繊細
「共感力」の高い人は、繊細な心の持ち主であるというのも特徴です。他人の感情の変化に敏感で、他人の気持ちに寄り添おうとするあまり、自分が傷ついてしまうことも。「共感力」は大切ですが、強すぎる「共感力」には、こういったネガティブな側面があるということも覚えておきましょう。
感受性が高い
「共感力」が高いと、人の感情やエネルギーに大きく影響を受ける場合があります。このように感受性が特に高い人は「エンパス」と呼ばれ、他人の感情に振り回されて疲れ果てたり、大きなストレスを受けることも。場合によっては、高すぎる感受性は、「共感力」がマイナスに作用する例と言えるでしょう。
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「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいい?
「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいいでしょうか。そのためにできることをリストアップしました。
相手の話をよく聞く
相手の話を最後までよく聞くことで、「共感力」が鍛えられます。頭の回転が速い人は、要点だけを聞いて話の大筋を理解することができます。場合によってはそれでもいいのですが、「共感力」という点では、相手の話を最後まで聞くことに意義があります。相手の話をじっくりと聞いて、相手の考えを理解し、相手の感情に寄り添うことが重要なのです。
経験を積む
相手の気持ちを読み取るには、豊富な人生経験が必要ですが、経験を積むには時間がかかります。今すぐどうにかしたいなら、映画を観たり、小説を読んだりして、様々な人物の感情を疑似体験してみることも有効です。
相手を理解する努力をする
相手の考えにどうしても共感できない場合もあるでしょう。そういう場合も、対話のシャッターを下ろしてしまわずに、相手の考えを理解することに努めてみましょう。共感はできなくても、理解しようとする努力が、相手との距離を縮めてくれることもあります。
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最後に
「共感力」がないと、相手の気持ちが考えられず、自分本位になりがちです。かといって「共感力」が高すぎて、マイナスの側面が強く出ると、生きづらさを感じるでしょう。「共感力」は良好な人間関係のための大切な要素。「共感力」をバランスよく身につけることによって、周囲の人と円滑なコミュニケーションが取れ、人間関係で悩むことも減るのではないでしょうか。
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