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出産祝いにはベビーブランケットがおすすめ
出産祝いの候補によく挙がるベビーブランケットですが、どういったものなのかよく知らないという人も多いのではないでしょうか。
まずは、ベビーブランケットについて詳しく解説します。
使い勝手のよい万能アイテム
ベビーブランケットは、赤ちゃんを抱っこする際に体をやさしく包む、小さめのブランケットを指します。同じく赤ちゃんを包む「おくるみ」と同じようなニュアンスで使われることが多いアイテムです。
産院で生まれた赤ちゃんがママと退院するときは、ベビーブランケットに包まれることが多くあります。赤ちゃんは体が包まれることで安心するため、赤ちゃんにとってベビーブランケットは大切な存在なのです。
赤ちゃんが成長してからも、外出時の授乳ケープ・ベビーカーの日よけ・寒さ対策・お風呂上がりのバスタオルなど、さまざまなシーンで活用できます。
ママの膝掛けとしても長く愛用できる
赤ちゃんがベビーブランケットを卒業した後は、ママの膝掛けとして使えます。
ベビーブランケットは、赤ちゃんの肌に触れることを想定して品質のよい生地で作られているため、大人が触れても心地よいもの。コンパクトなサイズ感なので、サッと足元に掛けるのにも便利です。
赤ちゃん用品は短い期間しか使用できないものが多いですが、ベビーブランケットであれば、大切な思い出と共に長く愛用していけるでしょう。
ベビーブランケットを贈る前に確認したいこと
まずは、ベビーブランケットを選ぶ前に確認しておきたいことを紹介します。喜んでもらえる出産祝いを贈るために、しっかり押さえておきましょう。
友だちへの出産祝い相場は1万円ほど
出産祝いに贈るプレゼントは、5000円~1万円ほどが相場といわれています。多少相場から外れても問題ありませんが、高過ぎるプレゼントは相手に気を遣わせてしまうことも。
相手との関係性を見ながら、気を遣わせない金額のプレゼントを贈ることを心がけましょう。
ママの好みも把握しておこう
赤ちゃんのために贈るものですが、ママの好みも把握しておくことが大切です。ママ好みのデザインなら、自然と使用頻度も高くなり、長く愛用してもらえます。
シンプル系のデザインが好みのママなら、シンプルで落ち着いた色合いのベビーブランケットを選びましょう。キャラ物が好みの場合でも、派手過ぎないものを選んだ方が好みからかけ離れる心配が少なくなります。
どんなデザインのものが好みか分からない場合は、事前に聞いておくのも一つの手です。ある程度好みを聞いておけばママも安心ですし、プレゼントを開封したときのワクワク感も高まります。
ベビーブランケットを選ぶ際のポイント
プレゼントにぴったりなベビーブランケットですが、選び方が分からないという人も多いのではないでしょうか。ベビーブランケットを選ぶ際のポイントを詳しく解説します。
形とサイズに注目
ベビーブランケットは商品ごとにサイズや形が異なり、使い勝手も変わってきます。贈るタイミングや、赤ちゃんの月齢を見て判断することが大切です。
一般的には一辺が70~120cm程度のものが多く販売されています。70cm前後の小さいタイプは、赤ちゃんを包むのに適したサイズですが、サイズアウトするタイミングが早いのがデメリットです。
反対に、一辺が120cm前後の大きなサイズのものだと、赤ちゃんが小さいうちは大きく感じるかもしれませんが、成長するにつれて使い勝手がよくなり、長く愛用できます。
また、形は大きくわけて正方形と長方形に分かれます。赤ちゃんを包むなら正方形タイプのものがおすすめですが、授乳ケープやブランケットとして使用するなら長方形が便利です。
飾りやパーツのあるものは避ける
ブランケットに細かいパーツや長いフリンジが付いているものは、赤ちゃんにとって危険な可能性もあるため、避けた方がベターです。
リボンやボタンは、デザインのアクセントになってかわいいですが、なんでも口に入れてしまう赤ちゃんが誤飲する危険性があります。
フリンジも、手足をバタバタさせる赤ちゃんに絡まる可能性があるため、避けた方がよいでしょう。赤ちゃんにとってリスクとなるものはなるべく排除して、ベビーブランケットを選びましょう。
赤ちゃんの肌や環境にもやさしい生地を選ぼう
赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、なるべく素材にはこだわったものを選びましょう。ベビーブランケットによく使われている素材を紹介します。
肌触りがなめらかな「コットン」「オーガニックコットン」
コットンは、赤ちゃんの肌着にも使われるほどの、肌あたりのやさしさが特徴です。
多くのベビー用品に使用されており、通気性・吸水性・吸湿性・保温性に優れています。手ごろな価格で購入できるため、コスパと機能面のどちらから見てもバランスのよい生地といえます。
また、コットンを製品化するまで化学処理をほとんど行っていないオーガニックコットンなら、肌がデリケートな赤ちゃんでも気持ちよく使用できるでしょう。
通気性のよい「ガーゼ」
ガーゼは、コットンとよく似た質感ですが、生地の目が粗く、軽いのが特徴です。
コットン製の糸で作られるのが主流でしたが、昨今はポリエステルのような合成繊維で作られている場合もあります。ガーゼもコットン同様、赤ちゃん用品によく使用される生地の一つです。
ガーゼは、やわらかい風合いに加えて肌触りがよく、赤ちゃんの肌にかける負担感が低い傾向にあります。生地の目が粗い分、通気性に優れているので、夏場に使用するブランケットとしておすすめです。
ガーゼ生地を2枚使用した「ダブルガーゼ」なら、肌寒い日にも活用できて使い勝手がよくなります。
吸水性に優れた「パイル」
タオルと同じ生地のパイルは、吸水性の高さが特徴で、赤ちゃんの汗をすぐに吸収する優れものです。シーツの上に敷いて寝汗を吸収させたり、海やプールなどの水に濡れるシーンでタオル代わりに使えたりと、夏場に大活躍する生地といえます。
パイルは、生地の表面で糸が輪になっている「ループ」というもので構成されているため、突起に引っかかると「ループ抜け」を起こします。ループ抜けを防ぐのはむずかしいため、抜けたループはそれ以上糸が出てこないように、こまめにカットするのがおすすめです。
肌触りが心地よい「ボア」
ボアはモコモコとした手触りが気持ちのよい、冬向けの生地です。
毛足の先がクルクルと丸まっていることから、あたたかい空気が生地の外に出ていきづらく、保温性が高いのが特徴です。生地の厚みの割に軽量なので、荷物がかさばる冬でもサッと持ち運びやすいでしょう。
ボアの毛は主にアクリル製でできており、合成繊維ゆえに耐久性が高いのもメリットの一つです。ただし、肌が弱い赤ちゃんの場合は刺激になってしまう場合があるので、選ぶ際は注意しましょう。
先輩ママの意見を聞きながら選ぶのがベターな素材といえます。