お買い物だけじゃない! サンフランシスコの街の楽しみ方
東京から約10時間で、ロスアンゼルス空港へ到着。夕刻、成田を出発すると、その日の朝に到着するので、なんだか1日得した感じ。カラッとした風に「アメリカに来たんだなあ…」としみじみ実感。今回は、カリフォルニアの3都市を巡る旅ですが、最初にご紹介する都市は「サンフランシスコ」。宿泊は“ヒルトン サンフランシスコ ユニオンスクエア”です。名前の 通り、歩いて数分もしないところにユニオンスクエアが…。ご存知の方も多いと思いますが、ユニオンスクエアの周辺は、デパートやブランドのお店がたーくさん。ここのヒルトンは、お買い物に、観光に、非常に便利な立地なんです。
ホテルの中に一歩足を踏み入れると、市街地のホテルなだけにビジネスマンが多く、活気に溢れています。ロビーには、飛行機のオンラインチェックインができるコーナーが設置されていたり、ホテルの室内からエクスプレス・チェックアウトができるなど、とかく忙しいビジネスマン向けのサービスが充実。ホテルの利用客は、アジア圏からのビジネス客が特に多いんだそう。というのも、サンフランシスコには、アメリカ最大の中華街があることから、中国人客が85%を占めるんだとか…。ホテルのレストランでは、地産地消を実践しており、ホテルから180マイル以内で採れた食材を使用しているんだそう。
ヒルトン サンフランシスコ ユニオンスクエア
住所:333 O’Farrell Street San Francisco, California 94102, USA
http://www.hiltonsanfranciscohotel.com/
何しろ坂の多い街、サンフランシスコ。坂道では車が後退していってしまうため、縦列ではなく、並列駐車しているほど。ホテルのある市内中心地からケーブルカーに乗って、フィッシャーマンズワーフまで行ってみると、また市街地とは違った魅力に出会えます。海沿いは、なだらかな道が続き、ジョギングしている人やサイクリングをしている人たちでいっぱい。街中に、レンタサイクルがたくさんあるので、ここはぜひチャレンジ! レンタサイクルでは、自転車をレンタルするだけでなく、ガイドをつけることも可能。先導して、街の見どころを教えてくれます。今回は、フィッシャーマンズワーフからゴールデンゲートブリッジの橋下までサイクリング。希望があれば、ゴールデンゲートブリッジを渡ることも可能です。有名なアルカトラズや街並を散策しながら、海風の中を走り抜けると爽快です。疲れたら、サンフランシスコで有名なチョコメーカー「GHIRARDELLI」でひと休み。中で、チョコレートをつくる行程を見学することも可能。レストランほか、アイスクリームショップもあるので、サイクリング中の休憩にもぴったり。でも、シングルアイスでも大きいので、食べたらその分、またいっぱい走らなきゃ!
もし、サンフランシスコの滞在日が、火曜日、木曜日、土曜日にあたるなら、ぜひフェリービルディングのファーマーズマーケット(朝市)を覗いてみて! 火曜日と木曜日は午前10時から午後2時まで、土曜日は午前8時から午後2時まで行われている朝市は、一見の価値ありです。新鮮な野菜や果物、お花、etc.たくさんの屋台が並んでいて、見ているだけでも楽しいファーマーズマーケット。試食ももちろん可能。新鮮でおいしいフルーツが、すっごくかわいい値段で買えるので、滞在日がまだ残っているのなら、買ってホテルでいただくのもおすすめ。桃やレモンスライスなど、ちょっと変わったドライフルーツなんかもたくさんあって、おみやげにも喜ばれます。疲れたら、フェリービルディングの中のレストランでモーニングを食べたり、屋台でコーヒーとサンドイッチを買って、海を眺めながら食べるのもいい感じです。
撮影・文/森井真弓(ADVOX)
取材協力/ヒルトン・ワールドワイド