一気にヨーロッパの雰囲気に…。おしゃれな街並と芸術が堪能できる街、オスロ
キルケネスから飛行機で約2時間。オスロに到着すると、朝まで雪まみれだったのが、まるでウソのよう。オスロセントラルステーションからカール・ヨハンス・ガーテ通りを歩いていくと王宮が見えたり(写真右上)、通りの両脇にはおしゃれなカフェやショップもたくさん。大道芸人のパフォーマンスなどが行われていたりもする、街いちばんのにぎわいを見せる通りです。(上の)写真は、ノーベル平和センター。毎年12月10日にノーベル平和賞授賞式が行われる、オスロ市庁舎近くの古い駅を利用してつくられた建物なんです。歴代の平和賞受賞者やアルフレッド・ノーベルについての資料を展示していて、内部には講演や展示で利用できる多目的スペース、カフェやショップもあります。
オスロでぜひ訪れたい公園が「フログネル公園」。グスタフ・ヴィーゲランの彫刻が200点ほど展示されています。園内の彫刻はすべて人間と人生をモチーフにしたもの。有名なところだと、「人生の輪」や121人の老若男女が絡み合って形成された塔「モノリッテン(人間の塔)」、それから「おこりんぼう」。広々とした公園は、犬を散歩させたり、ピクニックをしたり…、思い思いに人々が過ごす憩いの場となっています。園内には屋外レストラン、プール、テニスコートなどの施設もあるので、1日のんびり過ごすのもおすすめです。
最近、高額な金額で落札された、ムンクの「叫び」の1枚が所蔵されている国立美術館。王宮から徒歩5分ほどの距離にあるこの美術館は、国内外の美術品を所蔵するノルウェー最大の美術館です。所蔵品数は彫刻が約1900点、版画と線描画が約4万点。「叫び」、「マドンナ」が展示された「ムンクの部屋」は、絶対押さえておきたいスポットです。また、美術館内には、ムンクグッズなどが買えるミュージアムショップや、おしゃれなカフェスペースも併設。お散歩がてら、ぜひ訪れてみて!
国立美術館
住所:Universitetsgata 13
http://www.nasjonalmuseet.no/
現在、セントラルステーションの周辺で大きな開発が進んでいるオスロ。08年にオープンしたオペラハウスは、真っ白な大理石を使った斬新な外観の劇場。そして、その前にある「Thon Hotel Opera(トーン・ホテル・オペラ)」は、オペラをモチーフにしたおしゃれなホテルです。オペラの衣装やポスターが飾ってあったり、ピアノが置いてあったり…、客室もモダンな雰囲気。駅からも近く、アクセスの便利なホテルで、オスロ観光の拠点にもおすすめです。
豊かな自然や芸術、ヨーロッパの街並み、おしゃれな北欧デザイン、食文化などなど、さまざまなシーンが楽しめる“ノルウェー”は、何日いても飽き足らないぐらい、見どころ満載の国。今度はあなたの目で、肌で、実際に感じてみる番です。
オペラハウス
住所:Kirsten Flagstads Plass 1
http://www.operaen.no
トーン・ホテル・オペラ
住所:Dronning Eufemias gate 4
http://www.thonhotels.com