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あなたの身の回りに、「デリカシーのないことばかり言うな…」と思う人はいませんか? 平気で失礼なことを言ったり、ちょっかいを出してくる人は、もしかしたら「人の気持ちがわからない」傾向があるかもしれません。本記事で、「人の気持ちがわからない人」の特徴やメリット・デメリットを見ていきいましょう。
人の気持ちがわからない人の5つの特徴
人の気持ちがわからない人とは、相手の気持ちを細やかに察することが苦手な人のことです。自分の気持ちだけを優先するので自分勝手になりがちで、付き合いづらい印象を与えることもあるでしょう。
自分以外の人間に興味がない
人の感情に配慮しないのは、そもそも自分以外の人間に興味がないからだと考えられるでしょう。自分以外の人間に興味を持つならば、「何を考えているのだろう」「今、どう感じたのだろう」と相手の心の動きを知りたいと感じ、表情や発言から気持ちを察しようと思うはずです。
しかし、人の気持ちを考えない人は他人への興味がないため、相手の気持ちを察しようとも思わず、相手の意見を尋ねることもしません。
思ったことをそのまま言葉にする
相手の感情が気になる人なら、発言する前に「これを言ったら、相手はどう思うだろうか」と考えるものです。そして、相手が傷つく可能性や、不快にさせる可能性があるときは、発言を控えたりするでしょう。
しかし、人の感情が気にならない人は、相手の気持ちに配慮することなく発言をします。思ったことをそのまま言葉にして、周囲の人々を不快にさせたり傷つけたりすることも珍しくありません。
丁寧さが欠けている
人の感情に配慮しない人は、周囲に配慮をせずに物事を進めていくため、丁寧さに欠ける印象を与えることがあります。同じことをするにしても、「これはどう思う?」と話し合いながら決めるのと、「これが正しい」と決めつけてしまうのでは、大きな違いがあるでしょう。
自分の感情だけで行動している
人の感情を考えない人は、自分の感情だけに基づいて行動しているので、他者の存在を自分にとって役立つかどうかで判断します。
例えば、気分が悪そうな後輩を見ても、「今日、体調は大丈夫?」と思いやりの言葉をかけることをせず、無理やり仕事を押し付けることもあるのです。
一人でいることが好き
人の気持ちがわからない人は、一人でいることを好む傾向があります。他の人の優柔不断な態度を見てイライラしたり、相手のやり方が気に食わず不機嫌になったりする必要がないからです。一人でいる方が気が楽だと考えている人も多いでしょう。
人の気持ちがわからない人が持つメリット
人の気持ちがわからない人でいることには、メリットもあればデメリットもあります。ここではメリットを具体的に見ていきましょう。
トラブルが起こっても心を乱されない
人の気持ちがわからない人は、相手の気持ちを慮ることはないため、相手が怒っていようとまったく気になりません。人間関係のトラブルが起こったとしても、トラブルが起こっていることに気付かず、心穏やかに生活できます。
自分の意見を堂々と言える
人の目を気にしないことから、会議などで自分の意見を堂々と言えることもメリットです。「私はこう思います」「このようにした方が効率がいいと思います」など、歯に衣着せぬ発言がかえってチームにいい影響を与えることもあるでしょう。
情に流されない
人の気持ちがわからない人は、いい意味で情に流されることがありません。そのため、特定の人を贔屓したり、後輩に甘くすることなく、淡々と接することができるでしょう。トラブルが発生した時も、情に流されず冷静に判断することができます。
人の気持ちがわからないことのデメリット
続いて、デメリットを紹介します。
周囲の人から評価されにくい
他人の気持ちに配慮しない言動が多いと、周囲からは協調性がないと判断されます。協調性がないことは、仕事面の評価でもマイナスになることがあるので、実力があってもなかなか評価されず、昇進に響くこともあるでしょう。
職場の雰囲気を悪くする
人の気持ちがわからないことから、空気を読まない発言をしてしまい、職場の雰囲気を悪くしてしまうこともあるでしょう。自分は冗談で言ったつもりが、相手を傷つけてしまい関係が悪くなってしまったということも珍しくありません。
パートナーの機嫌を損ねる
恋愛面では、相手の気持ちを察することができないことから、デリカシーのないことを言ってパートナーを不機嫌にさせてしまうことも…。本気で怒っている時と、嫌がってはいるもののまんざらではない時との違いが見抜けないので、相手を怒らせてしまうことがあるのです。
人の気持ちがわからない人との付き合い方
人の気持ちがわからない人に「私の気持ちを察してよ」「考えたらわかるでしょう」と言っても無駄です。人の気持ちがわからない人との付き合い方のコツを2つ紹介します。
何をして欲しいかストレートに伝える
人の気持ちがわからない人には、何をして欲しいのかストレートに伝えるようにしましょう。例えば恋人が人の気持ちがわからない人であれば、「何か記念になるようなものが欲しいな」とおねだりするよりも、「〇〇社の〇〇が欲しい」とストレートに伝えたほうがわかってもらえます。