かき氷がおいしい季節はこれから!? 秋果実にハロウィン…、秋から賑わう熊谷の聖地【そうだ、慈げんに行こう!】 | Domani

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LIFESTYLEリラックス

2019.08.27

かき氷がおいしい季節は秋と冬!? 「ハロウィン氷」「クリスマス氷」を食べるなら【かき氷の名店『慈げん』】

日本一暑い街・熊谷に向かう人たちの多くは、「早く来い来い、秋!」と願っているとか。暑さに疲れたからではありません。秋だからおいしい「かき氷」があるからなのです。

Text:
南 ゆかり(フリーエディター・ライター)
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秋の味覚はかき氷でいただく!

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今年も暑い日が続きましたね。暑さの記録で知られる埼玉の熊谷では、駅前に冷却ミストが吹き出し、今年も「雪くま」というご当地かき氷を盛り上げるポスターやのれんが、あちこちに張り出されました。

こんなふうに、街ごとかき氷で盛り上がる熊谷にあって、名店「慈げん」のファンは、ずいぶん早くから「秋よ来いこい」と心ひそかに願っています。その理由のひとつは、慈げんのかき氷に欠かせない、果物がおいしい季節がやってくるから。

夏の終わりが待ち遠しい「いちじく」のかき氷は、慈げんでは数種類ありますが、「いちじく好き」が必ず頼むのが、「いちじくのカプレーゼっぽいやつ!」(←これがメニュー名)。ビジュアルはこんな感じです↓。

氷の上にはいちじくを潰したシロップ(ジャムというほうが近いかも)、モッツァレラチーズ、パルミジャーノ、シャインマスカット、そしてオリーブオイルと塩こしょう。かき氷らしいガラスの丸い器ではなく、パスタを食べるような平皿。パルミジャーノはひと皿ごとにすり卸してかけるという、本格イタリアンなみの手のかけよう。お好みで味を調整できるよう、岩塩とこしょうが別添えされています。

かき氷にオリーブオイルやチーズがどうマッチするのか、肝心のいちじくとバランスが取れるのか、疑問に思う人も多いことでしょう。これが、ものすごく合うんです。

秋の果物はほかにも、柿、ラフランス、さつまいも、栗、かぼちゃ…。しっかりした味の、かき氷にはマッチしやすい果物たちが、いろんな形でメニューに登場します。そして、かぼちゃといえば…。そう、ほどなくハロウィンの季節がやってくる。かき氷にも、ハロウィンがやってくるのです!

ビジュアルが楽しいハロウイン氷

かき氷の名店「慈げん」が、年内でもっとも派手に彩られる(店内もかき氷も)のが、ハロウィンシーズン。登場するメニューはその年ごとに変わりますが、上の写真の「トリックオアトリート」は、2018年の大ヒット作。トップにのっているのが、寒天でつくった目玉、その下がレモンミルクヨーグルト、側面の赤いところ(血のりみたいの)がラズベリーシロップ。中にはラズベリームースやシロップなどが氷の間に入っていて、見た目はどギツくても、誰にも好かれるおいしさ。

また、「魔女のりんご」↓はドキっとする色と形ですが、味は優しい。いちばん外側の緑のところがしょうがりんごシロップ、その下の赤いところはりんご酢のシロップ。中にはミルクや煮たりんごが氷と層になっています。

また、2018年は「ハロウィン氷毒りんご」などのメニューもありましたが、今年はどんなメニューが登場するか…。今から楽しみ! あー、早く食べたい!

クリスマスはケーキよりもかき氷!

10月のハロウィンが終わるとすぐ、クリスマスの飾りつけがスタート。今では、さまざまなかき氷店でクリスマス氷を見るようになりましたが、これほど多くの種類を出すのは、間違いなく慈げんだけ。

こんなハート型の氷↓や、

こんなパフェ型↓(パフェではありません! かき氷です!)や、

なんだかホッとする、定番クリスマスケーキ型のかき氷↓

などなど、ある年は総勢10種類。それも日々ラインナップは変わります。そして、「甘そう」「大きそう」と思ったら大間違い。ホイップクリームばかりでなく、レモンミルクヨーグルトがデコレーションに使われていたりして、甘さは軽やか。中がシロップと氷で何層にもなっていたり、違う味が挟み込まれているので、飽きがこなくて、「大きそう」どころか「もっと食べられる」というのが正直な感想。でも、満足感はかなり大きいです。

店主の宇田川さんいわく、「もっと食べたい、お代わりしたい、という味や量にする」のがコツなのだそう。そのたくらみに、見事にハマった人たちは、短いクリスマスシーズンに何度も繰り返し通うことになるのだそうです。

こんなふうに、かき氷のシーズンオフと思いがちな秋から冬こそが、おいしくかき氷が食べられるとき。ここまで紹介してきた果物や季節メニューは大きな要因ですが、もうひとつ、「冬は氷そのものがおいしい」ということもあります。

冬は、気温も湿度も低いので、「軽くてふんわり」のかき氷が作りやすいのだそう。夏は湿度も高くて、氷の溶けるスピードも早い。実はかき氷の作り手にとっては、やりにくい環境なのです。でも、そんな夏ももう終わり。

いよいよ、かき氷が本当においしい季節がやってくる!
ただし、当日のメニューは行ってみてのお楽しみ。
ハロウィンメニューの状況などは、慈げんのツイッターで告知されるので要チェック。

※営業時間や整理券情報はツイッター「慈げんの業務連絡」@JigenKumagayaでご確認ください。

『真夏も雪の日もかき氷おかわり! 「慈げん」が人を熱狂させる5つのたくらみ』(小学館)1,500円(税抜き)

著/宇田川和孝
取材・文/南 ゆかり
かき氷に24時間をささげる店主と、そこに集まる熱狂的ファン120人の声からできた本、発売中! 見たことも聞いたこともないメニューの数々、それを生み出す店主の発想、かき氷をめぐる家族やファンのドラマ…。かき氷好きはもちろん、そうじゃない人も、必読!

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