おしゃれママたちのリアルなニット着こなし術
冬になると大活躍するニット。シンプルなものからデザイン性に富んだものまで、毎年さまざまなニットが各ブランドから展開されています。今回はファッション好きのDomani Labメンバーのニットコーデをチェックしていきます。
【Style1:杉山迪子さん・医師】着映えアイテムを合わせて大人の甘さたっぷりに
ナチュラルなベージュニットに合わせたのは、深みのある色合いが魅力のティアードスカート。ティアードデザインのスカートについつい手が伸びるという杉山さんは、落ち感や変化球デザインを選んで甘さを緩和させるのがポイントだといいます。
「韓国旅行の際、H&Mが展開する日本未上陸のブランド『ARKET』で購入したニット。首まわりが詰まっているのに袖は丸みのあるラインで、ほどよくカジュアルに着られる点が気に入っています。冬はコーデの配色が暗くなりがちなので、高発色のスカートでメリハリをつけました。アウターで印象が決まりやすい季節ですが、ボリューム袖やアシンメトリーなティアードなど、アウターを脱いでからも着映えるアイテムを合わせるのがこだわりです」(杉山さん)
大のドラえもん好きである杉山さんが最近ワードローブに追加したという巾着型ショルダーバッグ。〝ポーター〟に扮したドラえもんと、ひみつ道具や鈴のモチーフを高密度に織りあげたポリエステルジャカードのキュートなバッグ。
「いつもだったら購入をためらう値段でしたが、一目惚れして即購入! キャラクターデザインでありながらも主張が強すぎず、普段使いできそうなデザインだったことが購入の決め手でした。大のドラえもん好きなのですが、ポーターに扮したドラえもんが全面にあしらわれたデザインが最高にかわいいです。きれいめ、甘めなファッションにあえて合わせるのが気分。コンパクトなフォルムですが、容量も十分です。接客してくださった店員さんがとても丁寧な方で、そこも含め素敵なお買い物ができました」(杉山さん)
ニット:ARKET、スカート:CASA FLINE、バッグ:ドラえもん × PORTER、シューズ:JANESMIT
【Style2:吉田美帆さん・保険会社勤務】リラクシーなのに洒落感たっぷりのオフスタイル
今季グレーにハマっているという吉田さんは、ブルーとのモノトーンでスタイリング。明度高めのカラーで爽やかな雰囲気にしつつ、光沢感のあるスカートでピリッと辛口な仕上がりに。
「ロンハーマンで購入したニットは、くすみがかったきれいなブルーとこなれ感のあるざっくり編みがお気に入り。冬から春先まで、幅広く着回せます。今季購入したフレアなシルエットのスカートを合わせ、メタリックカラーでアクセントをつけつつ、ゆるカジュアルにまとめました。一つ一つのカラーは異なるものの、グレイッシュな色を組み合わせることで統一感をもたせています」(吉田さん)
こんなアウターに合わせたい!
「グレーのチェスターコートや、マックスマーラのテディベアコートなど、ルーズフィットのアウターを合わせて、カジュアルな雰囲気にまとめます」(吉田さん)
ニット:ロンハーマン、バッグ:L.L.Bean、シューズ:コンバース
【Style3:飯島美穂さん・役員秘書】ショート丈ニット×変形スカートの旬シルエットコーデ
コンサバな中にモードなエッセンスをプラスした着こなしが得意な飯島さんは、冬もモードさを加味したブラックコーデを満喫中。シンプルなタートルネックニットも、バルーンスカートで単調さを回避。
「タートルネックでほどよいボリューム感があり、さまざまなボトムスと合わせやすいニットは、コンパクトな丈感が今っぽくてお気に入り。 中心にかけてふんわりしたシルエットが特徴のスカートとも相性抜群! オールブラックコーデのときは、デザイン性が高いアイテムを選ぶのがマイルール。シャリ感のあるスカートで異素材を組み合わせたり、ショートブーツで足首をちら見せしたりすることで、野暮ったく見えないよう工夫しています」(飯島さん)
こんなアウターに合わせたい!
「明るい雰囲気にしたい日はベージュのロングコート、とことんワンカラーでまとめたい日はブラックのダウンアウターを合わせます。ブラックのダウンアウターは同色のファー付きなので、ダウンのカジュアル感が軽減されてゴージャスに傾くのがお気に入り」(飯島さん)
ニット:ユナイテッドアローズ、スカート:ENFOLD、ブローチ・バッグ:シャネル、ブーツ:ZARA
撮影/黒石あみ 構成/近藤亜衣子
●この特集で使用したアイテムは私物のため、現在購入できないものもございますがご了承ください。また、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
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