【コーデ集】ママのリアルな〝穏やかモノトーン〟スタイル

モノトーンコーデをきれいめに着こなすポイントは？

定番のモノトーンコーデは、ともすると既視感のある仕上がりになりがち。ワンパターン化している…という人もいるのでは？そこで、ワードローブに白と黒が多いというDomanist・浅野里絵さんに、モノトーンコーデの魅力を聞いてみました。

「結局落ち着くというか、きれいめのモードな雰囲気が好き。モノトーンだと失敗しない、と無意識に思っているのかもしれません（笑）」（浅野さん）

おしゃれでこなれ感のあるモノトーンコーデをしたい人必見！浅野さんのスタイリングポイントやアイテムの詳細を紹介します。

〈1〉白のロングシャツ×黒のストレートパンツ

「女友達とのランチ会にぴったりなスタイル。きちんと感がありつつ動きやすいので、このまま幼稚園のお迎えにも行っちゃいます。白シャツは万能なので、着ることが多いアイテムです」（浅野さん）

鉄板の白シャツは、スタンドカラーで顔まわりをすっきりと見せて。ロング丈ながらも、サイドに大きめのスリットが入っているため足さばきのよさは抜群。黒のストレートパンツを合わせれば、すらっとした仕上がりに。ふんわりまとめたハーフアップはやわらかい雰囲気になり、友人と会うときにも幼稚園へ送迎するときにもぴったり。

トップス：VERMEIL par iena（約¥20,000）
パンツ：ユニクロ（約¥4,000）
シューズ：エルメス（¥147,000）
バッグ：エルメス

〈2〉白のロングシャツ×黒のタイトスカート

「授業参観や幼稚園の参観など、子どもの行事に活躍するスタイル。ロング丈のシャツはパンツと合わせがちですが、タイトスカートならIラインがきれいに演出できて好相性です」（浅野さん）

〈1〉と同じ白シャツを、スカートスタイルにチェンジしたコーデ。シャツはアウトすればほどよくカジュアルになり、親しみやすい雰囲気になります。前後差があるので、パリッとキメたいシーン、スタイルアップ見せを狙いたい日にはボトムスにインして変化をつけて。チェーンバッグとパンプスのクリスタルバックルで、上品な華やかさを取り入れているのもポイント。

トップス：VERMEIL par iena（約¥20,000）
スカート：LE CIEL BLEU（約¥15,000）
シューズ：MANOLO BLAHNIK（約¥170,000）
バッグ：シャネル （約¥200,000）

〈3〉ジレ×白のボウタイブラウス×黒のストレートパンツ

「気温差があり、体温調節が難しい時期に重宝するジレ。インナーによって季節問わず幅広く着られるのでお気に入りです。夫とショッピングや、室内外を行き来するおでかけ時にぴったりなコーデ！」（浅野さん）

ロング丈ジレは、一枚プラスするだけで洗練されたシャープな印象に。ボリューミーなボウタイ、ぽわんと膨らむ袖が、モノトーンコーデにメリハリをつけます。顔まわりを華やかに見せてくれるリボンを引き立てるために、ヘアはすっきりまとめて。

ブラウス：yori （約¥30,000）
ジレ：エルメス
パンツ：ユニクロ （¥2,990）
シューズ：エルメス（¥147,000）
バッグ：エルメス 

ジレを脱いだらこんな感じ！

ブラウスはシワが目立ちにくい素材だから、ジレはもちろんジャケットなどアウター着脱時もストレスフリー。細めのリボンだから、大人世代でも甘くなりすぎずに着やすい。ブラウスのディテールを利かせるため、ボトムスはシンプルなストレートパンツをチョイスして。ロゴを象ったシューズのメタルパーツや、バッグのゴールドの金具、スカーフが、エレガントなワンポイントに。

「入学式用に購入したブラウス。一枚で華やかになるので気に入っています！」（浅野さん）

ブラウス：yori （約¥30,000）
パンツ：ユニクロ（約¥4,000）
シューズ：エルメス （¥147,400）
バッグ：エルメス 

〈4〉白のワンピース×黒のショート丈ニット

「オールシーズン着られるワンピースは、アレンジの幅が広くてたっぷり楽しめます。ざっくりニットを重ねると着膨れしてしまうので、ハイゲージかつ短めの丈ですっきり着こなせるトップスを合わせたのがポイント」（浅野さん）

白のワンピースは、着回しが利く万能アイテム。一枚で着るのは肌寒い時季には、ニットをレイヤードするのが正解。ウエスト位置が高めに設計され、裾にかけてフレアに広がるプリーツスカートには、ショート丈の黒ニットでバランスを。疲れにくい履き心地のバレエシューズ、斜めがけできるお財布ショルダーを合わせれば、アクティブに動きたい日にもぴったり。

トップス：ZARA （約¥4,000）
ワンピース：LADYMADE（約¥25,000）
シューズ：VIRINA（約¥10,000）
バッグ：エルメス

「モノトーンだと失敗しない」、浅野さんと同じ気持ちの人も多いはず。色の比率やシルエットに変化をつけて、モノトーンコーデをより楽しんでみてください。

※すべて私物となります。店舗への問い合わせはご遠慮ください。

撮影／深山徳幸　ヘア＆メイク／新地琢磨（Sui）　取材・文／近藤亜衣子

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Domanist

浅野里絵

アパレル会社に10年勤務し、結婚を機に退職。第一子出産後にヨガに魅力され自宅でヨガ教室を開催しつつ、アパレル勤務の経験活かしライフスタイルブランドを立ち上げ。子育てを軸に好きなことを仕事にして楽しむダブルワーカー。
IG：https://www.instagram.com/rie0125/