3:全くの誤解で、白眼視される理由が理解できない。
何らかの誤解で、一方的に冷たく扱われることも起こり得ます。「白眼視」は自分が相手に対する行為としても使えますし、自分が人に扱われる時にも使います。
【目次】
類語や言い換え表現は?
「白眼視」の類語や言い換え表現についてはどのようなものがあるでしょうか。一緒に見てみましょう。
1:冷遇
「冷淡な待遇をすること」や「不当に低い待遇」との意味で「冷遇(れいぐう)」があります。「なかなか予約が取れないお店に出かけたのに冷遇された」「彼女は実力があるのに、今いる会社では冷遇されている」など。「冷遇する」「冷遇される」などの使い方ができます。
2:高を括る
「高を括る」は、「たかをくくる」と読みます。意味は、「その程度を予測する」「大したことはないと見くびる」こと。「高を括っていたら、手ひどい目にあった」などと使います。人や状況について、大したことはないと見くびって、後から後悔しないようにしたいですね。
3:鼻であしらう
「鼻であしらう」という言葉を聞いて、どのようなイメージが浮かびますか? 意味は「相手の言葉にとりあおうとせず、冷淡に扱う」こと。「誠意を尽くしてお詫びしたのに、鼻であしらわれた」など。
4:木で鼻を括る
「鼻」を使った表現としては、「木で鼻を括る」という言い方も。「無愛想に応対する」「冷淡にあしらう」といった意味。
最後に
「白眼視」の使い方を一緒に見てきましたが、理解できましたか? 故事成語の言葉は、一見難しそうに感じますが、日常会話で「白い目で見る」のように、知らず知らずに使っている言葉のニュアンスが含まれています。古くから伝わってきた言葉の成り立ちがわかると、今の時代で、自分が使う時に、より丁寧な使い方ができるような気がしますね。