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2022.07.05

見どころや筋肉トーク、キャストの一体感が溢れた町田啓太主演ドラマ『テッパチ!』囲み取材レポ

町田啓太さんが主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ『テッパチ!』の囲み取材が行われました。町田啓太さん、佐野勇斗さん、白石麻衣さん、北村一輝さんが登場。和気あいあいとした現場の様子を交えながらあますところなくお届けします。

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町田啓太、佐野勇斗、白石麻衣、北村一輝が抜群のチームワークを発揮!

7月4日に都内スタジオで行われた囲み取材には、町田啓太さん、佐野勇斗さん、白石麻衣さん、北村一輝さんが役衣装の戦闘服に身を包み登場。記者からの質問に答えてくださいました。

完全オリジナル企画である今回の作品は、陸上自衛隊を舞台に青年たちの成長と熱き思いを描いた物語。未熟な若者たちが、陸上自衛官になるべく、さまざまな厳しい訓練を乗り越え、現実の厳しさ、夢や希望、友情や恋愛、汗と涙…など、日々壁にぶつかりながら、「誰かのために命をかけられるのか」「自分がやりたい本当のこととは…」と悩みながらも奮闘していくストーリー。リアリティーを追求するべく、防衛省の全面協力のもと、実際の駐屯地での撮影や現役自衛官のエキストラ出演に加え、本物の車両やヘリコプターなども陸上自衛隊で使われている機材が使用されています。

(C)フジテレビ

——役づくりや・苦労したことについて教えてください

町田さん(以下敬称略):国生宙役を演じさせていただきます町田です。やけっぱちな青年ということなんですけれども、今まで挫折だったりとかもあった人間なんですけれども、人と本気で向き合うということを避けてきた人間、逃げてきた人間。それが人とちゃんと向き合って、家族のような一体感を大事にするそういう自衛隊という組織にいたときにどうなるかと。そこで出会う、バディにもなりますけれども馬場だったりとか、そこに導いてくれる八女さん。そしてそこでちゃんと僕のことを見て指摘をしてくれる冬美さんがいたりと、そういうたちが関わっていくことで、どんどんと(人と)向き合っていかなきゃいけないということをしていくんですね。そうなったときに、みんなから発せられる熱っていうのがどんどん高まっていって、やけっぱちからちゃんとテッパチをかぶれるような一人前の自衛官を目指すというところですので、そこの成長というのをすごく意識しながら演じさせていただいています。

——演じられてみていかがですか

町田:そうですね、よく聞かれるのが「どうですか自衛隊というところは」ということなんですが、高校時代にそういう(自衛隊式の)寮生活を送っていましたので、先生方にも元自衛官の方もいらっしゃったり、レンジャー部隊だった方もいらっしゃったので、なんか逆に僕は懐かしいなという感覚がしながら、すごく楽しみながらやらせていただいてます。

——佐野さんよろしくお願い致します

佐野さん(以下敬称略):馬場由也役を演じさせてもらいます佐野勇斗です。僕はすごく真面目で今回のこの自衛隊の第一班の中では、みんなをまとめたり、一種リーダーっぽい役割ではあるんですけど、この自衛官候補生の中でもみんなを代表して先生を呼んだりとか、すごく真面目な役柄ではあるんですけど、僕自身この自衛官候補生になる前は、会社の営業するという役柄でして、その中で自分が昔からやっていたトランペットの演奏者になりたいって夢を諦めきれずにいたところ、自衛隊の音楽隊と出会って、北村さん演じる八女さんに誘われて自衛隊に入ります。大変なところとしては自衛隊に入るにあたって、役作りとして筋トレや増量をしたことプラス、トランペットの練習もしなくてはいけなくて、筋トレとトランペットに励んでおります。そこが…(キッパリと)大変です。

町田:笑

——トランペットというと(映画でトランペット奏者を演じられた)町田さんいかがですか

町田:そうですね、はい。噂に聞いて、もう本当に一発目から音が出てたっていう、やっぱセンスの塊という。

(佐野さん謙遜する)

