【出産祝いののし袋】選び方と書き方のマナーとは？ 金額の相場も紹介

中袋

中袋の表の中央あたりに、包んだ金額を書きます。ただし金額の書き方の注意点としては、漢数字で書くということ。例えば、1万円なら「金壱萬円」、2万円なら「金弐萬円」、3万円なら「金参萬円」です。裏は、左下に送り主の住所と氏名を書きましょう。

表書きに「外一同」と書いた場合は、全員分の氏名を書くだけでもOK。なお、中袋にお札を入れるときには、表向きで入れるようにしてください。

「出産祝い」の金額の相場は？

「出産祝い」の金額の相場は、自分と贈る相手の関係性によって異なります。友だちに贈る場合は、親密度によって異なりますが、3,000円〜1万円が相場。ただし、年齢が20代であれば3,000円でも問題ないでしょう。知人に贈る場合は、3,000円〜5,000円程度。

もし孫にあたる子に贈る場合は、3万円〜5万円。しかし、10万円を包む方もいるようです。兄弟へは、1万円〜5万円程度。そのほか、いとこなどの親族に贈る場合は、1万円〜3万円が相場とされています。

会社の同僚に贈る場合は、3,000円〜5,000円程度。上司など自分より目上の方に対しては、5,000円〜1万円と額が上がります。

「出産祝い」におすすめの「のし袋」

出産祝いには、可愛い「のし袋」はもちろん、とっさのときに便利なコンビニの「のし袋」、リーズナブルに手に入る100円ショップの「のし袋」もおすすめです。それぞれのおすすめポイントを紹介します。

可愛い「のし袋」

出産祝いには、キャラクターや動物などの可愛い「のし袋」が喜ばれるでしょう。また、普通の「のし袋」ではなく、ハンカチやスタイの「のし袋」もおすすめ。紙ののし袋はそのまま捨ててしまいますが、ハンカチやスタイモチーフののし袋は、もらった後に使うことができます。実用的ですし、思い出にも残りやすいでしょう。

コンビニの「のし袋」

遠くまで買いに行く時間がないときや、急に出産祝いを贈ることになったときには、コンビニで買ってみてはいかがでしょうか。セブン-イレブンやファミリーマート、ローソンなどでは、70円〜500円程度でのし袋が販売されているようです。デザインはシンプルなものが多いですが、手に入れやすい点が嬉しいところ。

100均の「のし袋」

ダイソーやセリアなどの100円ショップにも「のし袋」が展開されています。動物柄のものや、赤ちゃんのイラストが描かれたもの、リボンのあしらいがついたものなど、可愛らしいデザインののし袋がたくさん。リーズナブルかつ可愛らしいデザインののし袋が欲しいという方におすすめです。

最後に

機会があまりないからこそ、いざ「出産祝い」を贈るとなったら、どんな「のし袋」がいいのか迷ってしまうことも。「のし袋」には細かなマナーがあるため、正しい方法を知っておくことが大切です。今回紹介した「のし袋」の選び方や書き方をチェックして、相手に喜ばれる「出産祝い」を贈りましょう。