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2024.08.11

【100人に聞いた】子どもの習い事を辞めるとき、どうする? 子どもへの向き合い方と先生への伝え方

子どもが「習い事を辞めたい」と言ったら、親はどうすればいいのでしょうか? 本記事では、習い事を辞めたい子どもに親はどう向き合い、どう話をすればいいのか、100人にアンケートした結果を交えながら紹介します。また、先生に辞める旨を伝えるときのポイントについても掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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【100人に聞いた】子どもが習い事を辞めたいと言い出したことはある?

アンケート結果の円グラフ画像

子どもが習い事を辞めたいと言い出したことがあるケースは、実際にどのくらいあるのでしょうか。日本全国100人のワーキングマザーにアンケートを実施しました。

結果は…はいと回答した人が「43.9%」。約4割の人が、子どもから『習い事を辞めたい』と言われたことがあると答えました。

※アンケートは30〜49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数123名。

まずは、子どもと習い事を辞める理由を確認

「習い事」を辞めることを決断するときに大切なのは、客観的な意見を子どもに伝えること。その上で、子どもの意志が変わらないか、なぜ辞めたいのかをよく確認しましょう。子どもが辞めたい「習い事」を保護者が無理に続けさせるのは難しいですが、折角、続けてきたことです。辞めるときはしっかり子どもと話し合うことを大切に。

ここからは、皆さんがどのような理由で「習い事」を辞めているのか紹介します。

進学や受験のため

進学や将来の進路を考えたり、受験のシーズンに入ると、子ども自身が「習い事」に時間を割く余裕がなくなります。勉強時間を確保するために、「習い事」を諦める家庭も多いことでしょう。もし、子どもがやりたいこととの両立ができなくなるときは、よく話し合うことも必要です。

他にも習い事をしていて忙しい

子どもの希望や将来の可能性を広げるために複数の「習い事」をしていると、スケジュールも詰まって疲れてしまう場合が。もしくは保護者にとっても送迎や費用の負担が大きくなってしまった結果、「習い事」を減らさざるを得ないケースもあります。子どもや家庭にとって、何が大切なのかを確認しましょう。

やる気がなくなった

好きで始めた「習い事」なのに、急に子どものやる気が薄れてしまうことがあります。「自分が思うように上達できなかった」「仲良しの友達が辞めた」など、モチベーションが下がる出来事が原因かもしれません。そんなときは、すぐに辞めさせるのではなく、これまでの状況を振り返ってから辞める選択をしましょう。

本人が目標を達成した

目標を達成した際に、「習い事」を辞める選択をすることも。たとえば「泳げるようになる」「1級に受かる」など、具体的な目標にたどり着いたときです。やりきった達成感と満足感が子どもの成功体験となり、自信がつきます。また新たな目標を設定して別の「習い事」を始めてみるのもいいかもしれません。

さまざまなスポーツをしている子どもたちのイラスト

(c)Adobe Stock

【100人に聞いた】その他にこんな意見も

子どもの習い事を辞める理由についてもアンケートを実施しましたので、回答結果を紹介します。

楽しめない

「楽しそうではないから」(40代・愛知県)
「習い事が心身の負担になったから」(30代・岡山県)
「泣いたとき」(40代・滋賀県)

先生が合わない

「塾に行っていたけど、塾長と合わなかった」(40代・滋賀県)
「先生と合わない」(40代・静岡県)

時間が無くなった

「忙しくなった」(40代・鹿児島県)
「部活で忙しくて行けなくなったから」(40代・愛知県)
「通う時間がないから」(40代・神奈川県)

【100人に聞いた】子どもの習い事を気持ちよく辞めるためのコツとは

いざ〝習い事を辞める〟となると、子どもも親も悩んでしまうかもしれません。そこで、子どもの習い事を気持ちよく辞めるためのコツについてアンケートを実施しました。

さまざまな意見が寄せられていますので、チェックしてみてください。

目標設定

「ある程度の目標を決め、そこまできたら辞める」(40代・兵庫県)
「何かひとつ達成してから」(40代・福井県)
「目標やゴールを決めて達成したら辞める」(40代・神奈川県)
「約束を決めたり、次の目標をこどもと決める」(40代・千葉県)

話し合う

「しっかりと、子どもに理由を聞く」(40代・福島県)
「ちゃんとした理由を聞いて、考える」(40代・宮城県)
「よく話し合う。できれば先生とも」(40代・静岡県)

すぐに辞める

「すぐ辞めさせる」(30代・岡山県)
「やめたいときにやめる」(40代・神奈川県)
「親側がこれも経験だと思いスパッと諦める」(30代・兵庫県)
「ずるずる引き延ばさない」(30代・愛知県)

子どもを尊重

「子どものことを尊重してあげる」(30代・大阪府)
「自分で決定権を持たせること」(40代・愛知県)

ネガティブにならない

「空気をあまり重くしない」(40代・岐阜県)
「罪悪感を抱かせない」(30代・北海道)

次を考える

「他にやりたい事を決めてから辞めさせる」(30代・茨城県)
「他に興味のある習い事がすでにあることを伝える」(30代・神奈川県)

「習い事」を辞める時、先生にどのように伝えれば?

勉強中にはてなマークを出しながら悩んでいる児童のイラスト

(c)Adobe Stock

「習い事」を辞める理由はさまざまですが、子どもに意思を確認した後は、辞めることを先生へ伝える必要があります。しかし保護者としては、言いづらい気持ちや、気まずさを感じることもありますよね。本項で伝えるときの心構えとコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

伝える方法は、なるべく対面で

伝える方法としては、メールや電話、直接会うなど多々ありますが、基本的には、直接会って伝えることをおすすめします。これまでお世話になった感謝の気持ちを伝えて、大人の振る舞いを心がけましょう。「習い事」に通う最後の日などに、直接先生と対面して、子どもと一緒に挨拶するのがおすすめです。最後の日に親が挨拶をする場面に同席させることで、子どもの中で辞めることについての理解が深まります。お世話になった人にはきちんとお礼を伝えて、お別れの挨拶をするということも学べます。

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