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ついに12月18日公開! 熱量高めの展開に目が離せない『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』とは?
令和初の仮面ライダーとして2019年から2020年にかけて放送された、「仮面ライダーゼロワン」。8月にテレビシリーズが最終回を迎えましたが、その続編となるストーリーが、劇場版として公開されました。おなじみのメンバーに加え、特別ゲストとして俳優・伊藤英明さんが出演するなど、見ドコロ満載。ワーママとしては親子で観に行きたい劇場作品として、必見の本作!
公開を記念して、主演を務める高橋文哉さんにインタビュー。Vol.01では自身が演じる「飛電或人(ひでんあると)」というキャラクターへの想いを語っていただきましたが、Vol.02となる今回は、この度の劇場版作品についてお話を伺いました!
俳優としての大先輩・伊藤英明さんにまず言われた言葉は、「本物だ!」(!?)
劇場版の撮影は、テレビシリーズとはまた違う雰囲気だと思いますが…?
「全然違いました。やっぱりゲストのお三方(伊藤英明さん、福士誠治さん、山﨑紘菜さん)が集結する場面なんかは、場がぴりりと引き締まるのを感じました。もちろん、いつも一緒に演じている僕たちも、緊張感は大切にしているんですけど。やはり役者としての大先輩の皆さんがその場にいらっしゃるだけで、気合いの入り方が違いましたね。演技のONとOFFの境目がぴしっとされていて、その差がすごくきれいなんです。たくさん勉強させていただきました」
「スタッフの皆さんからも、テレビシリーズにかけるものとはまた違う想いの熱量を感じました。もちろんずっと情熱を込めて作ってくださっていたんですけど、これがゼロワンの最後ですし、何よりもいいものにしたいって気持ちが、監督をはじめとしてみなさんから伝わってきて…。”違う色の情熱”を感じました。僕たち演者も、その思いに応えるために必死で頑張って…。みんなの思いの強さが伝わり合って、とてもいい現場でした」
役者としての大先輩、伊藤英明さんとの初共演はいかがでしたか?
「お子さんと一緒にゼロワンをずっと見てくれていたらしくて。過去、一番好きな仮面ライダーシリーズだ、とまで言ってくれたんです。もう、素直に嬉しかったですね。初めてご挨拶させていただいたときに、”あ、本物の或人だ!”って言われて、”いやいや、こちらのセリフです”って思いました(笑)。でもそれくらいゼロワンへの愛を持ってくださっていたので、いい意味でリラックスできました。お芝居でも力強さがあるぶん、こっちも負けてられないっていう気持ちを強くもっていました。いろんな場面で助けていただきました。
現場で伊藤さんにアドバイスいただいたことなどはありましたか?
「いや、それが僕のお芝居をすごく褒めてくださったんです。高橋君はそのままでいいって。とても優しくしていただいて。それがやりがいとやる気につながりました! 僕、伊藤さんのサインがどうしても欲しくて、台本に書いていただいたんです。そして生意気にも自分も同じようにサインを入れた台本を渡させていただいて。図らずも、送り合う形になりました(笑)」
この人が「イズ」でよかった。そう思えるほどになった、劇中の相棒・鶴嶋乃愛さん。
『仮面ライダーゼロワン』といえば、人工知能(AI)搭載人型ロボ=ヒューマギアである秘書・イズと或人とのコンビも大変人気でしたね。テレビシリーズではちょっと切ない終わり方をしましたが、劇場版ではその二人のストーリーも展開されるんでしょうか?
「う~んどうでしょう、観ていただいてのお楽しみ、といったところですかね(笑)」
気になります! では高橋さんの中で「或人」と「イズ」との関係は、長く共演した間でどう変わりましたか?
「イズ、というよりも、鶴嶋乃愛(つるしまのあ)さんとの関係が間違いなく変わったと思います。最初の頃は、或人とイズが先導する道を僕たち二人がなんとなく付いていっている、という関係性だったように思います。最初はお互いのことを探り探りだったんですよね。それがいつしかお互いに信頼して、お芝居の相談をできるようになったんです。自分の役だけでなく、相手の役もお互いに深く理解しているし。例えばこう演じたらこういう顔をしてくれるんじゃないか、と期待を込めて自分のセリフの言い回しを変えてみたりすると、それを上回る演技を返してくれるんです。本当に、イズを演じるのが鶴嶋さんでよかったなって、心から思います」
物語の中でも役者仲間としても、ゼロワンの中でのいちばんの「相棒」を、こんな風に語ってくれた高橋さん。或人の切ない笑顔で幕を閉じたテレビシリーズですが、劇場版ではきっとふたりの息の合った「あるとじゃ~ないと!」を見せてくれるであろうことを願って、劇場に足を運びましょう!
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2020年12月18日公開「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」&「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」豪華2本立て!
<あらすじ>
2019年9月から2020年8月まで放送され、令和仮面ライダーシリーズ1作目となった「仮面ライダーゼロワン」の劇場版。テレビシリーズ最終回に突如登場して反響を呼んだ謎の男エスが、最強の敵として飛電或人/仮面ライダーゼロワンらの前に立ちふさがり、或人らは世界滅亡までの60分間のタイムリミットの中で戦う。信者を集めて「楽園ガーディア」の創造主と名乗るエス/仮面ライダーエデンは、賛同する数千人の信者とともに世界中で大規模な同時多発テロを引き起こす。エスを止めるべく或人は立ち上がり、そんな或人に対して宣戦を布告するエス。そして或人だけでなく、不破諫/仮面ライダーバルカン、刃唯阿/仮面ライダーバルキリー、天津垓/仮面ライダーサウザー、そして「滅亡迅雷.net」の仮面ライダーたちも、それぞれが真相を究明し、世界を救おうと奮闘するが……。エス役を「仮面ライダー」シリーズ初出演となった伊藤英明が演じる。「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」と2本立て上映。
監督:杉原輝昭
原作:石ノ森章太郎
脚本:高橋悠也
<キャスト>高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、山口大地、中山咲月、児嶋一哉 /劇場版ゲスト:伊藤英明ほか
▶︎公式サイト
スーパーヒーロープロジェクト
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
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俳優
高橋文哉
たかはし・ふみや/2001年3月12日生まれ、19歳。埼玉県出身。令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』の主演・飛電或人役に抜擢。土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系系列土曜よる11時)に藤原刀矢役で出演中。自身初の1st写真集「架け橋」(ワニブックス )が12月26日に発売される。2021年1月7日(木)よりMBS、tvkほかにて放送スタートのドラマ特区「夢中さ、きみに。」にて二階堂明役で出演が決定している。
撮影/中田陽子(MAETICCO) スタイリスト/MASAYA(addictcase) 構成/旧井菜月、福本絵里香(本誌)