ユニクロのパンツ・インナーでつくるデイリースタイル
Domani Labメンバーの私服をスナップ! 今回クローズアップするのは、ファッション愛が高じてアパレル会社勤務をしているDomani Labメンバー・杉本緑さん。ユニクロのアイテムを取り入れた着こなしが記事などでも人気を集めています。そんな杉本さんの、ユニクロアイテムを取り入れたパンツスタイルを紹介します。
ほどよくリラクシーなジャケットスタイル
ジャケット:MADISONBLUE、デニムシャツ;THIRD MAGAZINE、ボトムス:UNIQLO、パンプス:ROCKPORT、バッグ:H.V.F.N
ブルーとホワイトを基調にした爽やかなコーデ。カジュアルな印象が強いスウェットパンツは、ジャケットやパンプス合わせできれいめに傾けて。
「3月に入ると途端に脳内が春モードに切り替わるものの、実際はまだ朝晩冷え込む日も…。そんなときに重宝しているのが、ユニクロのボアパンツ! ホワイトだったら軽やかさがありつつ、ぬくぬくと暖かいのでとても便利です」(杉本さん)
デニムシャツ×レギンスの大胆な合わせが新鮮
デニムシャツ:Whim Gazette、キャップ:BIG BABY ICE CREAM、レギンス・靴下:UNIQLO、スニーカー:ASICS、バッグ:ZARA
子供と公園で遊ぶときにもぴったりのアクティブモード。レギンスとスニーカーをつなぐソックスはあえてホワイトを選び、コントラストをつけたのが洒落感たっぷりのポイント。
「トップスとしても羽織としても活躍している最愛デニムシャツを、思い切ってワンピース風に。ゆったりしたサイズ感なので、マタニティコーデでも大活躍した一枚です。このコーデは、レギンス×靴下合わせのスポーティなテイストがお気に入り! リーズナブルなアイテムだからこそ、チャレンジングな組み合わせも楽しめます」(杉本さん)
定番シャツスタイルは旬シルエットでアップデート
シャツ:ZARA、インナー・ボトムス:UNIQLO、スニーカー:ASICS、バッグ:ZARA、ネックレス:in mood
オーバーサイズのホワイトシャツは、ともすると膨張して見えそうなところ、インナーとボトムスをブラックでそろえてすっきり見せて。メタリックな輝きを放つバッグとスニーカーが辛口なアクセントに。
「ヒートテックのタートルネックTをインナーに忍ばせた春待ちスタイル。首まわりまで暖かく、薄手で軽い着心地のヒートテックタートルネックTは、気温的にも季節感的にもタートルネックニットはもう着たくない…という時季の重ね着アイテムとして重宝しています」(杉本さん)
名品ぞろいのユニクロといえど、どうアイテムを選べば? 大人世代が着こなすには? といった声も。そこで、杉本さんにユニクロの魅力とアイテム選びについて聞いてみました。
ユニクロのここが好き!
「万人に受け入れられる汎用性の高さを意識して作られたアイテムだからこそ、どれを自分のワードローブに加え、どう料理する=コーディネートしていくのかをじっくり考えながら十二分に楽しめる点を醍醐味に感じています。ファストファッションブランドのアイテムをコーディネートしていく作業は、平安時代における十二単の色合わせの際の 〝かさねの色目〟の考え方に通ずるところがあると思っており、一枚で完結する主張の強いデザインではないからこそ、一枚、また一枚と自分が『これが好き! 』と感じるアイテムを熟考して重ねていくとコーディネートに奥行きが出る気がするのでとても楽しいです」(杉本さん)
杉本さん流のアイテム選びとは?
「好きなポイントで語ったように一枚一枚重ねて組み合わせていくことを楽しんでいるので、ブランドを問わずロゴアイテムなど主張が強めのアイテムは極力選ばないのがマイルールです。コーディネートの下地となって支えてくれるホワイト・ブラックを購入することが多いですが、毎シーズン絶妙なニュアンスのカラー展開を魅力に感じているので、普段は購入を後回しにしがちなカラーアイテムにチャレンジすることも多々あります。リーズナブルがゆえに、全身カラーのワントーンコーデなどに臆せずチャレンジできるのもうれしいポイントです! 」(杉本さん)
●この特集で使用したアイテムは私物のため、現在購入できないものもございますがご了承ください。また、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
Domani Labメンバー
杉本緑
2児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:@green_sgmt
あわせて読みたい