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LIFESTYLE ホテルステイ

2022.03.31

極上の時間が過ごせる、京都に行ったら絶対に泊まりたいホテル

高校3年生の娘をもつエディターが、卒業を祝って親子ふたり旅へ。行き先はずっと行きたがっていた京都。ずっとホテルでのんびり過ごしていられる「ザ・ホテル青龍 京都清水」は特別な思い出にぴったりな場所でした。

小学校をコンバージョンした京都の最注目ホテル

今回の旅で一番重きをおいたのは「ステイする時間が至福のときになること」。コロナ禍になる前、娘と二人で韓国へ行ったり好きなアーティストのライブで国内遠征したりしていたのですが、そのときはホテルは寝るだけだから…と「目的地に行きやすい立地の良さ」で選ぶことがほとんどでした。

でも今回は高校を卒業するという節目の年。普段はバタバタしていてあまりゆっくり話す時間が取れなかったこともあり、ゆっくりとホテルで過ごして高校生活のことやこれからのことについて話せる時間にしたいと思っていました。そんな気持ちにぴったりだったのが「ザ・ホテル青龍 京都清水」。

明治2年に下京第二十七番組小学校として開校し、昭和8年に移転・新築された元清水小学校の校舎を保存・活用した、上質なヘリテージ(遺産)ホテル。館内のいたるところに小学校時代の面影が残っていて、空間にいるだけで歴史や文化を体験することができます。

京都駅からタクシーで約15分。観光名所・清水寺のすぐ側にありながらやや奥まった作りになっているエントランスで閑静な趣きをキープ。笑顔で挨拶をしてくださるスタッフの皆さんのお出迎えがとても気持ちよく、スタートから心が浮き立ちます。

ここからはとにかく「すごい」がたくさん詰まっていたホテルの魅力を項目別にお届けしたいと思います。

ザ・ホテル青龍 京都清水のここがすごい!

1:客室は贅沢な時間が過ごせる広々空間

お部屋は全48室。私たちが泊まったのは1階にあるスーペリアツイン パゴダビュー。法観寺『八坂の塔』が望めるお部屋です。ベッドはなんとダブルベッドが2台!広い!優雅!仕事ができるデスクや、ゆったりくつろげるチェアも。

そしてバスルームも脚を伸ばしても余りあるほどのバスタブ。洗面スペースは女子旅にはうれしい2つの洗面台が。これなら朝の準備も争奪戦になりません。タオルが今治タオルだったりと細部までホテルのこだわりを感じます。

アメニティなどをチェック

ちなみに、スイートルームを見せていただいたのですが、ひっくり返るほど豪華な空間。大きなテーブルやソファが。持て余すほどの広々空間だったので、何人まで泊まれるんですか?と思わず聞いてしまいました。ちなみに3名までだそうです。いつか、いつの日か…。もうお部屋を見せていただいただけで幸せ気分。ひとときの夢を見ました。



▲すごくないですか、どのスペースも贅沢の極み…

2:のんびり過ごせるスペースが各所に

ホテル敷地中央にある大階段には開放的なテラスが。静かな空間の中で本を読んだり、朝食を食べることもできます。ここから見える風景は非日常感があふれていて、日常のあれやこれやを忘れられる空間!

▲贅沢すぎる非日常感


▲1階から見た大階段

そして、声を大にしておすすめしたいのが宿泊者専用のゲストラウンジ。とにかく快適で、軽食やアルコール類を含むドリンクが好きなときに好きなだけ楽しむことができます。7:30〜15:00はデイタイムでスナック、スイーツ各種、ドリンク各種、15:00〜22:00はカクテルタイムでオードブルやドリンク各種。ありがたいことにビールなどのアルコールもあります。

娘はスタッフの方に教えていただきながらお茶を点てることに初挑戦。私はそれを横目にビールを…。広々とした空間で談笑したり、本を読んだり、大きな窓から見える景色を見ながらのんびり過ごしたりと思い思いの時間が過ごせます。

ちょっと小腹が空いたら種類豊富なスイーツやスナックなども食べられるので、わざわざホテルの外に出なくていいのはありがたい限り。しかもこのゲストラウンジの利用は宿泊者だけが使用できるサービスです。


▲お茶碗を選んでお茶を点てられます

▲ビールの他にもアルコールやジュース、炭酸水などが

3:どこか懐かしさを感じさせる内装がたまらない

小学校時代の教室、会議室や作法教室、体育館を兼ねた講堂など、それぞれの特徴を活かしながらデザインされています。階段や廊下などの共用部では、腰板張りなどを一旦外したのち再度使用しているそう。小学校ならではの、段差の低い階段を上がりながら、年季の入った木の手すりを見て娘の小学校時代を思い出したり、はるか昔の自分の小学生時代を思い出しなんだかジーンとしてしまいました。




窓の形や、階段のモザイクタイルやアーチ状の窓など細部に感じるこだわりに昭和初期の魅力的な学校建築を感じました。どこか懐かしいこの感じにまた癒されます。

小学校の卒業生が訪れることも多いそう。形は変われど、当時の趣を残し生まれ変わったホテルで旧友と過ごす時間、これもまたたまらない時間なはず。

4:屋上のバーで京都の景色を一望!