町田:シーンでも吹くところがあるのかないのか。

佐野:そうですね、まだわからないですね。

町田:そうですね、そこら辺も見ていただきつつ、それもありますが僕としてはやっぱり、音楽隊に入っていく、夢もちゃんと頑張っている馬場の姿っていうのがやっぱりすごくたくましいですし、僕はすごく感情移入できる役だと思っているので、何かそこ(馬場)と宙のバランスっていうのもすごく見どころで、バディになっていきますので、ぜひ楽しんでいただけたらと思ってます。

——白石さん、いかがでしょうか。

白石さん(以下敬称略):桜間冬美役を演じさせていただきます白石麻衣です。私は教官という立ち位置なんですけど、一見クールそうに見えるんですが、結構自分なりになかなか素直になれない部分もあったりしつつ、その中で訓練生の教官になってその中で冬美なりの感情が芽生えたり、ただ指導していくだけじゃなく、冬美なりの愛情を交えた訓練だったり色々な表情が見えるかなと思います。個人的には八女さんとの掛け合い、関係性が大事になってくると思うのでその辺も見ていただきたいなと思います。

——北村さんよろしくお願いします

北村さん(以下敬称略):(立ち上がりとてもかしこまって)今日はお忙しい中ありがとうございます。

(場内笑い。町田さんと佐野さんは机を叩いて爆笑するほど)

北村:八女純一、中隊長ですね。演じさせていただいてます北村一輝です、よろしくお願いします。

(「すみません、座って失礼します」と言いながら着席する北村さん)

役づくりについては一生懸命、刈り上げというものをここのところ(耳の上を差しながら)ツーブロックになるんですけども、やりました。勇気いりました、結構。手入れも週一で頑張っています。結構すぐ伸びるので、(シーンの)繋がりってすごく大事なんですよ、皆さんよくお分かりだと思いますが。いつ撮ったかっというのがバレないように精一杯、最悪の場合、家でも自分でやるぐらい、そこまでこのドラマに24時間集中して頑張ってる次第でございます。

(ちょっとキャラを作っている北村さんの様子に、隣で笑いが止まらない様子の佐野さん)

あとですね、でも実際これは若い方がいっぱい出る群像劇でもあるので、どちらかって言うと、自分がどうするかというよりもやっぱり全体でどういうふうに見せていくかが多分一番大事になってくると思います。僕は教官という立場で、ちょっと客観的ではあるんですが、トスを上げられるようにというか、みんながすごくそれぞれのキャラクター、個性を出せるように良い関係を作れるような、そういうところに気をつけてやっています。

町田:いいトスばっかりいただいてます。

北村:え?もう一回

町田:(よりはっきりめに)いいトスばっかりいただきます。

北村:え?

町田:(より大きな声でハッキリ)ええ、いいトスばっかり!それしかありません。

北村:まあ、そんなことないんですけど、(記者に向かって)書いてくださいね、ここ大事ですから!

(場内笑い)

前列左から)北村一輝、佐野勇斗、町田啓太、白石麻衣  戦車に乗っている後列左から)池田永吉、坂口涼太郎、一ノ瀬颯、佐藤寛太、時任勇気、藤岡真威人 (C)フジテレビ

 

——陸上自衛隊を舞台にしていて、防衛省全面協力ということで実際使われてる駐屯地であったり、機材などが本物ですがいかがですか。

町田:圧巻です、やっぱり。実際の駐屯地内で撮影させていただいてるので、キョロキョロしますし、絶対的に撮っていただいてるその映像がもう本物なので、それだけでも本当に見ごたえあります。プラスアルファで(防衛省)全面協力ということで、現職の自衛官の皆さんもエキストラ参加してくださったり、たくさんご指導いただいたりしているので、間違いなく(よりリアル感が)出ていると思います。ただそれだけではなく、僕らは訓練生というところから始まるので、「できない」ところからその子たちが成長していきます。

(自衛隊の皆さんに)僕がお会いしたとき、皆さんすごい一体感があるなと感じたんですね。本当にそれこそ家族のようというか、1人1人がちゃんと1人1人を見ているような関係性が本当に素敵だなと思ったので、そういうところを僕たち訓練生もどんどんと時間が経過していくごとにそんなふうになっていけばいいなと思います。それは訓練生だけじゃなくて、八女さんたち教官ともそうなんです。訓練生だけの一体感ではなくて本当に全体の空気感というものも見どころなので、ぜひそこも楽しみにしてもらえればと思ってます。

