【目次】
世界中を旅したアラフォーライターの視点で届けるオタワの旅
前回は魅力満点の国会議事堂のお話をしました。今回はその他のオタワのみどころについて。 オタワと後にご紹介するトロントは、カナダの東海岸・オンタリオ州にあります。隣接のケベック州からオンタリオ州にかけての約800キロの道のりは“メイプル街道”と呼ばれ、秋の紅葉が素晴らしく美しい事で有名。冬はマイナス10〜15℃にもなるという厳しい寒さの前のご褒美のようですね。次は是非秋の紅葉のシーズンに訪れたいと思います。
雄大なオタワ川を丘の上から! カナダの大自然を味わえます
オタワの夏は21時くらいまで明るいので、朝から夜まで活動的に動き回るのが正解。 この日は国会議事堂で朝の衛兵交代式を観たあと、その他の観光地も歩いて散策してみました。 国会議事堂があるパーラメントヒルのそばを流れるリドー運河は、202キロ先のオンタリオ湖とオタワ川をつなぐ北米最古の運河。ユネスコの世界遺産にも登録されているので、是非とも訪れたかった場所です。現在も物資の輸送はもちろん、ボートでの観光などに活用されていて、大きな船も行き交っています。ココでは橋の上から水門を眺めるのがオススメ。水門の開閉は昔ながらの手動で行われていて、タイミングが良ければ運河に入ってくる船を観る事もできるかも。
雄大なリドー運河を国会議事堂のあるパーラメントヒルから眺めました。オタワらしいのんびりとした美しい景色。
ユネスコの世界遺産にも登録されているリドー運河。この水門は手動のため、船が1コマ進むのに15分かかります。
川がスケートリンクに大変身! 厳しい冬も楽しく過ごすカナダの人々
そして寒く長い冬は、この運河が全面凍ってしまうそう。凍ると運河はスケートリンクに大変身します。スケートで通勤する人も多いそう。カナダでは真冬はあちこちの川や湖が凍ります。カナダのローカルは幼い頃からスケートが日常にあるので、アイスホッケーが強いんですね! 真夏とは全く違った景色を楽しめるのもカナダの魅力です。
川がスケートリンクに大変身。スナック屋台も出店して真冬の風物詩になっているそう。 (C)Ottawa Tourism
通勤路を流れる川では、ビジネスマンがスケートで出勤。こんな光景、カナダでしか見られないのでは?
(C)Ottawa Tourism
絶対参加して欲しい! 美味しいレストランホッピングツアー
そして、ランチはグルメツアーに参加しました! Lowertown Tourというグルメツアーは、歩いてホッピングするというユニークなツアー。それぞれのレストランで人気メニューを少量づつ、例えばハンバーガーはミニサイズ、チキンはワンピース、ジェラードはミニカップで数種類。なんて具合に7-8軒のお店を回ります。
約2.5時間のツアーで$45というお値打ちプライス。ちなみに筆者の再訪したいレストランは、ドイツ大使館員が連日訪れているというドイツ料理の「Das Local」と、カリビアンフードのチキンが激ウマだった「PILI PILI WOOD CHARCOAL GRILL」、スライダーバーガーじゃなくてまるごと食べたかったスモーク料理「The SmoQue Shack」。
ドイツ料理の「Das Local」のポークラッププレート。チーズたっぷりでペロリといってしまいました。
スモーク料理「The SmoQue Shack」のポークのスモークバーガー。甘辛なタレとフレッシュなオニオンが絶妙!
カリビアン料理「PILI PILI WOOD CHARCOAL GRILL」の炭火焼チキンは辛いチリパウダーをかけていただきました。
イタリアンジェラートの人気店「MANTOVANI」のチョコレートとバニラのジェラートも試食。
ココで気に入ったレストランがあったら、後日改めて予約してゆっくりと味わうのもいいですよね。知らない街でのランチやディナーも絶対美味しいモノを食べたい私。いつもネットでローカルの人の情報を収集していますが、こんな風にホッピングして当たりの店を見つけるのって新鮮ですよね。初めてオタワを訪れる方には絶対オススメです! 次回はカナダのオススメお土産をお伝えします。
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