心がけ2・自分が笑顔になれる〝こと〟をする
あなたが「幸せ」を感じるのはどんなこと?おしゃれな服やバッグを選んでいるとき?美味しい料理を好きな人と食べているとき?本を読む、音楽を聴く、ランニングする、些細なことでもいいんです。大切なのは、それが自分にとって「何」かを知っていること。確実に自分の「心が喜ぶ」ことはなんなのか、リストアップしておきましょう。ストレスから解放されたい…、そんなとき、自分で自分を、上手に楽しませられる人は、心のバランスを保ちやすい人です。働く女性たちがみずから実践している方法を、<その1>でお話をうかがった、奥田先生のコメントとともに、お届けします。
<case 1> コメディ映画やお笑いDVD
「大好きなコント番組で思いっきり笑って福来れ!」
寝る前にお笑い番組を見て思いきり笑うと、暗い気持ちが吹き飛びます。好きなお菓子や飲み物を用意してお気に入りタイムに。意識的に声を出して笑うとさらにGOODです。
横沢恵理さん(金融関連会社勤務・38歳)
先生のコメント
笑顔は、脳内にセロトニンなどの幸せを感じるホルモンを分泌させ、ストレス解消に。
<case 2> 動物やペット
「もふもふの毛並みと愛らしいしっぽに心癒される・・・」
飼っているうさぎを思いきりかわいがる時間が、気持ちをリセットさせてくれる。うちの子は〝なでてアピール〟が上手なので甘えてこられるときゅん!とします。
柿崎万葉さん(通信関連会社勤務・31歳)
先生のコメント
自分と体温が近い存在を触ることには、癒し効果が。動物のほか、家族や子供でも◎。
<case 3> 趣味
「趣味のカメラに没頭すると悩みやストレスから切り離される!」
撮りたい風景や被写体を見つけたら、ひたすら撮影。心が無になります。いい写真が撮れると気持ちがアガるし、友達同士で画像を共有するのも楽しいです
鈴木正子さん(パーソナルカラーアドバイザー・41歳)
先生のコメント
趣味などで「その瞬間」に集中し、悩み事から心を切り離す時間をもつのはとても有効です。
【ほかにもこんな声が】
●「子供と公園で思いきり遊ぶ」高橋沙友子さん
●「パンづくり。生地をこねていると無心になれる」杉田 梓さん
●「日々の感謝を紙に書き出すと前向きになれます」川合沙矢香さん
風景画像撮影/さとうしんすけ
Domani6月号「ストレスとうまくつきあう方法」より
構成/谷畑まゆみ、福本絵里香(本誌)