とりあえず「黒」を合わせている人は、足元だけ浮いている可能性が!
【Domanist 花田彩歌さん(身長165cm)のお悩み】
「靴は長く履けるように黒を選びがち。夏はモノトーンコーデが多かったので気になりませんでしたが、秋はブラウン系が気分なので、足元だけチグハグな感じがしています」
いつもの通勤コーデ
薬剤師として働きながら、2歳と0歳の男の子を育てる花田さん。子供を抱っこする機会が多いため、ヒールの低い靴を選ぶことが多いそう。「小花柄ワンピのクラシカルな雰囲気に合わせてローファーサンダルを選びましたが、色合わせがなんだか違うなあと…。そもそも黒以外の靴って、何を買うとよいのか迷ってしまいます」(花田さん)
これで解決!
なじませトーンの「筒太ロングブーツ」で今年らしいバランスに
ロング丈のワンピースに合わせるべきは、筒が太めのロングブーツ。ワンピに隠れて見えない部分もありますが、そのシルエットで今年らしさは伝わるもの。ワントーンコーデに靴で色を利かせるのはアリですが、黒だと「とりあえず合わせた感」が出てしまうので、ここはなじませカラーを選ぶのが正解です。「落ち着いたブラウンのブーツを合わることで、上品でいて少しカジュアルな雰囲気に。甘くなりがちなワンピースの新しい着こなしを発見しました。ベーシックなブラウンなら、黒と同じくらい使えますよね!」(花田さん)靴[4.5]¥30,800(銀座ワシントン銀座本店〈ワシントン〉)
Close Up
パンツのブーツインもしやすい太めのデザインが今年らしい。やや艶のあるダークブラウンを選べば、ワントーンコーデの引き締め役にもなり、ほっこり見えも回避できます。「レザーがやわらかく、歩きやすいところが高ポイント。ローヒールのため、普段の通勤はもちろん、抱っこの必要な子供との外出時にも使いやすそうです」(花田さん)
Variations
〝ネブローニ〟のエンジニアブーツ
すとんとしたシルエットが特徴のロングタイプのエンジニアブーツ。風合いのある肉厚なレザーは、足なじみがよく、履き心地も快適。カジュアルスタイルはもちろん、きれいめコーデのアクセントにも活躍。靴[2.5]¥99,000(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店〈ネブローニ〉)
〝ペリーコ〟の乗馬ブーツ
「土星の輪」から着想を得たというバックルが、マニッシュな乗馬ブーツにノーブルな雰囲気をプラス。筒は太めながら、甲の厚みを抑えることで、すっきりしたシルエットを実現。レザーのような見た目のラバーソールが高級感を漂わせてくれる。靴[1.5]¥121,000(アマン〈ペリーコ〉)
撮影/石山貴史(人物)、寺山恵子(静物) スタイリスト/角田かおる ヘア&メイク/コンイルミ・甲斐美穂(ROI) 構成/木戸恵子
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
●[ ]内の数字はヒールの高さを表し、単位はcmです(編集部調べ)。
●靴以外の衣装はすべて私物です。お問い合わせにはお答えできない場合があります。