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2021.11.15

〝共感〟ってどういうこと?〝共感力〟がある人の特徴や〝共感力〟を鍛えるための方法とは

〝共感〟は、「他者の感情の理解を含めて、他者の感情を共有すること」という意味を表す言葉です。「共感」は、よく「共感力」という言葉として使われます。共感力とはどんなものなのでしょうか?今回は「共感」について徹底解説します。

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【目次】
「共感」の意味は?
「共感力」がある人の特徴とは?
「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいい?
最後に

「共感」の意味は?

「共感」は他人が喜ぶのをみると、ともに喜び、他人が悲しむのをみると、ともに悲しむというように、他人と同じ感情を持つこと。「共感」は心理学でもよく使われる言葉です。

「共感」の定義は、認知面と感情面に大きく分けられます。認知面は「相手の感情を理解すること」感情面は「相手の感情を自分も同じように感じること」です。この2つの面を踏まえて、「共感」は、「他者の感情の理解を含めて、他者の感情を共有すること」であるとされています。

「共感」は、よく「共感力」という言葉として使われますが、この「共感力」というものは、他人の感情や考えに「その通りだ」と同調できる力、寄り添える力を意味しています。

つまり、「共感力」があると、他人の喜怒哀楽に寄り添うことができ、相手と良好なコミュニケーションがとれ、信頼関係を築く近道にもなります。

反対に、相手の話を否定ばかりしている人は、「共感力」がないと思われてしまいます。相手が間違ったことを言った場合でも、頭ごなしに否定するのではなく、一度はその考えを受け入れます。例えば「なるほど、そういう考え方もあるよね」、「逆の立場だと、こういう考えになるのも理解できるよね」など、違った方向からアプローチをするなど、相手の考え方に寄り添う姿勢が大切です。

「共感」がビジネスで役に立つ!

共感
「共感」は、身近な人とのコミュニケーションにおいてだけではなく、ビジネスにおいても重要です。取引先との会話でよく登場する、「ごもっともです」、「おっしゃるとおりです」などは、まさに相手に共感していることを示すフレーズ。このように、相手に同調する言葉を会話に挟むことによって、円滑なコミュニケーションが取れるのです。

クレーム対応においては、「共感力」はさらに重要と位置付けられます。怒っているお客様の言葉を受け止めて、その感情に寄り添うことは、クレーム解決の第一歩です。いくらお客様が勘違いで怒っていても、頭に血が上っている相手への対応は注意が必要です。

「それは間違いですよ」、「お客様が勘違いされているのではないですか」などと頭ごなしに否定しては、いくら自分の主張が正しくても、上手く処理できたとは言えません。勘違いしているお客様には、その怒りの感情を一度受け止めて、共感を示しつつ、勘違いしていることを自分で気付くような道筋を作り、穏便に解決に導くのがベストと言えるでしょう。

また、会社でチームを束ねる立場などにいる場合は、部下の言うことを否定ばかりしていると、誰からも信頼を得られないといった弊害も。集団生活の中では、「共感力」というものは、良好な人間関係を築く上で、とても重要な要素なのです。

「共感力」がある人の特徴とは?

共感
円滑なコミュニケーションには欠かせない「共感力」は、ぜひ身につけたいものですね。一方、他人の感情に寄り添うことができる「共感力」には、ここまでで解説したプラス面だけではなく、マイナス面も持ち合わせています。ここでは、強すぎる「共感力」のマイナス面も含めて、「共感力」がある人にはどのような特徴があるのかを、詳しく解説します。

1:話を聞くのが上手

「共感力」のある人は、相手の話を聞くのが上手です。「私が私が」と相手の話を奪ったり、話の腰を折ることはしません。最後まで相手の話をじっくりと聞くので、頭ごなしに否定したりすることもないでしょう。

また、「共感力」の高い人は、相手の考えや感情に寄り添うことができるので、信頼され、悩み事や相談事を持ち込まれることもよくあります。

2:他人への好奇心が旺盛

他人に対する好奇心が旺盛なのも特徴です。他人が何をしているのか、何を考えているのか、どんなものに興味があるのかということを知りたがります。相手の性格をよく理解しようとするのですが、度を超すと、過干渉に見えてしまいます。

3:他人の気持ちの変化に敏感

共感

「共感力」の高い人は、洞察力に優れ、相手の気持ちを読み取ることが得意です。相手が考えていることや、その時の気分などを、ふとした仕草や会話から察することができます。

4:繊細

「共感力」の高い人は、繊細な心の持ち主であるというのも特徴です。他人の感情の変化に敏感で、他人の気持ちに寄り添おうとするあまり、自分が傷ついてしまうことも。「共感力」は大切ですが、強すぎる「共感力」には、こういったネガティブな側面があるということも覚えておきましょう。

5:感受性が高い

「共感力」が高いと、人の感情やエネルギーに大きく影響を受ける場合があります。このように感受性が特に高い人は「エンパス」と呼ばれ、他人の感情に振り回されて疲れ果てたり、大きなストレスを受けることも。場合によっては、高すぎる感受性は、「共感力」がマイナスに作用する例と言えるでしょう。

「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいい?

共感
「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいいでしょうか。ここでは「共感力」を養うためにできることをリストアップしました。

1:相手の話をよく聞く

相手の話を最後までよく聞くことで、「共感力」が鍛えられます。頭の回転が速い人は、さわりだけを聞いて、話の大筋を理解することができます。場合によってはそれでもいいのですが、「共感力」という点では、相手の話を最後まで聞くことに意義があります。相手の話をじっくりと聞いて、相手の考えを理解し、相手の感情に寄り添うことが重要なのです。

2:経験を積む

相手の気持ちを読み取るには、豊富な人生経験が必要ですが、経験を積むには時間がかかります。今すぐどうにかしたいなら、映画を観たり、小説を読んだりして、様々な人物の感情を疑似体験してみることも有効です。

3:相手を理解する努力をする

相手の考えにどうしても共感できない場合もあるでしょう。そういう場合も、対話のシャッターを下ろしてしまわずに、相手の考えを理解することに努めてみましょう。共感はできなくても、理解しようとする努力が、相手との距離を縮めてくれることもあります。

最後に

共感
「共感力」がないと、相手の気持ちが考えられず、自分本位になりがちです。かといって「共感力」が高すぎて、マイナスの側面が強く出ると、生きづらさを感じるでしょう。

「共感力」は良好な人間関係のための大切な要素。「共感力」をバランスよく身につけることによって、周囲の人と円滑なコミュニケーションが取れ、人間関係で悩むことも減るのではないでしょうか。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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