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LIFESTYLE レストラン

2023.07.11

東京・白金台駅から徒歩3分!とっておきの記念日デートは「CIRPAS」で決まり

 

お誕生日や結婚記念日といった特別な日は、いつもとはひと味違う素敵なレストランでお祝いしたいもの。そんなワーママにぴったりな今一番話題のレストランを紹介します!

Text:
川口ゆかり
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白金台の裏通りにひっそりと佇む「CIRPAS(サーパス)」

最近、訪れたなかでも群を抜いて素晴らしかったのが、「CIRPAS」。

2022年11月に白金台にオープンしたばかりの知る人ぞ知る、フレンチレストランです。

シェフを務めるのは、国内の星付きレストランはもちろん、パリの名店でも腕を振るうなど、輝かしい経歴を持つ吉田能(たかし)さん。「George」という愛称で料理系YouTuberとしても活動しているので(登録者数は2年で約86万人超え!)、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

グレーを基調にした店内はシックでモダンな印象

カウンターテーブルに椅子が並ぶ店内の様子

そんな、いま一番話題のレストランに足を踏み入れると、大理石のカウンターテーブルが姿を表します。わずか8席。ここに座ることができるなんて!なんだかプラチナチケットに当たったよう。

カウンターというステージで一人何役もこなすシェフは、最高のエンタテイナー

厨房でシェフが料理をしている様子

何より、カウンター越しにプロの手さばきを垣間見れたり、直接お話しながらお料理をいただけるのは、料理好きにとって何よりの贅沢…! 普通のレストランでは決して味わうことができないライブ感、自宅に招かれたような心地よさ、そしてワクワク感とある種の緊張感。

前菜からデザートまで、旬の食材を活かした約10品のおまかせコース

まずは、この日に使う食材を。どこから来た食材で(わかるものは)誰が作ったのか、どういった特徴があるのか。ひとつずつ丁寧に説明してくださいます。素材の息遣いが届く距離。しびれますね。

カウンターの前に並ぶ野菜や魚などの食材▲(右から)アーティチョーク、キャビア、カツオ、トマトに茶豆。

シェフによると、食材はなるべく国産のものを使い、生産者のもとを直接訪れたうえで、吟味しているのだとか。

シェリービネガーでマリネしたコハダとキャビアを組み合わせた前菜

一番下にサブレ生地を敷いてあり、一番上にはシェリービネガーをベースにして作ったジュレのシートがふわりと。う、美しい。

コハダとキャビアを組み合わせた前菜

モダンでありながら日本的な要素を取り入れたものもあり、まさに新感覚のフレンチ! 

ワイングラスで乾杯している様子

せっかくなので、ワインのペアリング(7杯)とともにお食事を楽しみました。コハダとのペアリングは、極上のシャンパーニュといわれる「ルクレール・ブリアン」。あぁ、働く私のご褒美。

その後、絶妙なタイミングでお料理とワインがサーブされていきます。

北海道産のホタテや雲丹をたっぷり使ったヴィシソワーズから、アナゴとトマトを合わせて風味豊かな青のりソースをかけた一品、勝浦産のカツオをフレンチスタイルに仕立てたもの、大分の車エビをグリーンカレーソース、関イサキ……と、実に5品!

すべてがサブではなく、メインのような完成度で。写真を撮り忘れるほど、圧巻でした…。

メインディッシュはフランスのリムーザン産〝仔羊肉”

円形のさらに乗った仔羊肉のローストやソース

実山椒がアクセントになったソースが絶妙だった仔羊肉のロースト。ここまででかなりお腹がいっぱいになっていた筆者は、小さめのポーションをオーダー。そんな融通が効くのも、こういったカウンター越しのお食事ならでは。

〆のひと品として登場したのは、なんとハヤシライス!

深めの皿に入ったハヤシライス

ハヤシライスといっても、家庭の味じゃございません。

赤ワインが強めの濃厚なお味。なんでも、食材を使うにあたり、どうしても出てしまう端材を余すところなく使ったのだとか。そういった食材に対しての向き合い方も素敵だなぁと。お食事が終わる頃にはすっかり、吉田さんのファンになっていたのでした(笑)。

デザートは贅沢にも三品!

2種類のデザート

実は甘いものが苦手な筆者。事前に苦手な食材(私も主人も特にメロンが苦手)をお伝えしていたので、デザートは本来のメロンソーダとは違う、バニラアイスにメレンゲをあしらったものをご用意くださいました。下に敷いてあるパイナップルのソースがまた美味♡ 

画像左側は山形さくらんぼのデクリネゾン。デクリネゾンとはフランス語で、1つの食材を様々な調理法で仕上げたデザートなのだとか。

最後にプティ・フールとしてアールグレイのフィナンシェが登場!

お食事後のコーヒーに合わせたのは、アールグレイのフィナンシェ。

焼きたての熱いうちにサーブされ、それをハフハフしながらいただく幸せったら……! もう大、大大満足でしたが、最後の最後にピスタチオの自家製カヌレがやってきて。

お食事をコースでいただいて、手土産まで(しかも、きちんとお店のロゴが入った紙袋に入っていた)。なんだか得したような気分になってしまう。正直、フレンチって今まで美味しいと感じたことが少なくて、なんとなく苦手だったのですが、『CIRPAS』のおかげで克服できた気がします。

記念日やお誕生日といった特別な日に。新感覚のフレンチをパートナーと味わってみるのはいかがでしょうか?

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エディター

川口ゆかり

女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラム(@yucarikawaguchi)も話題♡

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