——佐野さんいかがですか

佐野:いやすごいですよ、本当に。当初は僕、自衛隊の方々のイメージって本当に勝手に、ちょっとお堅いイメージがあったり、とにかく厳しい、時にはちょっと冷徹なイメージがあったんです。実際、もちろんそういう一面も、時にあるかもしれないんですけど、すごく気さくというか、本当に僕たちに協力してくださっている体制がすごいんです。すごくやりやすいって言ったらちょっと言い方が違うかもしれませんが、本当に素敵な環境でやらせていただけてるなと日々実感してます。

——白石さんいかがですか

白石:実際に敬礼だったり所作だったり何かいろいろ教えていただいて、私が演じる2等陸尉の女性自衛官の方ともお話しさせていただいて、声の出し方とかも教えていただいたり、自分が思っている以上にかっこいいなと思いました。実際、女性自衛官の方をたくさんお見かけしたので、ドラマを通じて知っていただけたら嬉しいなと思います。

——北村さんいかがですか

北村:そうですね。もちろん戦車とか、そういう部分もすごかったんですけども、何よりも違ったのが自衛隊の方たちは僕らのことを民間と呼ぶんですよね。やっぱりそこでも価値観がすごく違っていました。だからこそ、その連帯責任やいろんなものが大事になってくると思います。被災地などで自衛隊の方がすごく活躍してるのを僕たちは見るんですが、実は裏では被災地に何日もいるときに、寝る場所がないわけです。でも、地面が平ければ「すごくいい場所を見つけた」って彼らは言うんですよね。寒くても暑くてそれを当たり前のようにするために、どれぐらい過酷な練習をしてるのかっていうことを間近で見れて、その意識たるものが本当に…。(自分たちにとっての)親みたいなもので、「守られてることに気づかない」自分たちがいるのですが、守る立場の人っていうのは国のことを、国民のことをちゃんと考えて皆さん本当に誇りを持って仕事しているという、人としての志の部分がすごく影響を受けました。影響を受けたというよりも、もう感心しかなかったです。だからそういう部分をドラマにいろいろ入れていければいいかなと思っています。

——個性強めでどのキャラクターも魅力的だと思いますが、みなさんから見てこのキャラクターは特に注目して欲しいという人はいますか?

町田:酷なことを聞きますね。みんないいからなぁ。でも、個性豊かなメンバーを集めてきた八女さんが実は一番クセが強いですよね。猛獣たちを扱わなきゃいけないぐらいの人物で、それを嫌味なくできてしまうその感じがすごく僕は大好きですし、だからこそみんな何かこの人だったらって思ってしまうような、みんなの父代わりではないですけど、心強さというか頼りがいがあって抜群に僕、大好きなので八女さんですね。

——そんな北村さんはいかがですか

北村:僕はですね中隊長役をやってる八女さんです。

(場内笑い)

佐野:自分で自分を…新しい!

町田:そうですよね。

北村:己がよければいいっていう(笑)。そんなことはないですけど、キャラクターは本当にみんな1人ずつ面白くできてて、誰がどうっていうよりも、この全員のバランスがすごく絶妙になっていて、最初は無茶苦茶なんですが、僕はどっちかというとキャラクターというよりも、こんなこと言っていいのかわかんないんですけど、1話をもし見ていただいたら面白いんですよ。そして2話、3話、4話がより面白い。

(訓練生が)どんどんビシッとしてくるんですよ。だから本当に見せたいところは4、5、6(話)とかを早く見てほしい。みんなできてないところから、できてきたときに、めちゃくちゃかっこよくなるので。本当に成長過程というか、それぞれのキャラクターが徐々に変わっていく過程っていうのもすごく魅力的なので、そういう内面の部分を見ていただけたらと思います。ただ一番いいキャラクターなのは八女です。

(場内笑い)

町田:(手を挙げながら)僕も訂正します、国生宙です(笑)。

(場内笑い)

北村:さあ、はいはい、次々。

(場内笑い)

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