ベージュ×グレー、ネイビー×カーキ。スポーティなアウトドアコーデこそシックにまとめるのがおしゃれの鍵
お友達ファミリーとキャンプに行く機会も多いというスタイリスト亀さん。一番下の娘さんがまだ小さいこともあり、この夏は本格的なテント泊のキャンプよりも「もしこの夏行けるとしたら、ある程度お任せできて楽ちんなグランピングですかね」とのこと。(*取材時、6月末)
そんな、本格的なキャンプからホテルライクなグランピングまで熟知している亀さんに、おすすめのアウトドアコーデを聞きました!
「それこそ、子ども達を思いっきり自然の中で遊ばせることが目的のテント泊のキャンプでは、正直汚れてもOKな服装で行きます(笑)。パンツやスニーカーは汚れが目立たない暗い色一択ですね。
なので、今回はもう少し人の手が入ったグランピングのときのようなアウトドアコーデのイメージで。アウトドアで着るアイテムって機能性を重視したスポーティなものが多いので、それだけでも十分カジュアルですよね。コーデが引き締まるモノクロはもちろんアリとして、さらにオススメしたいのが大人ならではの洗練配色でまとめること。例えばベージュ×グレーや、ネイビー×カーキといったそのまま街で着ていても映える配色でまとめるだけで、カジュアルな着こなしがカッコいい大人の雰囲気に仕上がります」。(亀さん)
アウトドアで必携の「マウンパ」コーデも、ベージュ×グレーなら優しい表情に
▲ブルゾン¥60,500(モールド<CINOH>) カットソー¥8,580(カオス丸ノ内<REMI RELIEF>) パンツ¥20,900(ELE STOLYOF) 帽子¥5,390(トラディショナル ウェザー ウェア 青山店<トラディショナル ウェザー ウェア>) その他/私物
亀さんのコーデ提案は、チャコールグレーのプリントTにベージュのマウンパとキャップを合わせた上品カジュアルなもの。細身のグレーパンツはかなりストレッチが効いているのでアウトドアでのアクティブな動きにもバッチリ。
「マウンパのコーデってメンズっぽくなりがちで、もう少し女性らしいカッコよさをだしたかったのでベージュを選んでみました。中のプリントTは個人的に今ブームで。アクセをほぼつけないアウトドアシーンでもそれだけでコーデがサマになるので便利です。ライトグレーのパンツで全体的に軽やかに仕上げました」。(亀さん)
ネイビー×カーキの大人配色なら、アウトドア⇆街でも自由自在!
▲ブルゾン¥39,600(ELE STOLYOF) カットソー¥9,790(エイトン 青山<エイトン>) パンツ¥11,000(N.O.R.C<N.O.R.C>) バッグ¥3,520(トラディショナル ウェザー ウェア 青山店<トラディショナル ウェザー ウェア>) その他/私物
バサッとしたオーバーサイズのシルエットが1枚サマなマウンパに、グリーンパンツの艶やかな光沢感が華やかさを与えているコーデ。「エッジの効いたマウンパとパンツを軸にネイビー×カーキのシックな配色で仕上げたコーデなので、アウトドアシーンはもちろん、街でも十分映えると思います」。(亀さん)
カジュアルなアウトドアコーデも、配色やデザイン選びにこだわるとカジュアルすぎず、大人っぽく都会的な印象に。ぜひ参考にしてみてください。
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撮影/谷口 巧(Pygmy company/人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト・モデル/亀 恭子 ヘア&メーク/神戸春美 構成/松崎のぞみ