柘榴石の特徴
ガーネットの原石は、細かな結晶が集まった状態で見つかることから、「柘榴」に似ているとされ「柘榴石」と呼ばれるようになったといわれています。ガーネットといえば赤のイメージがありますが、実は黄色やオレンジ色、緑色も存在します。非常に硬度が高く研磨剤としても利用されることもあるそうです。
ガーネットの産地は広く、アフリカ、アメリカ、ロシアなど世界各地で採掘されています。
石言葉
1月の誕生石であるガーネットの石言葉は、「情熱」「真実」「友愛」「実り」「繁栄」。変わらぬ愛や友情、忠実さなど多くの意味を持つ宝石です。「実り」や「繁栄」は、ガーネットの原石が「柘榴」の種子に似ていることから付けられたといわれています。
中世ヨーロッパでは、戦いに赴く兵士が自分の妻にガーネットを贈り、忠実な愛を確認した、というロマンティックなエピソードも。大切な人へのプレゼントや結婚記念日に贈るジュエリーとして人気が高いのもうなづけますね。
英語表現とは?
「柘榴」は英語で、「Pomegranate」といいます。複数形の場合は、「pomegranates」になります。
・I bought two pomegranates at the supermarket(私はスーパーでザクロを2個買いました)
・I love pomegranate juice! (私はザクロジュースが大好き!)
最後に
「柘榴」の特徴や花言葉、「柘榴石」について解説しました。食用としてはビタミンやミネラル、エストロンが豊富に含まれており、疲労回復や美肌効果、女性ホルモンのバランスを整えるなどの作用があるそう。「女性の果実」と呼ばれることも納得できますね。
美味しい「柘榴」のポイントは、果実が真っ赤に色づき、ずっしりと重いもの。皮に傷がなく成熟しているものを選ぶと良いそうですよ。ぜひ、「柘榴」を食べて体の内側からキレイを目指してみてはいかがでしょうか。
メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock
▼あわせて読みたい