のんびりドライブしながら、島の自然を満喫! 肩の力も抜けていきます
のんびりしたい人、おいしいものを堪能したい人、アクティブに過ごしたい人…いろんな旅のニーズを叶えてくれる大島。夏の海水浴やダイビングもおすすめですが、富士山や伊豆半島を一望しながらゴルフはいかが? 大島ゴルフクラブは、9ホールをティグランド、グリーンをかえて18ホールとして使用。セルフカートでのんびり回りながら、リゾートゴルフを満喫できちゃいます。初心者さんのコースデビューにもいいかも!? 広々としたコースで思いっきりプレーを楽しんで。
大島ゴルフクラブ
住所:東京都大島町岡田字大久保26
http://www.oshima-golf.com/
大島の波浮港(はぶみなと)は、川端康成の小説「伊豆の踊り子」の舞台にもなった場所なんです。そのモデルとなった旅芸人一座は、大島で生活している間は港屋旅館で演芸を見せたり、踊り子坂を上がった先にある甚の丸邸に接待に呼ばれたりしていたそう。「旧港屋旅館」は、旅芸人一座が芸を披露した当時の踊り子たちの人形が展示。時代をワープしたような風情ある佇まいは、ノスタルジックな気分に浸れます。
旧港屋旅館
住所:東京都大島町波浮港
何時間でもいれちゃいそうな「椿花ガーデン・リス村」。広い園内には、数百匹のリスが放し飼いされており、一袋¥100のリスのえさを購入すると、自分の手の上でリスに餌をあげるなんてこともできちゃいます。とても人なつっこいリスたちに、思わず心もほっこり。もうひとつの放し飼いコーナー「うさぎの森」では、キュートでカラフルなうさぎたちがお出迎え。あまりの愛らしさに、時間が経つのも忘れちゃいそう。
実は、園内の見どころはそれだけじゃないんです。リス村は「椿花ガーデン」というだけあって、秋には早咲きの椿が咲き始め、冬には園内の数百種の椿林の花が満開になる、大島の椿スポットのひとつでもあるんです。そして、ぜひ園内の奥にある「芝生広場」まで足を運んでみて。総面積3000坪という広い芝生にごろんと寝転がってぼーっとしている時間は、せかせかとした日々を忘れる贅沢なひととき。特に夕暮れ時の美しさはためいきもの。丸一日いたい癒しスポットなんです。そして、帰りには椿花ガーデン・リス村謹製「大島牛乳せんべい」と「リスまんじゅう」をGET。実は、椿ガーデン・リス村は、元々牛乳せんべいの製造が本業。これらは、ここでしか買えないおみやげです。
椿花ガーデン・リス村
住所:東京都大島町元町字津倍付41-1
そのままドライブを続けていると、馬の散歩に遭遇。実は、この馬、沖縄県与那国町の天然記念物に指定されている日本の在来種「与那国馬」なんです。与那国馬は小柄な馬で、骨格がしっかりしているため、元々は農耕馬として活躍してきました。毛色は鹿毛(茶色)しかないんだそう。この馬たちは「ブルーへイズ農場」で行っているホースセラピーで活躍中。おとなしい人なつっこい馬で、カメラ目線で「はい、チーズ」(笑)。
遠くにぽつんと見えるのは「筆島」。筆の穂先に似ていることから名付けられたんだそう。これは、数十万年以上前に活動した筆島火山のマグマの通り道で固まったものなんだとか。荒波に耐える筆島の姿は、“神の宿る場所”として崇められてきました。筆島海岸は「東京の史蹟名勝」「日本の渚百選」に指定されている景勝地でもあるんです。さて、日も暮れてきたので、そろそろホテルへ移動しましょうか。