3人のお子さんがそれぞれ15歳、9歳、6歳に成長して、これまで大変だった子育ても最近少しずつ手が離れてきたという大沢あかねさん。家庭も育児も自分のことも諦めないスタンスが、毎日のお風呂時間を活用する美容法を生み出しました。頑張りすぎない持続可能なアイディアで人生を切り拓く、ポジティブなスタンスに学びます。
大沢さんの「女の時間割。」
Vol.1「女」時間〜ひとりの女性として仕事に向き合う時間〜
Vol.2「妻」時間〜妻として夫に向き合う時間〜
Vol.3「母」時間〜母として子供に向き合う時間〜 ←この記事
大沢あかねさん
タレント・40歳
大沢さんの「母」時間をClose up
19:30@Bathroom
子供とお風呂
「15歳の長女と9歳の長男はもう自分のことはたいていできるようになってきたので、今お風呂に一緒に入っているのは6歳の次女だけです。夕食が終わるとまず、上のふたりがそれぞれ入浴。そのあとに次女と入って、次女のことを洗います。体を拭いたらクリームで保湿して、パジャマを着せて髪を乾かし、“じゃあお部屋で休んでいてね”と送り出す。そこからが私の半身浴タイムの始まりです。お風呂の中で保湿ケアをして、ふっくら蒸したような美肌づくりにいそしみます。週に3日はじっくりお風呂美容をしたいので、そんな日は子供が寝てから2度目の入浴。通販で購入したよもぎ蒸しセットを使ってドバッと汗を出すのです。100均のケープを頭からすっぽりかぶって、防水ケースに入れたスマホ片手に、好きな韓国ドラマを見ながら体の芯からポカポカに。全身に血がめぐるのを感じます」

「母」時間 大沢さんのとある1日
8:00 起床
9:00 朝食
9:30 家事(掃除しながらパックで、ながら美容)
11:30 出発準備
12:00 子供とランチをかねて遊びに(公園、映画)
15:00 帰宅、休憩
16:00 夕飯準備
18:00 夕食
19:30 子供とお風呂(半身浴)
21:00 子供寝かしつけ
21:30 自分時間(ドラマ視聴、推し活)
23:00 台本チェック
24:00 就寝
うちの中でパパはボス、ママは怒り役をうまく分担
“3人そろって、顔がパパ似”という、大沢さんと劇団ひとりさんのお子さんたち。しかしその性格は大沢さんいわく、「シャイでやさしい長女に、陽キャでハッピーボーイな次男、いちばん気が強い次女」と、3人3様。
「それぞれのキャラクターがけっこうはっきりしているんです。繊細なところのある中学生の長女はわが道を歩き始めて、そろそろ思春期にさしかかるお年頃。少し距離をとって、無理に踏み込まないように気をつけています。小学生の長男と次女は元気いっぱい、めちゃめちゃ仲良しなんだけれども顔を合わせれば口ゲンカ。最近しょっちゅうやりあっている始末です(苦笑)。
私自身は母がシングルマザーで毎日外に働きに出ていたので、母の留守中はひとりで過ごすことの多い子供時代でした。だから兄弟同士わちゃわちゃ騒いで、ぶつかり合ってしまうような状況を経験したことがないんですね。せっかく兄弟がいるのになんでケンカするかなあと思いながら、“どうしていつもケンカするの。ちゃんとふたりで話しあって解決しなさい!”と直球で怒って、あとは見守る構えをとっています。
そんなとき、まったく別の角度から子供たちを包み込んで、やさしく諭してくれるのがパパなんです。彼は3人兄弟の真ん中っ子として育ったので、ケンカの仲裁はお手のもの。“もう、やめてって言ってるじゃん!”と争う声が聞こえてくると、“はいはいはいはい、どうしたの〜?”みたいな感じで、するっと割って入ってくれるのでとても頼りにしています。
子供たちの話を聞くのも私より上手で、子供ならではのオチのない話を「へえ〜、それでそれからどうしたの?」と興味や関心をもって最後までちゃんと聞いてあげることができるんですよ。たとえるなら家の中でパパは頼れる指揮官で、ママは外野から“宿題やった!? 片付けたの!?”とやいやい怒る役、みたいな割り振りでしょうか(笑)。生活しているといろいろありますが、子供を誰かと比較することなく、ハグやスキンシップをたくさんしながら、家族の笑顔を守りたいと思っています」
推しのビハインドから日々を乗り切るパワーをいただく
仕事に子育てにと日々全方位でベストを尽すためには、自分のケアもとても大切。大沢さんの場合は1日の終わりに推しを楽しむ“自分時間”がパワーの源になっているのだそう。
「可能なときは、だいたい1時間半くらいは自分時間を確保します。大好きな韓国ドラマを視聴したり、好きなK-POPを流しながら寝る前のスキンケアを楽しんだり。そこはもう完全に自分だけの時間。日常のあれこれはちょっと横に置いて、好きなものにグッと没入できるって、とても贅沢なことですよね。それだけで気分がリフレッシュされますし、自分が癒される気がします。
実際にライブを観に行くこともあって、たとえばLE SSERAFIMさんのステージはこの3年くらい毎年観ているのですが、もう成長度合いがハンパない。メドレーで5曲くらい息も切らさず歌い踊って、LEDスクリーンにパン! とワンショットが抜かれた瞬間、まるで“この角度から撮りなさい! ”と言わんばかりの圧巻のポージング。めちゃめちゃカッコ良くってこちらのボルテージも一気に上昇。同じ芸能の仕事をするものとしても、すごく触発されるものがあるんですよね。
その昔“冬ソナ”で韓国にハマったのをきっかけに、かれこれ20年超のK-POP歴になります。今、私たち世代の働く女性が韓国エンタメに惹かれる理由って、きっとただ癒しをもらえるからだけじゃないと思うんです。完璧な歌やパフォーマンスのために人知れず重ねている膨大な練習量や、失敗してもめげずにファイトする折れない心の大切さなど、ビハインドのストーリーからもたくさんのメッセージを受け取って、それが自分の心の栄養にもなっている気がします」

