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【アンケート】「人の気持ちがわからない」と思う人は周りにいる?
まずはじめに、周りに「人の気持ちがわからない」と感じる相手がいるか質問。その結果、「はい」と回答した人は半数を超える割合に! 2人に1人は「人の気持ちがわからない」と思う人が周囲にいると考えると、これはなかなか高い割合ではないでしょうか。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
【臨床心理士に聞く】「人の気持ちがわからない人」の傾向とは?
それでは、そのような人はなぜ「人の気持ちがわからない」と感じさせる言動を取ってしまうのでしょうか。臨床心理士の吉田美智子さんに聞きました。
「『人の気持ちがわからない人』というのは、『本当に気持ちがわからない・想像力がない』タイプと『気持ちがわからないわけではないけれど汲み取った言動がとれない・思いやりがない』タイプに大きく分かれるのではないでしょうか。
前者には、人の気持ち、特に辛さや痛みを汲み取る体験が不足してきた人や、そもそも自分とは違う相手の気持ちを想像することがとても苦手な性質の人がいます。
後者に多いのは、たとえば身近な人や同僚、家族などは、近しい分お互いに相手の気持ちを汲み取って対応したりフォローしたりすることが求められますが、甘えや無理解などからそれをしない・できない場合ではないかと思います」(吉田さん)
【アンケート】どんな相手を「人の気持ちがわからない人」と感じる?
続いてワーママのみなさんに、どんな相手に対して「人の気持ちがわからない」と感じるのか聞いてみました。回答の中から代表的なものをご紹介します。
自分中心
「自分のことしか考えていない」(40代・東京都・子ども3人)
「自分中心に物事を考える人」(30代・大阪府・子ども2人)
思ったことをすぐに言う
「自分の思ったことを考えなく言う」 (30代・神奈川県・子ども1人)
「人が傷つくことを平気で言う」(40代・滋賀県・子ども2人)
周りを見ていない
「こちらがさりげなく気を使っているのにまったく気づかない」(40代・群馬県・子ども2人)
「好きなことばかり言ったりやったりする」(40代・埼玉県・子ども1人)