとつく心配がありません。自然な赤みと抜け感のあるヌーディピンクは「唇の色がもとから美しい」と思わせる名カラー。にじみ出るようなツヤ感があり、大人も使いやすいマット質感になっています。
チーク|しっかりめな血色を足してメリハリ感アップ
目元よりもチークの血色感をややしっかりつけると、華やかさが出るだけでなく顔のメリハリ感もアップ。ふわっと広めにつけるとかわいくなりすぎるので、頰骨に沿ってすっきり入れてハンサムにシフト。
チークを大きめのブラシにとり、手の甲でトントンとなじませてから頰へ。笑ったときに一番ぷっくりとする部分からスタートし、頰骨に沿ってブラシで肌をなでるように軽く動かします。
▲ローラ メルシエ ブラッシュ カラー インフュージョン R1 ¥4,180
ベージュやゴールドのクリアパールを含んでいるのでどんな肌トーンにもマッチし、肌がもとから持っているような血色感を演出。色だけでなく潤いを含んだようなツヤもまとうことができ、大人の肌をいきいきと見せてくれます。
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