Q.白髪染め、続けるべきか迷ってます。いっそ、グレイヘアにするのもあり?
白髪が気になって定期的なカラーリングが欠かせません。めんどうだし、いっそやめてしまいたいけど、周囲からの視線が気になります。(42歳・メーカー・8歳の子のママ)
A.全然いいと思います!
編集部:アラフォー女性が集まると、時おり「このごろ白髪が増えて…」といった話題に発展します。男性から見て、女性がありのままの姿を見せるのはどう思いますか。
登坂さん:最近、近藤サトさんがグレイヘアにして話題になりましたよね。僕は10年くらい前からやってますけど、全然いいと思いますよ。近藤さんが扉を開いたら、けっこうみんなついてきた、みたいな。みんな心の中ではそれを望んでいたというか、「私もそうしたかった」って思っている人がたくさんいたんだと思いますね。
編集部:登坂さんも自然体でありたい、と思って今のスタイルに?
登坂さん:僕も最初は染めていたんですけど、そのうちだんだん不自然というか、ナチュラルじゃない感じになっていくんですよ。なんかもう色もヘンだし、髪のコシがなくなってペタっとしてくるし、痛いし、髪の毛も痛むし。なんかやんなってくるんですよね、「なんで黒じゃなきゃいけないんだよ」って(笑)。それから解放されるだけで精神的にかなりラクになったし、楽しくなりましたね。
女性のみなさんも、「老けてみえるんじゃないか」と気にされたりしているのかもしれないですけど、「こうじゃなきゃならない」ってないと思うんですよ。そのままの姿でもみんなきれいですし、魅力的です。髪の毛も含めて自分の個性だと思いますので、男性、女性に関係なく、どんどんやっていけばいいと思います。
取材・文/佐々木 恵(スタッフ・オン)
フリーアナウンサー
登坂淳一
1971年生まれ。NHK入局後、和歌山放送局を経て2003年に東京放送局へ異動。「おはよう日本」や正午のニュースなどを担当した。2018年にNHKを退局後は、フリーアナウンサーとしてTOKYO MX「TOKYO LOVE SPORTS」、BSフジ「BSフジニュース」などを担当するほか、バラエティ番組でも活躍中。