法観寺「八坂の塔」や京都の街を一望できる、ルーフトップバー「K36 Rooftop」。京都市内の「K6」など複数のバーを立ち上げた京都を代表するバーテンダー西田 稔氏がプロデュースに参画。隣には「K36 The Bar」も。20歳以下のお客様はバーに入れないので、ルーフトップで景色を眺めながらのんびり。


あたたかくなるこれからの季節はすごく気持ちの良い空間だと思います!周りに高い建物がなく視界を遮るものがない圧巻の眺望は必見。アルコールだけでなく、もちろんノンアルコールも充実。

▲パノラマで写真を撮りたくなるくらいの絶景!

4:敷地内にあるブノワ 京都ならハズさないお料理が楽しめる

敷地内の別棟には世界各地でミシュランの星付きレストランを展開するデュカス・パリが監修の「ブノワ 京都」が。普段なら子どもとなかなかかしこまったお店にはあまり行かないのですが、もう18歳。たまにはおしゃれをしてこういったお店にも行きたいもの。夜はこのお店だよ、とサイトを見せてあったのですがいつもとは違う佇まいに緊張した様子(笑)。

▲お店はホテル敷地内別棟に。

いただいたのは新しくなったばかりのコースメニュー。スターターとメイン、デザートを選びます。

スターターから二人とも選んだのはオマール海老のビスク。メインは娘がカサゴのポワレで私は帆立貝、くるみのヴィエノワーズ。デザート娘は苺のコンポジション、私はリンゴのクックポットに。

▲アミューズのチーズのグジェール。最初から美味しすぎるものが登場。

▲濃厚な味わいがたまらないオマール海老のビスク。

▲食べた瞬間。ホタテとソースの相性が抜群でその美味しさに一回目を閉じました。

▲絶対にもう一回食べたい!と思ったデザート。バニラアイスクリームが別添えであり、リンゴだけでも楽しめ、アイスと合わせてもまた至極。思い出したらまた食べたい。

最初こそ、緊張していた娘ですが、スタッフの方が気さくに話しかけてくださり、お料理やお店のお話を楽しくしてくださったので緊張がほぐれた模様。どのお料理もとてもおいしかったようで東京にあるお店にも行ってみようという約束に。ゆっくりいただけるコース料理だからこそ食べながら色々な話ができ、料理を楽しむだけでなく仕事も家事も忘れて娘と過ごす贅沢な時間に。

5.ホテルステイの醍醐味!朝食は選ぶ楽しみが

朝食はかつて講堂として使われていた場所で、天井高を活かした開放的な空間「restaurant library the hotel seiryu」。京都の食材を使用したアメリカン・ブレックファストをいただきました。

色々な種類の本があり、じっくり読書を楽しむこともできます。

ホテルの朝食ってすごーくワクワクするもの。そんな中、ここでの朝食は贅沢すぎるほどの内容&まさに理想!スターターから始まり、メインは卵料理(数種から調理法が選べる)、パンケーキ、ガレット、などから選べます。サラダやフルーツ、ヨーグルト(選べるジャム添え)。絶対に自分で朝からここまでできない!というホテルブレックファーストだからこその高揚感を存分に満喫!

▲きれいな黄色のオムレツ。自宅では再現できないこの美しさにほれぼれ。

▲娘は大好きなパンケーキにご満悦。そしてパンもサラダもフルーツもヨーグルトもペロリと完食。

朝食に時間をかけることって普段の生活ではほぼ皆無。どれにするかワクワクしながら選んで、のんびり食べる。これも旅の醍醐味だなと改めて感じました。

コロナ禍で、なかなか出かけることもままならない日々ですが、ホテルの中にこれだけの「すごい」が詰まっていたら、ホテルステイをひたすら楽しむという究極の贅沢が叶います。ワーカーホリック気味なところがある私ですが、今回の旅ではほんの少しパソコンを開いたけれど、基本ひたすらのんびり時間を気にせず過ごしました。子どもとこんな風に過ごせたことは何にも変え難い幸せな体験に。

▲夜の雰囲気も素敵。

清水寺まで歩いて数分なので、夜散歩に出てみたりして静かな京都の街を楽しんだのも良い思い出。ちょっと散歩に出ることで、旅気分が高まるのもまたいい感じ。チェックアウト後に荷物をフロントに預けてお土産を探しに近くを散策しただけで、しっかり京都を満喫できました。ちょっと足を伸ばせば高台寺や八坂神社、祇園など観光ができる好立地。

旅はしたいけれど、あくせくしたくない。家族との時間を充実させたい、そんな人に全力でおすすめしたいホテルです。

▶︎ザ・ホテル青龍 京都清水
▶︎K36 Rooftop & The Bar
▶︎ブノワ 京都

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