Q：育休明けの仕事、前のようにできません…
答える人／池原真佐子さん（育キャリカレッジ代表）
A：今までのやり方を根本から見直すチャンス到来！
育休明けは、「別次元に生まれ変わった」と意識するといいと思います。生活も体力も何もかも変わってしまった中で、前と同じパフォーマンスを自分自身に課すことはストレスでしかありません。
私は産後3週間で認可外保育園に子どもを預けて仕事復帰しました。日中は眠いし体力も集中力も続かない、働ける時間は短くなって、つらかったです。産後はしばらく、仕事の量は抑え気味になるかもしれませんが、だからこそ、密度が濃い、品質が高いものを出さなければなりません。スピードを高めるには、今までのやり方を根本から見直してみてください。例えばメールの返信をランダムに行っていたりしませんか？（ぜひ決まった時間帯に集中して返してみてください）。
また、日中の判断力を上げるには「睡眠」しかありません。週に1、2度でもいいので、家事や夜間の授乳を、家族やシッターさんに代わってもらうなどして、睡眠時間と体力を確保してください。私も産後はなんとかやりくりして、20時には寝ていました。今の投資と踏ん張りが、将来の土台になるはずですよ！
育キャリカレッジ代表
池原真佐子（いけはら まさこ）
（株）MANABICIA／育キャリカレッジ代表。働く女性にメンターをマッチングするビジネスを行う。臨月からのワンオペ育児と会社経営の両立を経て、現在は日本とドイツとの二拠点生活をスタート。2歳男子の母。ワーママオブザイヤー2018受賞。INSEAD（EMCCC）、早稲田大学、早稲田大学院（教育学）卒。
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