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2024.07.26

韓国旅行の交通費がお得に! 気候同行カードが優秀すぎた

 

ソウル旅行をする際に話題になっている電車やバスが乗り放題の「気候同行カード」。今回、韓国に行った際に使ってみたのでどこで買えるのか、どう使えるのかなどリアルな感想をレポートします。【Kカルチャー好きの偏愛レポート】

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ソウル旅行の必需品! 気候同行カード、便利なうえにお得

先日、休暇をとって韓国へ行ってきました。今回はライブに行くなどというオタ活もなく友人と観光をする旅。そんな今回の旅で絶対に手に入れたかったものがあります。それが「気候同行カード(기후동행카드/キフトンヘンカドゥ)」なるもの。この名前だとよくわからない…となりますが、ソウル市の地下鉄とバスが乗り放題になるというもの。しかも1dayだけではなく、スケジュールに合わせて金額設定がされています。

韓国の交通カードの気候同行カード

こちらが気候同行カード。T-moneyやNAMANEカードなどのようにデザインはいろいろなものから選べませんでしたが、かわいいからあり。取り扱っている場所によっては選べるのかも?

気候同行カードの料金

1日券 5,000ウォン
2日券 8,000ウォン
3日券 10,000ウォン
5日券 15,000ウォン
7日券 20,000ウォン

チャージをした日から使用開始で、利用日数の終電まで利用できるそうです。長期滞在者向けには30日利用権もあるそう。地下鉄・バスだけなら62,000ウォン(青年〈満19〜39歳〉:55,000ウォン)、地下鉄・バス・タルンイ(レンタサイクル):65,000ウォン(青年〈満19〜39歳〉:58,000ウォン) 利用には「T-money&ペイ」サイトで要会員登録。

気候同行カードの対象エリアはソウル市内

ソウル地域の地下鉄、キンポ(金浦)ゴールドライン、ソウル市免許の市内バス、マウルバス(小型のバス)、タルンイが対象エリア。利用対象外となるのは、新盆唐(シンブンダン)線、ソウル地域以外の地下鉄、広域/空港バス、他の地域の免許によるバス。

ソウル地域内の駅で乗って、ソウル地域外の駅で降りる場合は有人改札で精算が必要になります。ソウル市内だけで遊ぶだけなら細かい心配は無用で乗り放題です。

ソウル市内のバス

気候同行カードはどこで買えるの?

そもそもカードはどこで手に入るのか。調べてみたところ、金浦空港やソウル交通公社(1~8号線)の有人の安全室、ソウル市内の駅周辺のコンビニやソウル観光プラザ観光情報センターやミョンドン(明洞)観光情報センターで購入できるとのこと。1枚3000ウォンでした。

気候同行カードを買う際ですが、コンビニなら大体、レジ後ろやレジ脇にT-moneyカードと一緒に並んでいます。場合によっては陳列されていない場合もあるのでその場合は以下の言い方で聞けばOK。

「기후동행카드 있어요?(キフトンヘンカドゥ イッソヨ/気候同行カードはありますか)」

「없어요(オプソヨ/ありません)」と言われたらその店には置いていません。「있어요(イッソヨ/あります)」と言われたら、必要な枚数を伝えて購入すればOKです。

今回の旅は仁川空港発着だったので、仁川空港からソウル市内への移動は対象外。ソウル市内まではAREX(仁川国際空港鉄道)を使ったのでそこから先を気候同行カードで移動しようと思っていましたが、もともと持っていたT-meneyカード(交通ICカード)に残金があったため、ソウル駅内のコンビニで気候同行カードを探すのをパスし、ホテルまで一旦移動しました。ですが、ソウル駅のAREXホームから地下鉄乗り換えのフロアにGS25があったので、そこやソウル駅で一旦改札を出た先の構内で買えたかもしれません。私は鍾路3街駅のGS25で売り切れと言われ、少し先にあるセブンイレブンで無事購入しました。

気候同行カードの使い方

1:チャージを選択し端末にカードをセット

カードのチャージ画面

駅改札側にあるチャージコーナーでまずはチャージを。言語選択ができるので日本語を選べばスマートです。カードはチャージ機の下部にあるポケット部分に置くだけ。初めての利用だったので使用開始日などが空欄になっています。

2:利用日数を選ぶ

購入画面のモニター

2泊3日の旅だったので3日券を選択。料金を支払えば完了! 料金は現金(ウォン)のみでのチャージとなるため、チャージする金額だけでも空港などで両替をお忘れなく。空港のレートはあまりよくないので、明洞など大きな観光エリアまで移動ができている場合は街中での両替をおすすめします。

3:チャージ完了後は改札を通るだけ!

カードをタッチして地下鉄の改札を通るところ

気候同行カードと利用期限(満期日)が2024年7月20日までと表示されています。この期間までは乗り放題という表示です。ちなみに韓国の改札はわりとしっかりカードをスキャン部分にタッチしないと通れないことがあるので注意を。

韓国のバス車内

バスの場合は乗るときと、降りるときにタッチが必要です。日本のようにバスが止まったら立ち上がるのではなく、バスが止まるときにはすぐに降りられるようにしておくのがベター。なんなら降りる前からみんなカードをタッチしているくらいのパリパリ(早く早く)文化。

どれだけお得なの?

今回、気候同行カードを使ってみて思ったこと。大体ソウル市内の移動は電車やバスが片道1400〜1500ウォン前後(行き先によります)。3日券の10000ウォンを消化するには単純計算で7、8回くらい乗ればいいわけで、それどころか倍以上移動で電車やバスを使っていたので交通費をかなり節約できました。普段、ちょっと移動しにくいところはタクシーで…という選択をしていたのですが、今回はバスを多用。タクシーよりは時間がかかるけれど、急いでいない場合ならアリ! 交通カードの残高を気にせず乗れるのも最高です。このシステムがずっと続きますように、と祈りながらこの記事を書いています。

細かいエリアの情報はソウル市のサイトや韓国旅の頼れる存在「コネスト」にも詳しく書かれています。

 

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