当時35歳、失いかけてその大切さにあらためて気づかされました
突然ですが、私が髪の毛のケアについて真剣に考え始めたのは、2年前に妊娠したことがきっかけでした。妊娠すると今までの「私はこういう体質だから」というのがまるで通用しなくなるんですね。自分の体なのにコントロールが効かない。体調が悪かったときには、シャワーにも入れなかったし、スキンケアもヘアケアもできないほどでした。
そんなときに質が明らかに変わってしまった髪の毛。妊娠中ということもあって毛量は増えていたのに、乾燥してしまっているが故にツヤもうるおいもゼロ。ただただ「お手入れができていません」感だけが漂っていました。そして追い討ちをかけたのは、出産後の大量の抜け毛…。そんな波乱万丈の1年半を過ごしたことで、あらためて髪の毛の本当の大切さを痛感しました。
そしてこの時期に考え始めたこと、それが「特に髪の毛にはオーガニックのものを使いたい」ということ。きっかけは別のデリケートゾーンについての取材だったですが、そのときに頭皮の経皮吸収も腕に比べると約3倍であるということを知りました。
少し前までオーガニックコスメといえば “割高” という印象がありましたが、今ではドラッグストアで手軽に手に入れられるように。今回は、その代表ブランドといってももはや過言ではないアルジェランの「モイストグロー ヘアオイル」をご紹介いたします。
「まとまりのよさ」と「ツヤ感」と「癒しの精油パワー」に感動
▲ アルジェラン モイストグロー ヘアオイル 55mL ¥1,600
今年の3月にリリースされたばかり、98%植物由来成分を使用したアルジェランの「モイストグロー ヘアオイル」。含まれているのはすべて国産のオーガニック原料で、メインとなっているのは、保湿効果の高い高知県産の “榧 (かや) オイル” と “ウチワサボテンオイル”、そしてキューティクルを整える効果のある “アプリコットオイル”。
私はお風呂上がりにタオルドライした後、まず毛先中心に手のひらを使いオイルをなじませます。その後、根元に向けて残ったオイルを擦り込んでいくように手を動かし、最後指の腹で軽く頭皮をマッサージ。ドライヤーしながらも、そのまとまりのよさとうるっとしたツヤを感じることができるし、うれしいのは翌日にもその状態が続いているので朝のヘアセットが早い。バタバタしているときこそ「本当にありがとう〜」と心の中で感動しています (笑)。
▲ 朝起きてすぐのコンディション。このツヤと束のようなまとまりのよさ! 軽くドライヤーをして手櫛セットで準備完了。
ふんわり持続する香りは、ゼラニウム精油とジャスミン精油。ホルモンバランスが乱れがちな時期やイライラ心がささくれ立っているとき、眠りのクオリティを上げたいときなどに頼りになりそうな組み合わせです。
環境にも配慮も
ボトルに使われているのは植物由来の「バイオマスプラスチック」。その他資材にも、森林保全の証であるFSC認証紙や環境対応型のインキを採用。
ヘアケアの大切を身を以て知った今、この先もずっと健やかな髪の毛を保てるように、使うものにはきちんとこだわっていきたいと思います。
モイストグロー ヘアオイル | ARGELAN アルジェラン
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美容ライター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。