話題騒然のブランド、〝Shinonagumo(シノナグモ)〟とは?
日本産にこだわり、生地や素材などが生産される背景を踏まえたうえでのデザインを展開している、いまもっとも注目されているブランド。デザイナーの南雲詩乃さんはオートクチュールメゾンで帽子作りを学んだあと、約10年間企業オリジナルレディースデザイナーのレディース部門で経験を積み、2019年秋冬コレクションに独立。自身の名を冠したオリジナルブランド〝Shinonagumo(シノナグモ)〟をスタート。「classic&new harmony」をコンセプトに、伝統技法にこだわった帽子作りを行っているんだとか。
▲バケットハット¥29,700・ベレー帽¥40,700(7月中旬入荷予定)
先日、お邪魔した〝Chaos(カオス)〟の秋冬展示会でも、洋服を差し置いて気になったのが〝シノナグモ〟の帽子でした。
数年前からじわりじわりきているバケットハット。今季は〝ロエベ〟からも登場し、話題になっていますよね。おしゃれ業界人の中では、バケットハットは制服の帽子みたいなもので、撮影で被っているスタッフを見かけることも。とはいえ、いい歳した大人がさらっと取り入れるには簡易度が高いアイテム。かなり苦手意識がありましたが、〝シノナグモ〟のバケットハットをかぶってみたら……ん?いいかも! 大人だからこそ似合う、上質で品のあるデザイン。さすが日本の職人によって、ひとつひとつ手作業で作られているだけのことはある。お値段は少しお高めですが、それも納得できる気がしました。
こちらは春夏バージョン。帽子をかぶることでモードっぽくなるといったら正解かも。とにもかくにも、いまいちばん気になる帽子ブランド〝Shinonagumo(シノナグモ)〟。人気過ぎて、どこのお店でも再入荷待ち状態なので、見つけたらチェックしてみてくださいね。
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題