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ファン待望の劇場版!『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』が12月18日公開!
昨年放送が開始され、この秋テレビシリーズの最終回を迎えた、「仮面ライダー ゼロワン」。令和初の仮面ライダーとして注目を集めたのは、高橋文哉さん。社長で、お笑い芸人で、そして仮面ライダーでという、新しい時代性を反映した、ハイブリッドな役柄を熱演。人と同じようにAIへ愛情を注ぐ優しさと、悪を決して許さないまっすぐな正義感、そして『”あると”じゃ~ないと!』という独特のギャグで見せるキュートなユーモアに、子どもたちと一緒に夢中になって応援したママたちも多いのではないでしょうか。
さて、テレビシリーズの最終回では、エンディング後に突如として謎の男が登場。なにやら不穏な雰囲気を残して幕を閉じましたが、その伏線を回収するのが2020年12月18日に公開される『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』。高橋さん演じる飛電或人(ひでんあると)=仮面ライダーゼロワンを始めとするおなじみのキャラクターたちのバトルがまた見られる! そしてこの映画が物語の本当の”ラスト”であるとして、ファン注目の作品となっています。
『飛電或人』は自分にとって、生涯ずっと忘れることのない「人生の相棒」のような存在
1年以上もの長い間、ひとつの役を演じ続けることは、俳優としてもなかなか無い経験だと思います。高橋さんが演じきった「飛電或人」というキャラクターは、ご自身の中でどんな存在となっていますか?
「最後まで一緒に走りきってくれた、『相棒』のような存在です。僕の人生の中で、『飛電或人』という人物を忘れることは今後おそらくないと思います。。芝居を続けていく中で、悩んだり、落ち込んだり、新しいステップにトライしたりするときに、必ずパッと思い出すと思うんですよね。そういう意味でも、これからずっと寄り添いながら相棒のように生きていきたい、大切な財産のひとつです」
“飛電或人”を演じる前と後とで、キャラクターへの想いは変化しましたか?
「演じている間はその役と自分が”シンクロ”するようなイメージでした。最初は遠くにいて重なることができなかった”役”が、徐々に自分と近づいていって、ひとつになって…。だから、終わってみてその役を”脱いで”初めて、飛電或人を客観視できるようになった気がします。だから、そうですね、すべて終わった今だからこそ『相棒』と思えるんだと思います」
「役を演じ続けることで、或人の周りに気を配ることのできる優しさや強さが自分にも宿った気がする」。
高橋さん自身と、或人との共通点はありますか?
「現場の雰囲気を大切にしているところです。或人って、暗い顔をしている人を放っておけないし、笑顔にしたいと思う人なんですけど、そういう感覚はすごく似ているなって思います。僕も、割と場のムードが暗かったりすると、自分がどうにかしなきゃ、と頑張るタイプなので。逆に、似ていないところもありますね。或人って、”自分が一番最後”なんです。例えば飲み物が10個あって、10人の人が順番に取るとしたら、みんなに先に選ばせて、自分が最後になると思う。その点、僕は先に選びたいタイプ(笑)。末っ子気質なんですかね(笑)」
先ほど、演じているときは役と自分がシンクロするとおっしゃっていましたが、では或人を演じているときは、”飲み物を最後に選ぶタイプ”に?
「なりましたね、或人のおかげで周りにより優しくなれたと思います。あとは、現場の雰囲気や周りの人の様子をすごく見るようになりました。誰がどこにいて、どういうことをしていて、どんなことを思っているのかっていうのを考えるのが楽しくなったんです。『さっき〇〇してたよね?』って話したら『え、よく見てたね?』って驚かれることも多かったです。或人は『社長』という立場柄もあって、無意識に物事を俯瞰して見て、端々に気を配るキャラクターだから、私生活でもそうなれていたような気がします」
「或人」を親友のように語る優しい口調が印象的だった高橋さん。強さと優しさを併せ持つ令和初のライダーとして、どんな冒険を繰り広げるのか、劇場作品が楽しみでなりません!
コート¥189,000 (ATSUSHI NAKASHIMA/THE PR)、パンツ ¥50,000 (mindseeker/WORLD STYLING) その他/スタイリスト私物
〈お問い合わせ先〉
■THE PR 03・3803・8313
■WORLD STYLING 03・6804・1554
2020年12月18日公開「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」/「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」豪華2本立て!
<あらすじ>
2019年9月から2020年8月まで放送され、令和仮面ライダーシリーズ1作目となった「仮面ライダーゼロワン」の劇場版。テレビシリーズ最終回に突如登場して反響を呼んだ謎の男エスが、最強の敵として飛電或人/仮面ライダーゼロワンらの前に立ちふさがり、或人らは世界滅亡までの60分間のタイムリミットの中で戦う。信者を集めて「楽園ガーディア」の創造主と名乗るエス/仮面ライダーエデンは、賛同する数千人の信者とともに世界中で大規模な同時多発テロを引き起こす。エスを止めるべく或人は立ち上がり、そんな或人に対して宣戦を布告するエス。そして或人だけでなく、不破諫/仮面ライダーバルカン、刃唯阿/仮面ライダーバルキリー、天津垓/仮面ライダーサウザー、そして「滅亡迅雷.net」の仮面ライダーたちも、それぞれが真相を究明し、世界を救おうと奮闘するが……。エス役を「仮面ライダー」シリーズ初出演となった伊藤英明が演じる。「劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本」と2本立て上映。
監督:杉原輝昭
原作:石ノ森章太郎
脚本:高橋悠也
<キャスト>高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、山口大地、中山咲月、児嶋一哉 /劇場版ゲスト:伊藤英明ほか
▶︎公式サイト
スーパーヒーロープロジェクト
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
俳優
高橋文哉
たかはし・ふみや/2001年3月12日生まれ、19歳。埼玉県出身。令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』の主演・飛電或人役に抜擢。土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系系列土曜よる11時)に藤原刀矢役で出演中。自身初の1st写真集「架け橋」(ワニブックス )が12月26日に発売される。
撮影/中田陽子(MAETICCO) スタイリスト/MASAYA(addictcase) 構成/旧井菜月、福本絵里香(本誌)