老け見えしやすい「目元のちりめんじわ」には正しいスキンケア習慣を
前回、目の下のクマ対策をご紹介しましたが、クマと同時に気になるのが「目元のちりめんじわ」。目元にちりめんじわがあるだけで、顔全体がカサカサ乾燥しているように見えたり、ハリやツヤがなく、くすんだ印象に。また、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
紫外線ダメージ、エアコンによる乾燥の蓄積により、ちりめんじわが発生しやすい秋は、目元のケアをしっかり行うことが大切です。今回も美容皮膚科医の山屋雅美さんに、ちりめんじわを作らないスキンケア法を教えていただきました!
ちりめんじわを作らないスキンケア習慣
肌の乾燥によるうるおい不足や、紫外線、摩擦による肌ダメージにより発生するちりめんじわ。以下のスキンケア習慣を取り入れて、「うるおいケア」「摩擦レスケア」「紫外線対策」を心がけることが大切です。
✔︎シートマスクや、アイクリームなどのスペシャルケアを取り入れる。
✔︎アイメイクは専用リムーバーを使用し、ゴシゴシ擦らないよう優しく落とす。
✔︎秋になっても日焼け止めを毎朝塗り、紫外線対策をしっかり行う。
✔︎アイクリームは圧がかからないよう中指で優しく塗る。
肌に優しい「落とすケア」7ステップ
目元のちりめんじわを作らないためには、クレンジングや洗顔などの「落とすケア」も重要です。肌に優しい落とし方を押さえておくことが大切!
1:ポイントメイクの落とし方
目元、口元などの濃いポイントメイクは、専用リムーバーでオフ。
2:クレンジング剤のつけ方
乾いた手のひらにゲルタイプのクレンジング剤を適量とり、皮膚を動かさないよう、肌の表面に手のひらをすべらせるイメージでなじませる。なじませる時間は40〜50秒が目安。
3:クレンジング剤をすすぐのはぬるま湯!
ぬるま湯でやさしくクレンジング剤が残らないよう、しっかりすすぎます。40℃以上のお湯の使用は、乾燥の原因にもなるので注意が必要です。
4:洗顔料はしっかり泡立てる
泡立てネットなどを使用し、洗顔料を泡立て、きめ細かい泡を作ります。
5:泡で顔を包み込むようにやさしく洗う
ピンポン玉以上の泡で顔を包み込むように顔全体をやさしく洗いましょう。常に肌と手のひらの間には泡のクッションを。洗う時間は20〜30秒が目安。
6:洗顔料もぬるま湯でオフ
ぬるま湯でやさしく洗顔料が残らないよう、しっかりすすぎます。40℃以上のお湯の使用は、乾燥の原因にもなるので要注意。
7:清潔なタオルでやさしく水気を拭き取る
清潔なタオルでやさしく水気を拭き取ります。擦らず、軽く当てるよう、最後の仕上げもやさしく行いましょう。
肌にできるだけ負担をかけないケア、ぜひ取り入れてみてくださいね。
情報提供:美容皮膚科タカミクリニック
美容皮膚科医
山屋 雅美
エイジング悩みに対する治療を主に担当し、迅速な診断、施術を行う。特にスレッドリフトによるたるみ治療では多くの指名を受ける。
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