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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2023.01.02

衝撃!!5歳年下の男性から提案された新たな恋愛の形とは?【シングルマザーの恋愛#55】

シングルマザー歴7年、38歳の会社員「あおいあん」さんによる恋愛コラム。息子の反抗期は3日で終わり、Oくんと約束していた23日に。そこで提案された新たな恋愛の形とは?  毎週月曜19:00更新中。

登場人物
あん(私)…メーカー勤務のシングルマザー。7年前に離婚し、実家に出戻り。38歳。
息子…生意気盛りの小学生。10歳。
Rさん…Hくんと同じ会社に勤める42歳。結婚歴はナシ。
Cちゃん…あんの同僚。33歳。
Kくん…あんの会社の後輩。25歳。
Oくん…Kくんの大学の同級生。33歳

【前回までの話】
40歳を目前に控え、「私、このままシングルでいいの?」と、ふと我に帰った私。再度恋愛に挑もうと、学生時代からの友達Hくんに紹介してもらったRさんとお付き合いすることに。お互いの”譲れない家族”の存在を確認した上で付き合うことになったのだが、Rさんのお母様や、元カノの存在、そしてRさんのきれい好きと、ちょっとしたわだかまりがあんの中で溜まっていく。そんなある日、会社の後輩Kくんからキャンプのお誘いが。後輩のKくん、その友達のOくん、同僚のCちゃんと息子でデイキャンプに。その日の夜にはRさんと約束があったが、発熱しコロナが疑われたためキャンセルに。しかし心配だったあんは救援物資を持ち自宅ドアの前まで行くと、部屋の中から女性の声を聞いてしまう。悩んだあんはRさんに連絡し、胸の内を伝えると、Rさんから「別れよう」と言われてしまう。

前回の話▶︎すれ違った元彼に動揺。ヨリを戻したい?それとも…【シングルマザーの恋愛#54】

大切な人だからこそ、付き合うという形にこだわらない!?

こんにちは。シングルマザーで10歳の男の子を育てるあおいあんです。前回は、Oくんから息子へのプレゼントを受け取り、送ってもらうため駐車場へ向かう途中Rさんとすれ違い久しぶりに話をしました。そして帰宅すると、息子の態度がいきなり超反抗期に突入した?ところまでお伝えしました。

翌日の朝もダンマリを決め込んだ息子。このまま本当に反抗期に入り、口も聞いてくれなくなったら私はどうしたらいいんだ? 子離れできる自信がない!なんて悲しい気持ちに。

息子の彼女YちゃんのママにLINEで2人に何かあったのか聞いてみたけど、特に思い当たることもないよう。何も原因が分からないまま、息子の超不機嫌は3日で収まった。突然、何事もなかったかのように、朝普通に機嫌が直って、ペラペラおしゃべりを始めた。

こうやって徐々に親離れをしていくのかな、どんな中学生になるんだろう、なんて息子の将来を楽しみにしながらも、ちょっと寂しさを感じた。Rさんのことで、今すぐ誰かとお付き合いをするのは無理ということが分かったけど、やっぱり一緒にいられるパートナーがいつかは欲しい。息子がどんどん私から離れてひとり立ちしたら、それこそポッカリと心に穴が開いてしまいそうだ。

そんなちょっと先の将来を考えながら過ごしていると、あっという間に12月23日を迎えてしまった。Oくんに「明日、会社帰り迎えに行きますね。ごはん食べに行きましょう!」とだけLINEがあった。母には会社の忘年会と嘘をつき、出かけることにした。

PM6:30、Oくんは会社の近くのカフェで待っていた。

私「ごめんね。待った?」

Oくん「待ったよ。だから今日はとことん付き合ってもらうから(笑)」

これは二日酔いコースだなと苦笑いしながらタクシーに乗り込み、着いた先はOくん行きつけのカフェバー。しかもお客の半分くらいは外国人で、店内には英語が飛び交っていた。Oくんは知り合いらしき外国人に話しかけられ、流暢な英語で会話をしていた。会話に取り残される私を、その友達に紹介した。ニコニコするしかできない私に

Oくん「ここは日本なんだから、日本語で話せばいいんだよ」

私は日本語で挨拶をし、ふたりで隅のテーブル席へ移動した。

私「英語ペラペラなんだね」

Oくん「さすがに世界一周してたら話せるようになるよね」

私「そうか、大学休学して世界一周行ってたんだもんね」

クリスマスソングとときどき聞こえてくる英語に、すっかりテンションが上がり、お酒も進んだ。

Oくん「事実婚ってあるでしょ」

私「うん」

Oくん「付き合うのも事実婚みたいなのってないのかな? つまりね、彼氏&彼女って囲っちゃうからトラブルが起きるのかなって。相手のことが好きで、相手も自分のことが好きで、信じ合えていれば、彼氏&彼女って名前いらなくないかな?」

私「うーん…難しい。それって都合のいい人じゃない?」

Oくん「大切な人は1人だけだよ。何人も彼女が欲しいワケじゃないし、事実婚をしたいワケじゃないんだけど、男とか女とか越えて人間としての深い付き合いがしたいなって」

私「深いね。深いのか?(笑)」

Oくん「彼氏&彼女になると、少なからず嫉妬や束縛の気持ちが出てくるでしょ。モヤモヤして一歩も進まない時間。人生の中で一番無駄な時間だなと思ってさ。せっかく大切な人ができたら、その人のこと信じ切って、楽しい時間を過ごす方が有意義じゃない?」

私「Oくん新人類だね。不安にならない?」

Oくん「ならないかな。自分が選んだ人だから」

私「そっか…Oくんは自分に自信があって、強いんだね。今よく聞く自己肯定感が強いってやつ!?」

Oくん「そうかもしれないし、ただの面倒臭がりかもしれない(笑)」

私「でもそれが本当にできたら、唯一無二の存在になれるよね。そんな関係って憧れるかも」

Oくん「うん。それをあんさんと築きたいと思うけどどうかな?」

私「へっ!?」

さらっと告白され(付き合うわけじゃないから告白じゃないのか?)、頭の中が整理できずにいると

Oくん「これから先の時間をシェアできたらいいなと思って」

そう言うと小さなBOXを渡してきた。中に入っていたのは…。

次回に続く

あおいあん

契約社員でメーカー勤務、現在38歳のシングルマザー。高学年になりちょっと生意気になった10歳の息子と実家に出戻り。40歳を前に「もう一度、女としての人生を!」と一念発起。離婚をしてから7年という恋愛ブランクを埋めるべく奮闘中。
▶︎ここに書き切れない子育ての悩みや、シンママに役立つ情報をアップ!Instagram

 

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