「いいことがない」と感じる原因は?
「最近いいことがないな」「ツイていない」と感じる人には、自分では気付かない原因があるはずです。まずは三つの原因の中から、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
肉体的にも精神的にも疲れている
家事・育児・仕事の全てを頑張りすぎていると、体も心もキャパオーバーになってしまうことがあります。十分な睡眠がとれていない、自分の時間が確保できないなどの状態が続いていることはありませんか?
無理をしていると、体はもちろん、気付かないうちに心も疲弊してしまうものです。また、悩みを抱えたまま過ごしていては、本来の力を存分に発揮できません。ミスを繰り返して、余計な仕事が増えてしまうこともあります。
悪循環に陥ってしまう前に、状況を見直して適切な休息をとりましょう。家族や友人に悩みを相談してみるのもおすすめです。
人と比べてしまう
周りの人と自分を比べることも、「いいことがない」と感じる原因の一つ。自分がつまずいているときに、うまくいっている人を見るとますます落ち込んでしまうものです。
全てのことを「あの人はいいな」「なんで自分だけ…」と比較して考えるようになり、本来であれば喜べたり楽しめたりすることも、つまらなく感じてしまいます。
一見幸せそうな人も、内面ではいろいろな悩みを抱えているものです。また、幸せを感じる基準は人によっても異なります。今ある自分の状況を見つめ直し、目の前の幸せを見逃さないようにしましょう。
生活パターンに変化がない
行動や思考の変化が乏しく、マンネリ化していると「なんだかつまらない」と思うようになります。平日は家事・育児・仕事、休日も家事・育児の繰り返しで、変化がないことに退屈を感じているのかもしれません。その結果、日々の過ごし方がワンパターンになり、「面白いことがない状態がずっと続くのではないか」というネガティブなスパイラルにはまってしまうことも。
行ったことがない場所に出掛けたり、久しぶりに友人と会ったりすると、新鮮さを感じられるでしょう。
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いいことがないときの対処法
最近いいことがないと感じるときは、どのように脱出すればよいのでしょうか。今までの行動や考え方を、少し変えてみるだけでも違ってくるはずです。まずは無理なく実行できる対処法からトライしてみましょう。
心身を休める
体が疲れているときは、メンタルにも影響が出やすいものです。十分に眠れていない、休息がとれていないなど、思い当たる節がある場合には、睡眠時間を増やしてみましょう。
また、おいしいごはんをいっぱい食べたり、1日好きなことだけをしたりするのもおすすめです。目が離せない子どもがいる場合は、家族の助けを借りてみましょう。
しっかりと疲れを取り、体力が回復すると、思っている以上に気持ちがポジティブになります。つまらなかったことが楽しいと思えるようになり、ささいなことにも幸せを感じることができるでしょう。
ポジティブな言葉を使う
「疲れた」「いいことがない」などのネガティブ発言が増えている場合は、ポジティブな言葉を意識して使いましょう。ネガティブな言葉を使うと気持ちが沈み、無意識のうちに心が影響を受けてしまいます。
また、ネガティブな思考は必要以上に物事を悪く捉えてしまい、いやなことをどんどん引き寄せてしまいます。悪いことが起こっても、ポジティブな気持ちで受け止められれば、大したことではないと感じられるケースもあるのです。
ネガティブな言葉を口に出しそうになったら、ポジティブな言葉に言い換えられないか考えてみましょう。
例えば、疲れたときは自分に対して「お疲れさま」と声を掛け、面倒なことを頼まれたときは「誰かの役に立てる」とプラスの方向に捉えると、気持ちも前向きになります。
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