デジタル画像や迫力のある生演奏!リアル感たっぷりのオンラインライブの様子をレポートします
夏のオンラインライブに続き、秋も単独オンラインライブを開催した七海ひろきさん。みんなきっと生で楽しみたい…と思っていたに違いありませんが、こんなご時世ゆえ配信でのライブとなりました。
ところが、空間が離れていても近くにいるようなリアル感たっぷりのライブを見せてくれるのが、さすがエンターティナーの七海さん。クールで、元気で、色気もあって…七海さんの魅力がギュギュッと詰まった『One-man LIVE773〝KINGDOM〟ONLINE-AUTUMN-』でした! 今回はその様子を詳細レポートします。
オンラインライブが開催されたのは11月18日。私たち取材班もライブスタジオへ。スタジオに入ってびっくりしたのが、ステージの横にグリーンバックが設置されていたこと。CG合成をするのかな、とワクワクしてきました。
配信開始の20:00に向けてカウントダウンが始まり、七海さんが登場!
黒の細身のジャケットとパンツ、柄のTシャツを差して、きれいなシルバーアッシュヘア! 本当に「スタイリッシュ」を体現している立ち姿! ヘアカラーがあまりにも素敵すぎたので、なぜ今回この髪色にしたのかご本人にうかがいました。
「前回の『One-man LIVE773“KINGDOM” ONLINE-SUMMER-』ではアルバムの『KINGDOM』のジャケット写真と同じピンクにしたので、実はまた同じにしようか迷ったんです。でも今回はファーストアルバム『GALAXY』に収録されている曲もセットリストに入っているので、1年ちょっと前の、初心の気持ちを込めてシルバーアッシュにしました。『GALAXY』のジャケット写真と同じ色です」(七海さん)
なるほど! そうか、『GALAXY』発売からもうそんなに月日が経っているのですね。と、七海さんのカッコいい姿に目を奪われている間に、宝塚歌劇団退団後の初主演舞台作品『RED&BEAR』のテーマ曲、七海さんのソロ曲と流れます。後ろには人型のシルエットのダンサーが。実はこれ、CGなのですが、実際の人間にセンサーをつけてその動きを画面上に再現したモーションキャプチャ。元宝塚歌劇団宙組男役の風馬翔さんと元花組娘役の芽吹幸奈さんの動きなのだとか。画面が華やかで賑々しくなり、『RED&BEAR』の世界観もたっぷり堪能♡
この時の振り付けも、風馬翔さん。
「初めてかけぽん先生(風馬 翔さん)が踊ってくれたのを見た時、めちゃくちゃカッコいいって思いました。そして、私のことをよくわかってくれているからこその振り付けだなとうれしくなりました。手の振りが印象的で、特に、目の前に四角形を作る所(1番:鏡に映る自分)とカメハメ波(サビ前部分)が好きでした。私は振り覚えが遅いのですが、教えるのも上手で振り付けしている時間がとっても楽しかったです!!」と七海さん大絶賛。
CG画面が終わり、ステージ上に移動してきた七海さん。担当イラストレーターの春原さんが大好きだという『花に嵐』。花が舞い散る背景で、どことなく妖艶な雰囲気。収録しているから私たちは声を出せないのですが、きっと春原さんは心の中で思いきり叫んでいたに違いありません。
一転、バラード調の『もう一度…』に。禁断の愛を歌った、切ない曲。キラキラしたプラネタリウムみたいなバックで歌う七海ひろき…。
みなさんキュンとしませんでしたか?
4曲続けて歌ってからのMCタイム。モーションキャプチャの仕組みとか、今までの曲の説明などの話を。七海さんもこのライブを心待ちにしていて、今楽しんでいる感じが伝わってきます。
5曲目は『片思いの君へ』。デビューアルバムの『GALAXY』に収録されている曲で、片思いをしている〝僕〟の気持ちを歌った歌なのだとか。セリフのあるお芝居仕立てで、「笑っている君が大好きだから…君が世界でいちばん幸せでありますように」なんて言われちゃうと胸がいっぱいになって、ジーンとしてしまったり。
そしてここで休憩タイムに入ります。画面には、あの「スタイリッシュ体操第二」の映像が。こんな楽しみはオンライン配信ならではですよね。みなさんも思っているであろうことなので突っ込んでおきますが、もはや体操じゃないじゃん! 〝体操〟とは名ばかりで、スタイリッシュな七海さんを堪能するだけのトキメキムービーです。