2015年ラグビー・イングランド大会を思い返してみる
日本のラグビーファンにとって、生涯忘れられない2015年イングランド大会。過去、僅か1度しか勝っていないジャパンが3試合に勝ち、とりわけ初戦南アフリカを破った劇的な一戦は、皆様の記憶にも残っていると思います。
そのイングランド大会。なんと、当時住んでいたイギリスの田舎の家からすぐの、収容人数13,000人という小さなスタジアムでも開催されたのでした。常々お伝えして来ましたが、私達夫婦の共通の趣味は、スポーツ観戦。こんな近くで開催される、しかも日本戦ときたら、是非、行かねば‼️‼️と、チケット入手。開催前の下馬評では、下位チーム同士の終盤戦の試合だったため、すんなり購入。
しかし、当日スタジアムに行くと、ジャパンチームの快進撃に異様なまでの盛り上がり。地元イギリス人もジャパンチームを応援。日本人サポーターの方が、手作りのチームロゴのチェリーブロッサム入りの鉢巻を、無料で配っている。尊い。早速ゲットして頭に巻き、気合いを入れて応援するぞ〜〜な私に。
「何?この細いバンダナ?」by夫。
違う、違う。別にファッションじゃない。日本では、昔から、精神統一や気合い向上の為、鉢巻を巻く。と、ひとしきり説明。大勢の日本人サポーターと一緒に、恒例の「ニッポン、チャ、チャ、チャ」と、ノリノリで応援。
すると、いつの間か、対戦相手のアメリカチームのサポーターが、「USA!」と、間合い良くチャ、チャ、チャに被せて来た!!「ニッポン、USA!!」あれ、、チャ、チャ、チャはどこ行った??かなり、微笑ましい。
その時私は聞いた。前列のイギリス人ご夫婦の奥様が、
「ニッポン。って、何??」とこっそりご主人に聞いているのを。
ですよね〜〜。チーム名は、オールジャパン。夫の「さぁね〜??わからないけど、日本人が言っているから、ジャパンって意味じゃない??」という回答に、うなずく私。世界と戦う為には「ジャパン、チャ、チャ、チャ」に、するべきなのか?
いよいよ今年9月に、日本で開幕を迎えるW杯。80枚申し込んで、2枚しか当たらなかったけど、もちろんジャパンの試合じゃないけど、熱く応援に行ってきま〜〜す!