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2021.07.11

【アンチ】の意味とその心理状態とは? 語源やさまざまな使い方も紹介

「アンチ」という言葉は、ネット上では攻撃的な文脈で使われることが増えています。しかし、元は英語の「anti」であり、より理性的なニュアンスを持つ言葉でもあるのです。意味の変遷だけではなく、アンチという心理になる背景も紹介します。

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【目次】
 ・いまさら聞けない「アンチ」とは?
 ・アンチの使い方と類義語
 ・なぜアンチになるの?

いまさら聞けない「アンチ」とは?

カタカナで使われる「アンチ」という言葉は、元は英単語の「anti」です。英語と同じような意味で使われるケースも多いですが、ネット上ではより攻撃性の強い言葉として使われている傾向があります。

アンチ 意味 とは

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意味は「反対」や「対抗」

「アンチ」とは、「反対」「対抗」などの意味を持ちます。例えば、化粧品などの美容関連の文脈では「抗老化」という意味で使われる「アンチエイジング」という表現があります。

あるいは、パソコンやスマートフォンなどのセキュリティの文脈で登場する「アンチウイルスソフト」や、反論を表す「アンチテーゼ」という言葉も耳にしたことがあるかもしれません。

アンチという言葉の後ろに別の単語を組み合わせることで、その単語の反対、対抗を示す場合があり、これがアンチエイジングやアンチウイルスソフト、アンチテーゼなどの例です。

アンチという言葉はそれ単体でも用いられ、その場合では、特定の何かを嫌ったり反発したりする者を指します。

語源は?

日本ではカタカナで「アンチ」として浸透していますが、元となる言葉は英単語の「anti」です。カタカナ表記でよく見かける「アンチエンジング」も、れっきとした英単語「anti-aging」です。

アンチエイジングだけではなく、接頭語としての「anti」が名詞とセットで組み合わされている英単語は豊富にあります。

ネット用語ではより攻撃的な意味合いに

ネット上では、特定の個人・企業・団体・製品などをターゲットに、掲示板やSNSなどで攻撃的な言葉で叩く行為や、叩く行為をしている人のことを「アンチ」と呼ぶことがあります。

しかし用法は多岐にわたり、この限りではありません。何かに対して攻撃的な態度を示す行動や人を、広い意味でアンチと呼んでいるともいえるでしょう。

ネット用語として使われる「アンチ」には、英語での意味や、これまでに日本で「アンチ」として使われてきたニュアンスよりもさらに攻撃的な意味を持つことも。

「反対」「対抗」というような単純な意味合いだけでなく、嫌悪感などの感情が含まれ、より攻撃的な言葉として用いられている傾向が見られます。

アンチの使い方と類義語

アンチという言葉は、日本語の中において、英語と同じような意味で使われていることが多くあります。しかし先ほど解説したように、ネット上の話言葉においてはやや攻撃的な意味合いが強まることがある点に注意しましょう。

アンチという言葉をどのように使用するのが適切なのか、文法面から解説します。

アンチ 使用例 とは 類義語

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形容詞や名詞として使う

辞書を引けば分かりますが、英語の「anti」は、名詞では「反対者」、形容詞として「反対の」、前置詞として「~に反対で」というように、さまざまな品詞として使われている言葉です。

日本語の中では、「あの人はアンチだ」などのように単独で使われて、名詞的な用法で見聞きするケースが多いかもしれません。

しかし英語においては、名詞だけでなくさまざまな品詞で使われる単語であることを覚えておきましょう。

接頭語としても使える

英語の「anti」と同様に、日本語として浸透した「アンチ」も、接頭語として使われてきた歴史があります。よく聞く言葉は、この接頭語としての用法であるケースが多い傾向にありそうです。

例えば、英語をそのままカタカナにした「アンチエイジング」「アンチテーゼ」などの言葉もその一例です。

日本語と組み合わせて「アンチ●●(特定の固有名詞)」など、名詞の頭に付けた表現も長年使われています。

類義語は「中傷」や「ヘイター」

アンチの類義語として代表的なのは「中傷」「ヘイター」「クレーマー」などです。ニュアンスの強弱は文脈によって異なりますが、現在では「アンチ」が、より強い「ヘイター」などと同じような意味合いを持つケースもあります。

言葉の使い方を誤ると、意図せずに人を傷つけてしまったり、自分が傷つけられたりするケースもあるデリケートな言葉であるといえるでしょう。

どれも人やものを非難する際に発せられる、マイナスの意味が強い言葉なので、慎重に使う必要があります。

なぜアンチになるの?

アンチになってしまう人は「誰かに認めたれたい」「劣等感を打ち消したい」などの心理的な欲求があるといわれています。自分に自信がない場合に、自分より圧倒的に優れている対象に対して、その気持ちの矛先が向かいやすくなるのです。

アンチ 心理

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誰かに認められたい

「承認欲求を満たされたい」という心理が働くことで、アンチになってしまう人がいます。

このような心理を持つ人は、「アンチ的な意見」を世の中に発信し、自分の意見に賛同してくれる人が多いほど「自分は世の中に支持されている」と思うことで安心感を得たがる傾向にあるといわれています。

誰かと共感しあうことは人間にとって重要なことですが、それにより誰かを過度に傷つけたり、悩ませたりしてしまうのは考えものです。アンチ的な意見の発信は、感情的にならず、常に理性的であるべきといえるでしょう。

劣等感を打ち消したい

人は誰しも、劣等感を抱いてしまうものです。しかし、この劣等感が強くなりすぎると、自分を守ろうとする心理が働いてしまい、アンチ的な行動や意見に傾いてしまうことがあるといわれています。

自分よりも優れた人に出会ったとき、その差を受け入れられない反動で、その優れた対象のことを本気で「嫌い」になったり、その対象に「マウント」を取ったりすることで自分を守ろうとするのです。

このようなケースでのアンチ活動の背景には、不安や恐怖があるといわれています。自らの抱えているコンプレックスを打ち消すために、アンチ的な行動や発言をしてしまうと考えられるでしょう。

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