今を一生懸命やっていれば、それはちゃんと過去になる
いろいろなものをかみわけて、今日も前進する大沢さんの好きな言葉は、中島みゆきさんの名曲「時代」の一節。
「しんどいことも多かった3児の子育てですが、今振り返ってみると、いちばん大変だった時期は本当にあっという間だったと感じられるから不思議です。当時、“もう二度とやりたくない”と思っていたのは買い物ですね。夏の暑い日に長女と手をつなぎ、長男はベビーカーに乗せて、次女を抱っこ紐でくくってスーパーに買い出しに行った日々が忘れられません。家族が増えたからたくさん買わなくてはいけなくて、完璧主義だった私はひとりで頑張りすぎました。
あの当時は“このしんどさはいったいいつまで続くんだろう”と、なかなか先を見ることができませんでした。「時代」の歌詞の「♪そんな時代も あったねと♪」ではないですけれど、今なら笑い話にできますし、ものごとはすべて日々変化して動き続けているんだということも実感できます。
だからこそ今は、“今を大切に生きなくちゃ“と思う気持ちでいっぱいです。そんなマインドを代弁してくれるかのような歌詞がつづられているので、私はこの歌がとても好きなんです。今はつらいことも長い人生でみればたぶん一瞬。40を過ぎたこれからはもっと早いかもしれません? 目の前の一瞬一瞬を大事に生きたい、生きなきゃ! ですね」
しんどさの真ん中にいると心が疲弊して、その状況がずっと続くかのように感じてしまうことがあるかもしれません。大沢さんの言葉から“そんな時間もいつか振り返れる日が来る”というポジティブなエールが伝わってきました。大沢さんの撮影中の動画は、後日Domani公式インスタグラムで配信されます。そちらもぜひチェックしてください。

profile
大沢あかね
おおさわ・あかね/1985年生まれ、大阪府出身。北島三郎さんに憧れて8歳で芸能界デビュー。13歳で出演した『天才てれびくんワイド』(NHK)で注目を集め、2001年からはローティーン誌の専属モデルとしてカリスマ的な人気を博す。2005年の『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(CX)の出演を機にバラエティに開眼。以降、タレントや俳優として多方面で活躍する。2009年に自叙伝『母ひとり、娘(こ)ひとり』(幻冬舎)を出版。2024年に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で、ジニー・ポッター役を好演し話題となる。現在、木曜レギュラーとして出演中の『ヒルナンデス!』(NTV)は今年で4年目。パーソナリティを務めるラジオ番組『大沢あかね LUCKY 7』(ニッポン放送 毎週月曜~金曜21時50分~21時57分)は、昨年11月に聴取率首位を獲得した。プライベートでは、23歳で劇団ひとりさんと結婚、現在は15歳、9歳、6歳の3児の母。初の美容本『遅咲き 肌管理オタク 美容に全ぶり』(ワニブックス刊 ¥1,815)は2月2日に発売。
インスタグラム:@oosawa_akane.official
撮影/眞板由起 スタイリスト/伊東牧子 /ヘア&メーク/榊ひかる(Lila) 構成/谷畑まゆみ
※衣装すべてスタイリスト私物
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