気になってたけど聞けなかった洗濯のギモン、ここで解決!
読者の悩み&疑問にコメントするのは…
花王 ファブリックケアPR
河野千絵さん
〝アタック〞や〝エマール〞などのPRを担当。「衣類ケアこそ、おしゃれの第一歩」「洋服好きこそ、ケアを怠るなかれ」がモットー。
ライオン お洗濯マイスター
大貫和泉さん
2児の母としての経験と、20年以上にわたる洗濯用洗剤の研究経験をもとに、日々の洗濯に役立つ情報を女性目線で発信中!
パナソニック 広報
石井由美さん
洗濯機やアイロン、掃除機などのPRを務める。「黄ばみ衣類を見ると、温水つけおきで洗いたくなる…!」という職業病も。
【まだまだあります…洗濯にまつわるQuestion】
Q. これは暗号? 象形文字? 洗濯表示ってどう覚えているの? →アプリを活用すれば、覚える必要なし!
「洗濯表示を見ずに正しい洗濯はできません!(花王/河野さん)」と、3名全員がいちばんのポイントに挙げたのが〝洗濯表示を必ず確認する〞こと。種類が多い上に、いまいち理解しづらい洗濯表示の内容をすべて正確に覚えるのは困難…。でも、〝花王〞が企画協力する「洗濯ナビ」や〝ライオン〞の「これ洗える?」といったスマホアプリを活用すれば、そんな悩みは一切無用に! アプリの画面案内に従って、服のタグに記載された洗濯表示を入力していくだけで、その服が洗えるかどうか、またどう洗えばいいかを、具体的な商品とともに瞬時に教えてくれる。
洗濯ナビ
判定と同時に、選んだ洗濯表示の意味も、まとめて見やすく表示。旧表示についての詳細な説明もあり!
これ洗える?
一度判定した衣類は、写真とともに結果を記録できる機能が便利。次に洗うときは確認いらずでスムーズ♪
Q. 白い服をなるべく白くきれいにキープするコツは?
→汚れが蓄積される前に、予防洗いで先回りケア
「淡色の服も色移りする場合があるので、洗濯時は白い服だけでまとめましょう。皮脂や汗がつきやすい部分は、なるべく前処理をしてから洗って。見えない汚れが黄ばみになる前に手を打つことが重要です(ライオン/大貫さん)」
Q. しぶとい汗ジミ汚れとの闘いは、どうすれば終わらせられる?
→早く洗う! これにつきます!
「洗濯までの時間が長いと、皮脂が酸化して黄ばみの原因となるので、とにかく早く洗って。特に気になる部分には洗剤原液での前処理を(花王/河野さん)」シミ対策には、マメなケアが大切。
Q. 色落ちするか、洗う前に見抜く方法ってある?
→使用する洗剤をつけてテストしてみよう!
「服の裏側などに使用予定の洗剤の原液をなじませ、白い布でポンポンと軽く叩いてみて。色移りの有無をすぐ判定できます(ライオン/大貫さん)」 色落ちするものは単独で、または色移り防止シートなどの予防グッズ(下)を活用して洗って。
洗濯中の色移りが気になる人に!
ドクター ベックマン カラー&ダートコレクター 色移り防止シート 30枚入り ¥1,050(エコンフォート)
Q. お気に入りデニムの色落ちを少しでも防ぐには?
→デニムといえど、裏返して陰干し!
丈夫だし…とガシガシ洗いがちだけど、色やダメージ状態を美しくキープしたいなら、おしゃれ着同様の気配りを。「裏返しにしてネットに入れ、おしゃれ着用洗濯コース&洗剤で。色移り防止のため単独で洗うこともお忘れなく! 脱水後はすぐに取り出し、叩いてシワを伸ばします。色落ち、色あせの観点で侮れないのが紫外線。裏返しのまま必ず陰干ししましょう。上のように筒干しすれば、乾燥スピードもぐんとUP(花王/河野さん)」
Domani2018年7月号『洗える服の「洗い方」』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/諸田 梢 構成/旧井菜月 ※この特集で紹介している洗濯、取り扱い方法はあくまで一例です。洗濯表示などを十分に確認した上、自己責任で行うようにしてください。