Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2019.08.18

元彼は「7股経験アリの既婚男性」。アラフォー美人のキャリア女性が浮気に走った理由〜裕子さんの場合vol.2

 

コミットメントが苦手で離婚したけれど、付き合うのは既婚者ばかり。そんなアラフォーバツイチ美女たちの抱える心の闇とは?ー人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー! 幸せになることをあきらめない、裕子さんが経験した離婚の話、第2回。

Tags:

7股不倫する既婚男性との交際から学んだこと

離婚後の恋愛で迷走中の裕子さん。一時期は7股かけたこともあるモテモテ既婚男性と交際していたことも。

前回のお話▶︎人呼んでプリンセスならぬ「不倫セス」。離婚後、不倫ばかりにハマってしまうのはなぜ?

さかい:7股!? 

裕子さん:はい。7股していたのは私と別れてからなんですが…。でも仲良くなった女の子とランチしててお互いの彼氏の話をしていたら、「今海外に出張に行っている」とか、彼の職業などから、同じその彼と付き合っていることが判明したんですよね。その彼は業界有名人だったから、他の女の子がSNSで彼と付き合っていることを匂わせている投稿を見かけたりして、「この子とも付き合ってるんだ…」ってわかったこともありました。

よく聞く〝不倫あるある〟なんですが、こういう既婚者男性って仕事ができる上、とにかくマメ。裕子さんの元彼も、奥さんと子供がいて、さらには他の女性が居るのにに裕子さんにも毎日20通以上メールが来るし、週3、4回はデートしていたそう。

―結局、浮気する男性はものすごぉく体力がある、ってことなのかもしれません(苦笑)。

そして私が、「裕子さんってぶっ飛んでいるな〜」と思ったのは、彼女が彼の気持ちが理解したくて、自分も浮気しまくってみたという話。

裕子さん:自分も浮気してみたら、心と身体は別なんだ、ってことがよくわかりました。それまでは、浮気されるのが怖かったんですよね。浮気されたことで自分はダメなんだ、って自己否定にまで繋がっていた。でもこの経験から浮気がたいしたことではないとわかったので、今は「したいならすれば?」って思えるようになりました。

コミットメント恐怖症を克服したい!

そもそも裕子さんが既婚男性とばかり付き合っていたのは、元夫の束縛がすごくて独占しようとして来ない人が良かったことと、恋愛で信じて傷つくのが怖かったことも大きな原因。

それに加えて、前回お伝えしたように「いいなと思ってる男性でも、薄くなって来た頭頂を見ちゃったら、『私はこの頭頂部の経年劣化を見続けて愛しいと思うことができるか?』って、自問自答しちゃうんです」という、彼女自身が誰かを愛し続けることができない〝コミットメント恐怖症〟な傾向があるから。

裕子さん:既婚男性って、家の中にだらしない姿の女がいるから他所で恋愛したくなる、というのもあると思うんですよね。だから結婚生活に緊張感を持てる人がいいなと思っていたし、自分のだらしないところを見せてマンネリの関係性になるのも怖かった。そのマンネリを乗り越えられる気がしなくて、男性と付き合ってもいつも自分から振っていたんです。

だけどここ最近、そんな心境が変化しつつあるといいます。

裕子さん:今は、生活に少し緩みが欲しくなって…。結婚して、幸せなパートナーシップが欲しいなあと思い始めたんです。それには〝コミットメント恐怖症〟な自分を変える必要がある。よく、「思考を変えると現実が変わる」って言うじゃないですか。だから自分のこの恋愛の癖を直して、現実を変える実験を今してみているんです。

この「思考を変えると現実が変わる」。このフレーズこそが、今回、裕子さんと次の日に取材した莉緒さん、ふたりから立て続けに私、さかいが受け取ったメッセージだったのです。

長年感じていた自分の恋愛の癖を、どうすれば直せるんだろう?―そう考えていたときにちょうど裕子さんが同じようなことで悩んでいて、それに対してヒントとなる答えをくれたのですね。これぞまさに、「シンクロニシティ」ってやつではありませんか!思わず興奮してしまった私。

さかい:わ〜!私もまさに今、裕子さんと内容は違うけれど同じようなことで悩んでて、自分の思考を変えたいって思ってたんです。一体裕子さんは、どんなことをしてその実験をしてるんですか?

「思考を変えると現実が変わる」という実験、裕子さんは実際どんなことをしているのか、という話は次回に続きます。

▶︎「恋愛で傷つくことがいちばん怖かった」〝不倫セス〟と呼ばれていたバツイチ美女が再婚を考えるようになるまで〜裕子さんの場合vol.3

(※プライバシー保護のため、取材内容を一部変更しています)

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

 

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!