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「緊張感」の意味は?
「緊張感」は、どんな意味なのでしょう。
意味
正しい意味を知るために、辞書を引いてみます。
心やからだが緊張する感じ。また、空気が張りつめる感じ。「―が足りない」「―の漂う現場」(<小学館 デジタル大辞泉>より)
「緊張感」は、よい意味で使われている言葉のようですね。
「緊張」と「緊張感」の違いとは?
では、「緊張」と「緊張感」はどのように使い分けるとよいのでしょうか。「緊張」の意味を辞書で確認します。
[名](スル)
1 心やからだが引き締まること。慣れない物事などに直面して、心が張りつめてからだがかたくなること。「―をほぐす」「―した面もち」
2 相互の関係が悪くなり、争いの起こりそうな状態であること。「―が高まる」「―する国際情勢」
3 生理学で、筋肉や腱(けん)が一定の収縮状態を持続していること。
4 心理学で、ある行動への準備や、これから起こる現象・状況などを待ち受ける心の状態。(<小学館 デジタル大辞泉>より)
「緊張感」も「緊張」も名詞ですよね。まず「緊張」の4つの意味を詳しく確認しましょう。
1つ目は、人の心や体の状態が引き締まっていたり、かたくなっていたりすることになっています。2つ目の意味は、人ではなく、国と国との間の状態。3つ目には、体の外側ではなく内側部分の状態を。そして、4つ目は、人の心の状態についてですね。一言に「緊張」と言っても、それぞれどの「緊張」なのかで意味が変わってきます。
「緊張」は、主に人間の体の内側や外側、心の状態を表す言葉。対して「緊張感」は、その「緊張」が人や場所に存在する様子を表していると言えます。「緊張」も「緊張感」も体や心にストレスがかかるもの。ですが、「緊張」はどちらかというとマイナスのエネルギーになりやすく、「緊張感」はプラスのエネルギーになりやすいと考えられますね。
使い⽅を例⽂でチェック
「緊張感」の使い方を例文でチェックしていきましょう。