多肉植物を上手に育てるコツは「日当たりのいいところでほったらかし」!
多肉植物のブームに乗っかり、私も自宅でたくさんの多肉植物を育ててきました。「育てやすいって言われたのに何度も枯らす」という友人の話を聞いて、今回の記事を作成することに。
例えば…
こんなはみ出るほどわんさか増えたり。
伸びに伸びまくったり。
ワケがわからないくらいジャングル化したり。
挙げ句の果てには、とんでもないところから大量の花が飛び出したりします。
結論から言うと…それもこれも「日当たりのいいところでほったらかし」にすればいいのです!
友人に話を聞いたところ、大切にしすぎてそこまで日も当たらない室内で愛で、過保護なまでに水を与え続けたそう。対して私の多肉植物は、外に出しっぱなし、他にも植物を育てているため、多肉植物に水をあげるのは忘れた頃。と超スパルタな環境下にいるのです。なぜなら多肉植物の原産地はメキシコや、中米が多く、乾燥した灼熱の地帯に生息しているから。このくらい放置している方が、多肉も強く生きてくれる思うのかもしれませんね。せっかく気に入って買ったのだから、水やりをしてあげたいと思うのですが、これから夏にかけては断水のシーズンなのです。(多肉の種類にもよりますが)
夏になる前に、先日この荒れ放題のワイルド多肉のお手入れをしたのでご紹介します。
まずは鉢に植わってた多肉植物を一度土から取り出します。
こんな伸び切ってしまった多肉植物は…
適当な長さでカット!
変形して成長した多肉植物もちょうど良いところで切り分けます。
多肉植物の根は細く、あまり成長しません。根の周りについた土はほぐして取りのぞきます。長くなっているようであれば、カットしてもOK。
多肉植物を育てるには水はけが大切! 鉢の底には穴が空いてるものを選んでください。そして、本来なら穴の部分に土がこぼれないようネットを敷き、その上に鉢底石、多肉用の土と重ねていきます。しかし、私は量が多すぎるので、底に多肉用の土、その上に家庭菜園で使用している土、以上で終わらせます。他のお花屋さんからダメ出しされそうですが、簡単でかつ育ってくれれば問題なしということで(笑)。あとは自由に多肉植物を植えていきます。
【多肉植物の植え方例】
いろんな種類をたくさん詰め込んでみたり。
同じ種類を各3つ、縦ラインに規則正しく植えてみたり。
エケベリアだけがすごく成長し、大量になるので、毎年エケベリアだけの鉢もできます。同種類だけで揃えるのも大小で成長過程が楽しめるのでオススメ。
高低差をつけたり、ルビーネックレスなど垂れ下がるタイプを植えて立体感を出してもよし。
ちなみに植え替えをしている時、多肉植物はどうしてもポロっと葉が落ちてしまうことが。その落ちてしまった葉は捨てずに土の上にそっと置いてこれまた放置してみてください。
今回取れすぎてしまったため、かなり混雑気味のプランターになってしまいましたが、本当にただただ土に接地面があるように置いて放置です。水もあげてはいけません。そして忘れた頃にはこんなかわいい多肉植物が!
落ちた葉の先からベビー多肉が誕生するんです! こうすればお気に入りの多肉が増やせます。このベビー多肉がかわいすぎて、増やしまくった結果、最近ではお友達に多肉をおすそ分けできるほどに。
多肉植物を上手に育てたかったら、日当たりの良い場所に放置プレー!が私的ルール。皆さんも放ったらかし多肉ライフでいってみてはいかがでしょうか?