東山サリー(韓国コーディネーター・ライター)
ソウル在住/都内出版社で広報として勤務した後、韓国が好きすぎるあまりフリーランスに転身。 ソウルへ移住し現地の最新情報を日々収集している。韓国カフェ通としてテレビ番組『にじいろジーン』にも出演。著書に『韓国カフェ巡り in ソウル』(ワニブックス)、『本当は秘密にしたいソウルのおいしいもの巡り』(産業編集センター )などがある。 Instagram:@saliy83
轟 友貴(ライター)
東京在住/高校生の頃にBIGBANGがきっかけでK-POPにハマる。韓国好き歴12年。日本と韓国を行き来しながらK-POPアイドル、俳優にインタビューなどを行う他、美容雑誌やWEBマガジンでは韓国コスメ記事も執筆。Instagram :@__y.92
【#톡톡 vol.6】
韓国はチョコよりもデートの日?いまどきのバレンタイン事情(발렌타인데이)
韓国はチョコよりもデートの日?いまどきのバレンタイン事情(발렌타인데이)
ユキ:もうすぐバレンタイン。この時期になるとハートモチーフの韓国コスメがたくさん発売されて、ついついお財布の紐が緩んじゃう。
サリー:韓国も日本と同じようにチョコレートを渡すよね。ただ、日本のデパ地下のバレンタインフェアのような盛り上がりはなくて、好きな人に告白!というよりは“恋人と過ごす日”なんだなと思った。
ユキ:意外とコンビニのバレンタイン商品がすごいんだよね。ぬいぐるみの花束とか、韓国ドラマによく出てくる白のテディベアが入った大きなチョコレートセットが店の外にずらっと並んでいて、カジュアルなんだけど豪勢。
サリー:大人のバレンタインは男性から女性にプレゼントすることも多いし、チョコレートよりもアクセサリーや高級レストランのディナーとかが人気で、ラグジュアリー志向な感じ。いかにすてきなプレゼントをするのか、韓国の男性は試されている!
ユキ:街がケーキの箱を持った彼氏と、彼氏に貰った花束を持って歩くカップルで溢れかえるよね。サリーは韓国でのバレンタインの思い出ってある?
サリー:実は私もその光景に憧れて、当時付き合っていた韓国人の彼氏に「バレンタインは花束がほしいな」ってお願いしたことがあるの。そうしたら、石鹸でできた花束をプレゼントしてくれたんだよね。一生懸命選んでくれたんだろうけど、なぜ石鹸だったのかは今でも謎(笑)。
ユキ:ぜひ今年は生花の花束を狙って……(笑)。お返しをするホワイトデーがあるのは日本と同じだけど、韓国は4月14日の「ブラックデー」までがセットだよね。
サリー:そうそう。これは韓国にしかない記念日で、バレンタインデーとホワイトデーも貰えず、恋人がいないシングルたちが黒い服を着てジャージャー麺を食べる日。
ユキ:ドラマや映画のセリフに登場するくらいポピュラーな文化だよね。韓国って記念日がたくさんあって面白い!
文/轟 友貴
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