その“ぬいぐるみ”、実は菌だらけかも?
家の中の汚れを調査してみると、毎日よく触る場所やモノが、想像以上に汚れていることが分かります。一見キレイに見えるのに、玄関やトイレのドアよりも汚いところが複数。それは、「冷蔵庫のドアやドアの開閉ボタン」「子どものぬいぐるみ」「テレビのリモコン」。この3カ所のそれぞれの汚れの量は、なんと、「オフィスの共用トイレにある個室ドアの内鍵の汚れ」を超えていたんです…。衝撃的…。
【出典:「ATPふきとり調査」月間HACCP編集 掲載データをもとに作成】
これを見るともう洗うしかないですよね。前回はカーテンの洗濯法をご紹介しましたが、今回はぬいぐるみの洗濯法をご紹介します!
プロが伝授するぬいぐるみの洗濯方法
⑴ぬいぐるみの洗濯表示を見て、家庭で洗えるかチェック!
⑵洗剤液を作る
洗濯おけや洗面ボウルに水を入れ、おしゃれ着用洗剤のアクロンを溶かして作ります。洗剤の量は、水4Lに対して10mLが適量。
⑶ここがポイント 押し洗いをする!
ぬいぐるみを浸して、毛並みを傷めないように軽く押し洗いをする。汚れのひどい部分は、洗剤を含ませたスポンジや洗濯ブラシなどで、ていねいに叩き洗いしましょう。
⑷中間脱水
毛並みの乱れ、目玉などのプラスチック部分の傷みを防ぐために、バスタオルで包んで、短めに洗濯機で中間脱水する。
⑸すすぐ
キレイな水に取り替えて、押し洗いをするように押してすすぐ。これを2回行います。
⑹最終脱水
中間脱水と同様にタオルで包んでから、洗濯機で短めに脱水する。
⑺陰干し
脱水後はすぐに取り出し、全体の形を整えたあと、洋服ブラシでブラッシングして毛並みを整え、風通しの良いところで陰干しする。
今、あなたの自宅にあるぬいぐるみも洗わずおいてあり、見た目には分からずともすごーく汚れているかも!?そんなぬいぐるみが家で洗える(※洗えないものもあります)なんてうれしいかぎり。今年は大掃除をする前にいつも後回しにしがちな、カーテンやぬいぐるみを大洗濯しちゃいましょう!