青グマの犯人は「毛細血管のうっ血」! 温め→マッサージで目まわりの血流をあげることが近道です
目の下にできるクマにはいくつか種類があります。「青グマ」は、血流が滞って酸欠状態になることで血液が黒く変色することが原因で、皮膚を通して見ると青黒く見えます。
血流が滞っているからといって、目元のマッサージをするだけでは解決しません。気になる正しい対処法をさっそくご紹介します。
佐伯エミーさんが指南! 青グマの解消法
「血液の滞りをスムーズにするには、まず顔全体を温めて血管を広げて血流をよくすることです。そのあと、こめかみや耳まわりをマッサージして顔から首への流れをスムーズにします。最後に目元のツボ押し。目元の皮膚はデリケートでひっぱったりするとシワやたるみができやすいので、ツボ押しがおすすめです。一度のお手入れで青グマを消すことはなかなか難しいですが、温め&マッサージをすることでメイクカバーの分量もグッと減りますので、ぜひ試して下さい」
血流が滞る原因は、寝不足やスマホ・PCの見過ぎ、乾燥などが主な原因といわれています。青グマの対処法をマスターすると同時に生活習慣も見直して、冴えた目元をキープしましょう!
トップス¥31,900(ウメダニット〈コズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット〉) ブラウス(スタイリスト私物)
寝起き顔に青グマを見つけたらこの4ステップをトライ!
STEP1. ホットタオルで顔全体を温める
青グマがある目元だけでなく顔全体の血流をよくすることが大切です。水で濡らしたタオルを絞り、電子レンジで30秒ほど温めます。手に持ったときに熱いと感じないことを確認してから顔にのせます。タオル全体が冷めるまで、1分程度のせます。(冷めるのが早いときは上から軽くラップをかけるのがおすすめです)
STEP2. こめかみと耳のまわりをクルクルマッサージ
つまりやすいこめかみと耳のまわりをマッサージ。ひとさし指〜薬指の3本をこめかみにあて、指のはらで軽く押しクルクルと円を描くようにマッサージする。皮膚ごと動かすのがポイントです。10回マッサージしたら、耳上へ移動してマッサージ。同様にして耳の後ろや下もマッサージします。
STEP3. こめかみを上に引き上げながらプッシュ
手のひらの下側の厚みのある部分をこめかみにあて、真上に引き上げながら軽く押します。5秒たったら手を離し、もう一度リピート。
STEP3. 目のまわりをツボ押し
ひとさし指〜薬指の3本で目のまわりをやさしくプッシュして、目元の血行をアップします。眼窩と呼ばれる目のまわりの骨の際に沿って、目の上から下までぐるっと一周をツボ押しします。眼窩の内側は眼球があるので押さないようにしましょう。
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青グマに効くアイケアを朝晩のお手入れにプラス
▲(右)ひんやりしたアプリケーターとみずみずしいエッセンスでうるおい・ハリケアができる美容液と、潤ってふっくらした目元に導く温感クリームのセット。クリームにはマイクロサイズのパールが入っていて、くすみを払拭するメイク効果もあります。センサイ トータルアイトリートメント(センサイ メルティリッチ アイクリーム 15mL・センサイ リフレッシング アイエッセンス 20mL)¥20,900
▲(左)血管強化のカギとなる細胞に着目し、独自成分「スルークリアコンプレックス」を配合。さらにソフトフォーカスパウダーのメイク効果で目元をパッと明るくします。エピステーム アイクリアエッセンス 8g ¥7,700
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/樋場早紀 構成/片山幸代
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ヘア&メイクアップアーティスト
佐伯エミーさん
美容誌をはじめ、様々なジャンルのヘア&メイクを手がけ、女優やアーティストからも指名を受ける。流行りのメイクを独自に分析し、その人に似合うメイクを提案することが得意。また、スキンケアや美容ツールの指南役としても活躍。